二十四節気写真

2017年6月22日 (木)

二十四節気「夏至」2017

 6月21日は、二十四節気の「夏至」でした。暦便覧では、「陽熱至極し、また日の長きのいたりなるを以て也」です。
 「陽熱至極」となっていますが、日本の今は梅雨の真っ只中。今年の「夏至の日」当日は大雨になりました。一日中引きこもり生活でした。
 「夏至」の時期は、土手の周辺はどんな様子なのでしょうか。今回もまた、パソコン上で散歩に出かけましょう。夏の野の花が待ってくれていることでしょう。

 人はなぜ散歩するのでしょうか? 何を求めて…?
 散歩の達人、詩人の長田弘さんに聞いてみましょう。
          (森の絵本より)
~♪ どこかで よぶ声が しました。
   でも 見まわしても だれもいません。
       …………
      「いっしょに ゆこう」
      すがたのみえない 声が いいました。
   …………
      「きみの だいじなものを さがしにゆこう」
   すがたの見えない 声は いいました。
   「ほら、あの 水のかがやき」と、
   その声は いいました。
   声のむこうを きらきら光る
   おおきな川が ゆっくりと 流れてゆきます。
   「だいじなものは あの 水のかがやき」
   …………
   「たいせつなものは あの たくさんの 花々のいろ」
   「ほら、あの わらいごえ」
   …………
   夏がきて 秋がきて 冬がきて 春がきて
   そして 百年が すぎて
   …………
   どこかで よぶ声が しましす。
    「だいじなものは 何ですか」
    「たいせつなものは なんですか」  ♪~

 私たちにとって、大切なものとは何なのでしょうか? きらきらと輝く風景や野の花たちと対話しながら考える、それが散歩なのですね。長田さん。
 詩人の吉野弘さんが、四つ葉のクローバーを見つけたようです。何か幸福について考えているようです。
 哲学者の三木清さんも幸福について語っています。
 「幸福は表現的なものである。鳥の歌ふが如くおのづから外に現はれて他の人を幸福にするものが眞の幸福である。」と。
 では、自然や花々と対話しながら木津川土手周辺を散歩しましょう。

 ★二十四節気「夏至」2016へは、→ こちら
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   田植えも終わり、遙かに広がる水の国。
 なつかしい桑の実。青い空。白い雲。
 土手に咲き乱れるアカツメグサ、ヒメジョオン。

  ★二十四節気「夏至」2016後半へは、→ こちら
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   気がつくと、いつのまにか咲き始めたカワラナデシコ。
 いつも季節を知らせてくれるのは野の花々です。
 季節の変化に気づくとは、うつろう自然と時間の中にある自分に気付くこと。止めようもなく流れてく時間。その時間の中を旅をしている一人の旅人。わたし。
  6月23日は、沖縄慰霊の日。 夏に咲く花、夾竹桃♪~
 水の中から蓮の葉が顔を出し始めました。

  ★二十四節気「夏至」2015へは、→ こちら
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   夕日に輝く、寺田芋の畑のスプリンクラー。
 芽生え始めた蓮。
 夜の月見草。

  ★二十四節気「夏至」2014へは、→ こちら
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2017年6月12日 (月)

二十四節気「芒種」2017追加

 家に引きこもってゴロゴロと過ごしているうちに、二十四節気の「芒種」の時期も、どんどん進んでいきますね。
  初候 : 6/05~  蟷螂生ず       カマキリが生まれる頃
 次候 : 6/10~  腐れたる草蛍となる  蛍が飛び始める頃
 末候 : 6/15~  梅のみ黄ばむ     梅の実が熟す頃

 では、2014年~2010年の「芒種」をリンクして紹介します。

 「芒種」の末候は、「梅のみ黄ばむ」ですね。梅の実も黄ばみ始める頃です。
他の人の写真ブログを見ていると、蛍の写真などがアップされるようになりました。
あ~、もう蛍が飛び交う時期になったのですね。
 昔の人は、「腐った草から蛍が生まれてくる」と考えていたそうです。明時代の洪自誠により書かれた中国の古典「菜根譚」には、次のように書かれているそうです。
   ~汚れた虫も、蝉となって秋風のもと露を飲む。光らない腐った草も、蛍と化して夏に耀く。潔きは常に 汚より出、 明るきは、晦(くら)きから生まれる。~
 光は闇より生まれ、潔きは汚より出てくる。ウーン、なかなか深い言葉ですね。

 2014年の「芒種」へのリンクは、 → こちら 
  アジサイの花。鴻ノ巣山の椎の芽生え。梅の実。
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   この時期は、何と言っても田植えの頃。土手の木の上にはホオジロ。
 ノビルに花が咲き、水辺では、早くも涼を求める人の影。
  2013年の「芒種」へのリンクは、 → こちら 
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   田んぼは水の国に変貌。水の上を渡る風。光のざわめき。
 土手の斜面には花。ヤマボウシの白い花。ハナウドに虫。 
  2012年の「芒種」へのリンクは、 → こちら
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   宇治田原で撮ったカワトンボ。シジミチョウ。宇治川の栴檀の木。
 以前は、宇治川や宇治田原によく撮影に行っていました。
  2011年の「芒種」へのリンクは、 → こちら
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   この時期の言葉として、「麦秋」という言葉があります。2010年に琵琶湖の近くで撮った大麦の畑です。最近では、麦畑も見かけなくなりましたね。
 以前は、よく琵琶湖付近まで撮影に出かけていました。  では。また。
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2017年6月 8日 (木)

二十四節気「芒種」2017

6月5日は、二十四節気の一つ「芒種」でした。
 「芒(のぎ)ある穀類、稼種する時也」(暦便覧)です。
 芒種の頃の土手を散歩しましょう。
 いつものようにパソコンの中の記憶をたどりながらですが………。

 春には土手を一面に黄色く染めていたカラシナは結実を終え、今は白い穂が風に揺れているだけです。栗の花が落ち始めています。栗花落(つゆり)。もう梅雨入りです。
 白いカラシナの穂に混じり、ノアザミが季節の歌を歌っています。
    ~♪ 季節はいつも交差点
       やって来るものと
       去ってゆくものが
       風に運ばれ
       行き交う交差点
       出会いの時は心ときめかせ
       別れの時は涙する
       人もまた季節と同じだ  ……  ♪~
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   人は旅人。花もまた旅をする。鉄道に乗って。どこまでも。方々に…。 hobo。
 そんな世界を旅する花に出会いたい方は、……
   2016年の「芒種」・前半へ → こちら 
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  「花と話す方法」を知っていますか?
   「無言で示す命の素晴らしさ。損なうことなく、誇ることなく、みごとに生きる。無言で語る植物たちの奇跡。」花と語る方法を、詩人の長田弘さんが教えてくれます。
 詩人の吉野弘さんも語ります。「……そして気付く。ぼくらの季節があまりにも樹木の季節と違うことに。」 花と語り、樹木の声を聞く。そんなことを希望の方は、……
      2016年の「芒種」・後半へ → こちら 
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   芒種の頃。それは田植えの時期です。
 遙か昔。田植えは地域全体の大行事。田植え歌も聞こえていたことでしょう。
 それぞれの地方に独特の田植え歌があったそうです。
  私は田植え歌は聴いたことがないです。
 飛騨地方の田植え歌。内容がちょっと気になります…。 本音? 自虐ネタ?
    ~♪ 嫁にやるなよ 気多 山本へ 
       深い田んぼで苦労するーーぅい ♪~
 気多や山本方面の田は、沼田やあわら田んぼが多くあり苦労したそうです。

 現代は、田植機が活躍。地域のつながりも希薄に? 
  田んぼの風景は、…… 2015年の「芒種」へ → こちら 
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   シューベルトの「菩提樹」を聞きながら、巨木を巡りたい方。
 なつかしい桑の実に出会いたい方。
 寺田芋畑の夕景をご覧になりたい方。 
  こちらです。……  2015年の「芒種」・追加へ → こちら
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2017年5月26日 (金)

二十四節気「小満」・風

 5月21日は、二十四節気の「小満」でした。今年も「小満」の頃は、良い天気が続き、空は晴れて心地よい風が吹いていました。木々は緑の若葉を広げ、初夏の風は若葉を揺らしながら吹き抜けていきます。五月はやはり、「風」を感じる季節ですね。
 初夏の風を表した「風の名前」も多いです。風を楽しんだ古の人に乾杯です。
  「青嵐」。 「薫風」。 「新樹風」。 「若葉風」。
  「青東風(あおこち)」。「菖蒲東風(しょうぶこち)」。「落梅風」。
  「麦嵐」(麦秋の頃の風)。「ながし」。(初夏の長雨の頃吹く南よりの風。)

 初夏の風を、実に爽やかに歌った詩を一つ紹介しましょう。

     ~♪ かぜとなりたや はつなつの
     かぜとなりたや かのひとの
          まえにはだかり かのひとの
          うしろよりふく はつなつの
          はつなつの かぜとなりたや      ♪~

 「 かぜとなりたや はつなつの かぜとなりたや…」。爽やかな緑の風になって…。かの人のまわりを吹く、ちょっといたずらな風になって……。ほんとうに初夏の風になって、爽やかに吹き渡っていきたくなりますね。 お気に入りの詩。
 この詩は、詩人で版画家の川上澄生氏の「初夏の風」という木版画に彫られている作品ということです。棟方志功氏は、この作品をみて版画家を志したとか…。

 中原中也さんも風のでてくる詩を書いています。彼がこんな詩を書いていたと思うと、ちょっと安心しますね。ちょっとだけ…。
                                 (未発表詩篇/早大ノート)
  ~♪ 吹く風を心の友と             
     口笛に心まぎらわし
          私がげんげ田を歩いていた十五の春は
     煙のように、野羊(やぎ)のように、パルプのように、

     とんで行って、もう今頃は、
     どこか遠い別の世界で花咲いているであろうか
     耳を澄ますと
     げんげの色のようにはじらいながら遠くに聞こえる
     ・・・・・
     それが何処か?――とにかく僕に其処(そこ)へゆけたらなあ……
     心一杯に懺悔して、
     恕(ゆる)されたという気持の中に、再び生きて、
     僕は努力家になろうと思うんだ――         ♪~

「…僕は努力家になろうと思うんだ…」。15歳の頃の中也さんは、短歌を作ったり、弁論大会に出場したり……。 次の年には、落第、転校……。
 季節に風があるように、人生にもいろいろな風がありますね。

 今の時期、木津川土手の風景の中で、一番風を感じさせる植物といえば、「茅花(つばな)」です。風に吹かれるままに、飄々と揺れる白い穂は、何か漂泊感を感じます。
 では、「小満」の頃の木津川土手へ散歩へ行きましょう。風をいっぱいに感じながら……。ただし、パソコン上でですが……。
  ★2015年の「小満」へのリンク →  こちら
    ボブディランの「風に吹かれて」や種田山頭火の歌も出てきます。
  ★2014年の「小満」へのリンク →  こちら
        夕日に輝く茅花が見られます。
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   今の時期、土手で見逃せないのは「ノビル」です。のんびりしているのか? のびのびしているのか? 何かとらえどころがないところがいいですね。こんなことを言うのは、必死で生きているノビル君に失礼か?
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   ノビルは、万葉の頃にはちょっとしたご馳走だったようですよ。
  ~♪ 醤酢(ひしはす)に 蒜(ヒル)搗き合てて 鯛願う 我にな見えそ 水葱(ナギ)の羹(あつもの) ♪~
   意味:酢味噌(すみそ)和えのノビルと、鯛を食べたいと思っているのに、ナギの汁なんか見せないで下さい!
 「時代が変われば価値も変わるんでしょうね? ノビル君。」 では、また。
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2017年5月20日 (土)

二十四節気「小満」2017

 5月21日は、二十四節気の一つ「小満」です。初夏のまぶしい光があふれ、生き物たちの命が輝く季節となりました。ついこの前まで寒い風が吹いていたような気がするのに、もう季節はどんどん進んでいるのですね。

 体調が悪くて散歩に出られない私は、初夏の木津川土手に思いを馳せています。
 土手の榎の巨木も、きっと今頃は、緑の葉をいっぱいに広げ、涼しい影をつくっているだろうなと…。この巨木のことを思うと、いろいろな想いが湧き上がってきます。
 最初にこの巨木に出会ったのはいつのことだったか? 木と空と雲が対話していることを知ったのはいつのことだったか? 何故私は、老いることを嘆き、病を恐れ、あくせくと日々を生きているのか? いろいろ思いは尽きないです。

  詩人の長田弘さんは、巨木のでてくる詩をいくつか書いておられます。
 ~♪ ひときわ枝々をゆたかにひろげて、やわらかな影を落としてきた一本の大きな欅の木。……うつくしい樹冠をもつ、孤高の木。……
 たった一本、これほどにも高い欅の木がそこに在るという、ただそれだけの爽快な事実。ただ在るというだけのことが、その木のように潔く存在することであると知ることは、日々のなぐさめだ。……  ♪~   (独り立つ木)

 ~♪ ……生きるとは時間をかけて生きることだ。人はどうして、森の外で、いつも時間がないというふうにばかり生きようとするのか。古い森の奥の大きな樟の木の老人は何も言わず、ただ黙って、そこにじっと立っていた。♪~   (森の奥の楠の木)

 では、初夏の木津川土手の大榎に会いに行きましょう。そして、無言で語り合いましょう。巨木と空と雲と……。   ただし、パソコン上でですが……。
   2016年の「小満」後半へのリンクは → こちら 
      2015年の「小満」続きへのリンクは → こちら 
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  今の時期の土手は、植物たちがあふれています。ネズミムギの穂が初夏の風に揺れ、あふれる光を乱反射してキラキラと輝いています。実りを終えたカラスムギの白い穂が揺れています。間もなく麦秋と呼ばれる時期です。
 アカツメグサ、ミヤコグサ、ニワゼキショウ、ヒメコバンソウ。土手の斜面は、野の草が花盛りです。
 土手下の茶畑では、茶摘みが真っ盛りです。茶摘みの人が土手をゆきます。
 ああ、ほんとに良い季節になりました。
 そんな木津川土手に出かけましょう。 ただし、パソコン上ですが……。
      2016年の「小満」へのリンクは → こちら
      2013年の「小満」へのリンクは → こちら 
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2017年5月 5日 (金)

二十四節気「立夏」2017

 5月5日は、二十四節気の一つ「立夏」です。いよいよ夏の始まりの日です。
新緑。さわやかな五月の風。空を泳ぐ鯉のぼり。白い雲。いい季節になりましたね。

 5月2日は、体調が少し良かったこともあり、良い天気に誘われて宇治田原方面を車で走ってみました。5月2日は八十八夜でしたね。
 この時期には、茶畑に行きたかったのですがちょっと体力的に無理そうです。ここは、我慢して過去の茶畑の写真をリンクしておきます。
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   ★2012年の「宇治田原・和束茶畑」へのリンクは → こちら

 宇治田原方面では、田植えも盛んでした。水の張られた田んぼ。木々の新緑。柿の若葉が眩しいです。今回2枚だけ撮りました。(最初の2枚)
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   ★2013年の「新緑の宇治田原散歩」へのリンクは → こちら

  田原川のボタン桜は終わりかけでした。残念。カラシナは満開でした。
 最初の2枚が、今年の写真です。
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   ★2012年の「田原川の八重桜」へのリンクは → こちら

 この時期、藤の花が咲いていますが、写真にできるような藤には出会えませんでしたので、過去のリンクで見て下さい。
 ★2013年の「藤の花」へのリンクは → こちら
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   今回は、木津川土手へは行けていません。
 五月の風の中で、木津川土手の草花と遊びたい方は、次のリンクへどうぞ。
 ★2016年「立夏」へのリンクは → こちら
 ★2016年「立夏」追加へのリンクは → こちら 
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  ★2015年「立夏」へのリンクは → こちら 
  ★2014年「立夏」へのリンクは → こちら 
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2017年4月21日 (金)

二十四節気「穀雨」2017

 4月20日は、二十四節気の一つ「穀雨」でした。
 穀雨の頃は、変りやすい春の天気も次第に安定し、日差しも強くなってきます。柔らかな春の雨が降り、田んぼや畑の農作業も忙しくなってきます。
  ソメイヨシノなどの桜は終了し、遅咲きの八重桜の咲く頃です。
 土手では、黄色いカラシナの花が土手の斜面で風に揺れる頃です。

  「穀雨」の前日、無理をして宇治川の天ヶ瀬ダム湖周辺を車で走ってみました。足が痛くて少々痺れていますが、いつもよりは少しマシです。貧血症状のため、車を置いて、歩いて被写体を探すのは無理です。車の近傍のみ。当然ですが、妻の監視付きです。

 ダム湖をとりまく山の斜面は、春が少し遅れてやってきます。まだ山桜が残っていました。多くの木々が、芽を吹き始めています。間もなく新緑の時期ですね。
 芽吹く木々。青い湖面。。杉木立の中に山桜。
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   芽吹く木々の間に山桜。新緑に向かう山々。もう、新緑があふれる立夏の季節が始まっています。季節はどんどん進んでいきます。人を置き去りにして…。
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   停車したのは二ヶ所のみ。早々と引き揚げです。もう少し体調が良くなれば、撮影を楽しめると思いますが、今のところこれぐらいですね。早く横になりたい気分です。

 一応以下に、過去の「穀雨」へのリンクも貼っておきます。
  ★2016年の「穀雨」へのリンク → こちら
 土手には黄色いカラシナが満開です。
 キンポウゲやスイバ、ノアザミたちも
 立夏を目ざして広がってきました。
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  ★2016年の「穀雨」追加へのリンク → こちら
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  野の花特集。マツバウンラン。
  山吹の花。ミヤコグサ。
  ヘラオオバコ。待宵草など。

 

 

  ★2015年の「穀雨」へのリンク → こちら
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  八重桜も満開に。
  桜が終われば土手はカラシナの世界。
    寺田芋の植え付け準備。

 

 

  ★2015年の「穀雨」追加へのリンク → こちら
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  木津川土手のカラシナ。
  古川のカラシナ。
  鴻ノ巣山の八重桜。落花。

 

 

  ★2014年の「穀雨」へのリンク → こちら
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  井出の玉川の山吹。
  カラシナ。
  鴻ノ巣山の八重桜。 

 

 

 

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2017年4月14日 (金)

桜散歩 ~パソコン上で~

 桜が満開の時期だというのに、曇りの日が続き、おまけに先日は、かなりの雨も降りました。昨日と今日は、朝からよい天気でしたが、体調がイマイチで撮影には出られそうにありません。私にとって、今年の桜は終わったようなものです。
 そこで、パソコン上で過去に撮影した桜で花見をすることにしました。

    ~♪ さまざまの 事おもひ出す 桜かな ♪~

  これは、松尾芭蕉の句ですね。人は、その人それぞれに想い出の桜があります。みなさんは、どんな桜が頭をよぎりますか。
 石川啄木は、桜をどのように歌ったのでしょうか? ちょっと興味が湧いて、岩波文庫「啄木歌集」に載せられている歌、数百首全部を検索してみました。ほとんど見つからないですね。やっと見つけた一首です。啄木は桜嫌いだった?
    ~♪ 花咲かば 楽しからむと思ひしに 楽しくもなし 花は咲けども ♪~
 貧困と苦しい闘病生活の中にあった死の前年の作ですね。 花より病苦?

  では、パソコン上の花見に出かけます。最初は、やはり木津川土手ですかね。
  ①「遙かな鉄路」。富野鉄橋を電車が行きます。手をつなぐ母と子が見ています。
  ②「高いたか~い桜」。桜見物の家族。子どもはどこでも主役。
  ③「夕桜」。夕日に輝いて、落花に手をさしのべる女性。
       ~♪うちとけて 我にちる也 夕ざくら ♪~     (高井几董)
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   宇治田原町高尾です。高尾は霧の名所です。田原川から霧が湧いてきます。
  ①「山里に咲く」。霧の湧く小さな山里。小鳥の囀り。静寂。
  ②「霧の中に咲く」。空を指す杉木立。谷筋をから湧き上がる霧。
  ③「ライトライン」。向かいの山の斜面に咲く山桜。逆光で輝いています。
     ~♪桜花 いのち一ぱいに咲くからに 生命をかけて わが眺めたり♪~(かの子)
   岡本かの子さん、命をかけて眺める桜ってどんなんですか? もしか恋の歌?
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   京都府南部最大(?)の桜名所、背割り堤。宇治川、木津川、桂川の三川合流地点。
  ①「春の休日」。のんびりと堤を散歩する家族。  
  ②「金色の道」。道も桜も黄金色に。背割り堤の夕刻。
  ③「春の黄昏」。暮れてゆく背割り堤。遠く木津川の流れ。
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   次は、宇治川上流の天ヶ瀬ダム湖です。
  ①「春の放水」。天ヶ瀬ダムの春の放水です。雪解け水の水量調節。
  ②「光る風」。春風が、湖面に春の光を撒き散らし、吹き渡っていきます。
  ③「沸き立つ霧」。湖面から霧が沸き立ち、山の斜面を駆け上がります。
      ~♪桜花ちりぢりにしも わかれ行く 遠きひとりと 君もなりなむ♪~(迢空)
        今春知り合いが亡くなりました。
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   家の近くの鴻ノ巣山の桜と三ツ葉ツツジの競演。
  ①「競演」。三ツ葉ツツジと桜の競演。
  ②「躑躅道」。山頂をめざして登る二人。薄紫の花。続く道。
  ③「一休み」。昼寝から起きたところ? 
     ~♪春風の 花を散らすと見る夢の さめても胸の さわぐなりけり♪~(西行)
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   お終いは、宇治田原の里桜(八重桜)。八重桜は遅咲きですね。これからです。
    ~♪花にちる 人の心を引きとめて  しばしおくるる 八重桜花♪~(伊藤左千夫)
  ①「散歩道」。土手の道を車椅子で散歩です。介護中。
  ②「休日の子どもたち」。遊歩道をゆく子どもたち。どこへ?
  ③「八重桜の頃」。この時期は田植えの頃。夕日が沈むまで作業。
          ~♪ 日は高く 人それぞれに 桜かな ♪~   では。また。
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2017年4月 5日 (水)

二十四節気「清明」2017

 4月4日は、二十四節気の「清明」でした。若葉が萌え、花は咲き、鳥は歌い、万物が一年中で最も清らかな時期です。
 今年は寒い日が続き、春が少し遅れていたようです。京都南部では、桜はまだ満開とはいきません。三部咲きといったところでしょうか。

 4日の「清明」当日は、朝から空は晴れ渡り暖かい一日となりました。私は午前中、日の当たる物干し台で読書をしました。空を見上げると青い空が広がり、雲が流れてゆきます。あまりに春らしい日なので、耐えきれず一大決心をしました。ちょっと大げさですが・・。数ヶ月ぶりに撮影に行こうと・・・。 貧血は最悪の状態ですが・・・。
 散歩写真の自己ルールからはずれますが、車で木津川土手に上がり、車の周辺だけで撮影するつもりです。自転車で散歩しながら行くなど到底無理です。
 桜はまだ十分に咲いていないですが、早咲きの陽光桜なら満開になっているはずと睨みました。土手には、2本だけですが、陽光桜があります。
 午後から出かけました。カメラを持つと突然、人が変わったように無鉄砲になる私を監視するため、妻もくっついてきました。 ウーン・・。

  狙い通り陽光桜は満開でした。散歩する人や春休みの子どもたちも行き交い、のどかな春の一日です。 中原中也の一節。
 ~♪ ああ、しづかだしづかだ
    めぐり来た、これが今年の私の春だ。
    むかし私の胸博つた希望は今日を、
    厳めしい紺青となつて空から私に降りかかる  ♪~
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   ヒヨドリでしょうか、鳥たちも蜜をなめにやってきました。
 木の周囲には、黄色いタンポポが咲き乱れています。
 木の下を通り、曲がりくねった土手の道が遙かにつながっています。この道を走りたい衝動にかられます。道の先にあるものが何であろうと・・・。 
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   土手の斜面では、オオイヌノフグリとオランダミミナグサが春の歌の二重唱。
 ツクシも出ていました。今季初のツクシです。最後のツクシかも・・・。
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 ホトケノザも、たくさんの手を挙げて、喜びの声を上げているようです。
一日中、ここで過ごせたらどんなにか幸せでしょうか。
 しかし、貧血の息切れ、目まい、足の痺れが限界です。土手の斜面を上がり下がりして、被写体を探すのは、今の私にとって思った以上に過酷です。わずか30分程度の短い時間でしたが、「清明」の日の一時を楽しみました。  

 

 

   過去の「清明」へのリンクもつけておきます。
  2016年の「清明」へのリンクはこちらから → こちら
2016年の「清明」では、茨木のり子さんや石垣りんさんの詩を引用して、ツクシなどの野の花、桜やカラシナの風景を楽しむことができます。
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   2016年の「清明」追加①へのリンクはこちらから → こちら
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 野の草花たち。ムラサキサギゴケ、カラスノエンドウなど。
大榎の芽吹き。
桃の花。 

 

 

    2016年の「清明」追加②へのリンクはこちらから → こちら
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  鴻ノ巣山の三ツ葉ツツジ。

 

 

 

   2016年の「清明」追加③へのリンクはこちらから → こちら
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  雨の日の桜。
  散りゆく桜。 

 

 

 

   2015年の「清明」へのリンクはこちらから → こちら
   Seimeilink007土手の桜。
 落花。
 上田敏の訳詩。志賀直哉「早春の旅」の紹介。  

 

 

    2014年の「清明」へのリンクはこちらから → こちら
   Seimeilink008桃の花。
 三つ葉ツツジ。
 ツクシなど土手の草花。桜。

 

 

   2013年の「清明」へのリンクはこちらから → こちら
  Seimeilink009_2土手の桜。桃の花。
 文化パルクの桜。
 古川土手。柳、桜。 

 

 

   2012年の「清明」へのリンクはこちらから → こちら
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 宇治田原高尾の桜。霧風景。
青谷梅林の霧風景。 

 

 

 

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2017年3月20日 (月)

二十四節気「春分」2017

 3月20日は、二十四節気の春分でした。彼岸の中日です。「暑さ寒さも彼岸まで」とは、よく言ったもので、ここ数日温かくなりました。
 私は、物干し台で読書を楽しみました。花粉症なのでマスクは必須です。日に当たっていると暑いくらいです。
  春の野草と対話をするために散歩に行きたいのですが、どうも体の方が言うことを聞いてくれません。椅子から立ち上がっただけでも、立ち眩みで頭が痛くなります。これでは、カメラを持って、得意のローアングルで野の花を撮影するのは無理です。
 というわけで、今回も過去の「春分」へのリンクのみになります。
 梅と桜の端境期で被写体に苦労する時期です。

    2016年の「春分」へ → こちら
Shunbulink001 岸田衿子さんの詩「急がなくてもいいんだよ」
に合わせて、春分の日を楽しみます。
左の写真は、モクレンの花芽に夕日。 

 

 

 

    2016年の「春分」の追加へ → こちら
Shunbulink002 緋寒桜とメジロ。
土手の早咲きの桜、陽光桜。
木津川土手のユキヤナギ。

 

 

   2015年の「春分」へ → こちら
Shunbulink003 野の花たち。つくし。
オオイヌノフグリ。オトケノザ。
文化パルクの梅。

 

 

   2015年「青谷梅林」  → こちら
Shunbulink004 青谷梅林へ。
メジロ。夕映えの梅。
左の写真は、青谷梅林より木津川遠望。

 

 

   2014年の「春分」へ → こちら
Shunbulink005 鴻ノ巣公園の梅。
野の花たち。
木津川土手の梅。 

 

 

   2013年の「春分」へ → こちら
Shunbulink006 大榎と梅。
木津川土手の梅。
鴻ノ巣山の梅。

 

 

   2012年の「春分」へ → こちら
Shunbulink007 つくし。菜の花。サンシュユ。
青谷梅林へ。
古川土手、柳の芽吹き。

 

 

 

   2011年の「春分」へ → こちら
Shunbulink008 河津桜。
フキノトウ。
メジロ。

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