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2018年2月11日 (日)

二十四節気「立春」・一本の老木

 二十四節気「立春」2018の続編です。
立春の風景を求めて、午前中は古川の土手へと出掛けました。
古川の土手には、間もなく最後を迎えるかも知れない一本の老木が立っています。
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  この老木と対話し、詩を作りました。相変わらず下手くそな詩で申し訳ないです。

~♪「一本の老木」
古川の土手に
一本の老木が立っている
百年の年月をこの場所で過ごしてきた
死の影のまとわりつく幹には
暗い洞が空き
哀しみを語る口のようだ

老木は無言の言葉で語る
 「老いるとは
  すべてを受け入れ
  生きるということだ」

すべてを受け入れるには
世界は美しいと言えないかも知れない
社会は変えられないかも知れない
冷たい冬の風が
幹の周りを一回りして駈けていく

老木はさらに無言で続ける
  「すべてを受け入れるとは
  あるがままの日々を
  考え深く生きるということだ」
老木の頭上には
無限の真っ青な冬の空が続き
白い雲が流れてゆく

古川の土手に
一本の老木が立ち尽くしている
朴訥として
不器用な姿をして ♪~

 一旦帰宅し、昼食休憩の後、午後からは大榎のある長谷川河口周辺へ行きました。
長谷川河口へは、富野荘という所から土手に上がります。
土手をサイクリングの人が走り抜けて行きます。
脇の竹藪にセンダンの木が生えていて、ヒヨドリか実を食べています。
長谷川河口といえばノイバラです。赤い鋭い棘を生やしてきました。
ノイバラくんの春が始まっていますね。
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  ノイバラの撮影に夢中になっている間に、西の空からもの凄い風とともに雪しぐれがやってきました。大榎の空の上も雪雲です。丸いヤドリギか面白いですね。
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  雪しぐれに追われて、大榎方面から寺田堤方面へ脱出。天気の回復を待って撮影再開。 流れた流れ橋の橋脚が、遠くに見えています。
このあたりは、オギやアシの河原が続きます。
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  オギが風になびいています。風は冷たく強いです。
日が傾いてきて、逆光でオギの穂だけが白く光っています。
土手の上を女性のランナーが練習しています。いつも見かける人です。
この冷たい風の中、ご苦労さんですね。
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  傾いてきた日の光は、温かみをましてあたりを包み始めます。
枯れ草が赤みを帯びやさしく輝きます。
服を着せられた犬も、やさしい光に包まれています。
服を着せられた犬と言えば、石垣りんさんの詩、「着物」ですね。文明批評?

~♪ …………
人間が犬に着物をきせたとき
はじめて着物が見えてくる
着せきれない部分が見えてくる

からだに合わせてこしらえた
合わせきれない獣のつじつま

そのオカシサの首に鎖をつけて
気どりながら
引かれてくのは人間です ♪~
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  木に引っかかった凧が、もがいています。子どもたちと別れてもなお、高みを目指しているのでしょうか? 束縛と自由。難しい緊張関係。
愛宕山方面の雪時雨に夕日が当たり、赤く染まっています。
~♪ 遠山に 夕日に染まる 雪時雨 ♪~
厳しい立春寒波の一日でした。 では、この辺で。
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コメント

墓石さん こんばんは。(*^-^*)

寒いですがお元気で良かったです。
古川へ行かれましたか。老木があるのですね。老いるとは
全てを受け入れて生きる。今の私にぴったりですよ。
若い時の様に何かをやりだす、てな事が出来ないですもの。
それでも日々を出来るだけ感謝して生きて行きたい
ものです。

寺田から堤防を車で大榎まで行けますか?
一度行きたいものです。流れ橋が見えてるから行けるで
しょうね。
雪雲が見えるのに雪は降らず、積もらないですね。

健やかでありますように。

投稿: 輝子 | 2018年2月12日 (月) 19時02分

輝子さん、こんばんは。
コメントありがとうございます。

この老木は、あまり写真にならないと思って無視して
いましたが、今回初めて挑戦してみました。
古川も河川工事が行われていて、どんどんコンクリート
の土手に変わっていっています。
今年は、カラシナの花は全滅だと思います。

大榎に車で行くには、登り口は富野荘からです。
ナビが無いと人に聞きまくることになりそうです。

輝子さんのブログに、スイセン登場していますね。
なにかスッと可憐ですね。真似が出来ないです。

投稿: 墓石 | 2018年2月12日 (月) 20時11分

墓石さま こんばんは。
今は「大河ドラマ」の時間ですが、
子供の頃から、大河ドラマって
苦手というか、なぜか好きになれなかったです。
学校で近代史を学ぶ時間も足りませんでしたし…

それが幸いしてか、画一的な歴史認識を
押しつけられなくてよかったと思わされました。

さて「老木の詩」、なんだか切ない詩で…
でも、わたしは老木も春の兆しも感じられないような
枯れた風景も好きです。
育った田舎の今頃の風景が、
そうだったからかもしれません。

「木には望みがある。
 たとい切られてもまた芽を出し、
 その若枝は絶えることがない。
 たといその根が地の中に老い、
 その幹が土の中に枯れても、
 なお水の潤いにあえば芽をふき、
 若木のように枝を出す。」
   いつか読んだ言葉です。

 古川の土手の枯れ木が、
 春には芽を出すようにと願っています。

 明日は診察の日ですね。
 現状維持が続くことを願っています。

投稿: ひかる | 2018年2月18日 (日) 20時47分

ひかるさん、こんばんは。
コメントありがとうございます。

私も大河ドラマは好きではいです。
気まぐれで横目で見ることもありますが。

「木には希望がある」ですか。いいですね。
古川の木が芽を出せば、またお届けします。
梅が咲き出したようです。また春が巡ってきました。
春の兆しを楽しみたいです。

明日は診察日です。
なぜか今からちょっと緊張しています。
心配することは、もはや何もないのですが。

投稿: 墓石 | 2018年2月18日 (日) 21時05分

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