« 二十四節気「大寒」2018 | トップページ | 定期診察(147)・7回目の輸血 »

2018年1月26日 (金)

土手に立つ一本の木

 先日の「大寒」の日に、木津川土手に撮影に行きました。その写真を「二十四節気・大寒2018」の記事としてアップしましたが、使わなかった写真がまだありますので、付け足しで掲載します。(別の日の写真も含まれています。)

 先ずは、木津川土手の大榎(六ヶ池の大榎)です。
すべての葉を落とし、冬姿の大榎です。

Ipponnok101Ipponnok102Ipponnok103  

 

 

 

 

  大空に向かって、大きく枝を広げる大榎。
ロングシャッターを切ると、寒風に枝が揺れていることが分かります。
Ipponnok104Ipponnok106Ipponnok105  

 

 

 

  写真を見ながら、現在の心境を大榎の詩にしてみました。

 「一本の木」
土手の上に
一本の木が立っている

木はこの場所で生まれ
この場所で育った
立ちつくしたまま
遙かな時空を旅してきた

冬の日
木はすべての葉を脱ぎ捨て
裸で寒風に晒され
震えるように揺れていた
おそらく木は病んでいるのだ
なぜか 今の私には分かる

いや 風で揺れているのではない
自らを震わせているのだ
大空に向かい腕を一杯に広げ
日の光に
吹きすさぶ風に
過ぎ去る雲に
育んでくれたものすべてに
全身を激しく震わせているのだ

夕日に雲が赤く染まるとき
一本の木が立っている
一つの決意を抱きしめ
こころの中に

 大榎のある長谷川河口付近をウロウロしました。
残り柿のある風景。河口付近の葦原。竹林のノイバラ。
Ipponnok201_01Ipponnok201Ipponnok201_02  

 

 

 

  土手の上はいつも、雲見の場所です。
私は、のんびりとした雲が好きなのですが、そうでない人も偶にはいます。
黒田喜夫という詩人がいました。
 ~♪「雲」
大抵のひとは
雲をながめるのが好きだろう

おれも好きだ
昔っから好きだ
 ………
晴れた日のぷかぷかした雲の様もよいが
嵐の前ぶれをみせて青黒く
乱れた雲が何よりだ
 ………  ♪~

黒田さんは、青黒く乱れた雲が好きだったようです。戦後、農民運動に参加し、結核の闘病を続けながら作詩を続け、波乱の人生を送りました。
私には、真似のできない人生です。

雲が雲間から漏れてくる光。いつの間にか青空。
冬の日は、激しく天気が変化します。冬の雲は足が早いですね。

Ipponnok302Ipponnok301Ipponnok301_01  

 

 

 

  土手に沈む夕日です。冬の夕日は、どことなく寒さを感じますね。

Ipponnok401Ipponnok402Ipponnok401_01  

 

 

 

 

  お別れは、雨の日に家の前で撮った南天の実です。
次の節気はもう「立春」です。早いですね。 では。また。
Ipponnok501Ipponnok502


|

« 二十四節気「大寒」2018 | トップページ | 定期診察(147)・7回目の輸血 »

コメント

墓石さん おはようございます。(*^-^*)
今日は土曜日。勤めてもいないのにゆったりするのは
何故でしょう。

寒いのによく土手へ行かれましたね。夕方はかなり
冷えて来るでしょ。元気ですね。

大きな木はすべての人を暖かく包むようで何回か見せて
もらってますが、大好きです。側に集う人々に安らぎを
与えてくれてますでしょ。そしてこの木に歴史が
詰まってるような。私もこの木の陰で休みたいです。

雲はいいですね。木津川は広いから360度の空が
見れますね。私の近くではそんなとこはないですね。
こんなに寒いのに撮影の元気!応援してます。

投稿: 輝子 | 2018年1月27日 (土) 10時39分

輝子さん、おはようございます。
寒い日が続きますね。
今年は、車のタイヤをスタッドレスに交換していないので、
雪を見にいくこともできないです。寒い日は、ただひたすら、
引きこもっています。

土曜や日曜は、観光地や町へ出ると混んでいるので、
家で過ごす習慣になっています。私の場合は、それで
気持ちがゆったりとします。町へ出る誘惑は、諦めています。

大榎ファンは多いです。何やら呪文のような、祈りの言葉
のようなものを行っている人がいます。何を言っているのか
知りたいですが、まだ話しかけていません。
来週も寒いらしいですよ。
輝子さんもお元気で。

投稿: 墓石 | 2018年1月27日 (土) 11時48分

墓石さま こんばんは。

寒くて家の中で引きこもっているので、
感動的な風景をありがたく拝見しました。

「青黒く乱れた雲」…気になるフレーズです。
何が起こるかわからない緊張感が
なんとなくいいです。
昨日、家の狭い窓から「青黒く乱れた雲」を見ていたら、
いきなり雪が降って来ました!
黒雲の隙間から光が差し込んでいる写真、
とってもステキです。

大榎は、体を震わせながら懸命に生きているのですね。
なぜか、大榎は大昔から存在していて
ゆったりと人を見守って、木陰で休ませて、
いつまでも生きているような気がしていました。
「がんばれ、大榎!」
消えてしまったら、道行く人も私も
とっても淋しくなりますから。

大榎が青々とした葉をつける季節が
待ち遠しいですが、複雑な気持ちです。
どうか、ご体調が守られますように。

投稿: ひかる | 2018年1月27日 (土) 19時32分

ひかるさん、こんばんは。
今日も寒い一日でしたね。
こちらの方も雪が舞いました。
雪が降れば、イヌのように喜んで撮影に出かけていましたが、
今はもう無理です。毎日、微熱が出ていて体の調子がイマイチです。

春になって大榎が芽吹くのを心待ちにしています。
大榎が葉を一杯に広げ、優しい木陰を作ってくれるのを
目標に頑張ります。とりあえずは、まず桜です。
ひかるさんもお元気で。

投稿: 墓石 | 2018年1月27日 (土) 20時29分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/522242/66323848

この記事へのトラックバック一覧です: 土手に立つ一本の木:

« 二十四節気「大寒」2018 | トップページ | 定期診察(147)・7回目の輸血 »