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2017年11月16日 (木)

残り柿の風景

 先日、宇治田原へ柿の撮影に行ってきました。胆石手術の後、病気の進行もあって体調が悪く貧血も進行して、起伏のある茶畑に撮影に行くのは2年ぶりのことです。
 2年間の変化は驚くべきものでした。いたる所で工事が行われていて、風景が変わっているところがありました。僅か2年というのに変化は大きいです。

 先ずは湯屋谷の茶畑。壊れかけた農機具小屋は、前と変わらず残っていました。
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  この茶畑で作業されていた女性に写真を撮らせていただき、写真をプレゼントしたことがありました。その後、ご主人を病気で亡くされたと聞きましたが、茶畑が維持されているところをみると、元気で仕事を続けられていることと思います。
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  茶畑は広いです。さらに茶畑の奥へと進みます。茶畑と柿の風景が続いています。
これらの柿はすべて渋柿です。渋を抽出して、お茶を包装する紙を強くするために利用していた、という話を聞いたことがあります。 真偽のほどは?

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  茶畑の一番高いところにやって来ました。少し息が切れます。
谷筋の向こう側の茶畑も見えます。山は紅葉が始まっています。
針葉樹の緑と広葉樹の黄葉のコントラストが美しいです。

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  湯屋谷を出て、高尾というところに向かいます。
途中の道端で、逆光に輝く柿を見つけました。紅葉している木もありました。

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  ~♪ふるさとの 秋ふかみかも柿赤き 山べ川のべ わが眼には見ゆ♪~
 これは、歌人古泉千樫の歌です。私のお気に入りの歌です。
 柿の実は、何故かふるさとを思い出します。
 かって多くの人が、故郷を離れて都市部へと旅立ってゆきました。その心の中には、故郷の風景が刻まれています。それは、秋になればすすきの穂がなびき、赤い柿の実が陽の光に輝いている風景ですね。
  高尾のすすきと柿の木の風景です。

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  自分が生きてきた半世紀を超える時間の流れの中でみたとき、その変化は途方もなく大きなものです。自分が子ども時代を過ごしたふるさとの風景は、もはや何処にもない風景かも知れません。目を閉じてしか見ることのできない風景です。

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  高田敏子という詩人も柿の実とふるさとを歌っいます。

~♪「柿の実」
枝に光る柿の実に
私のふるさとがある
遠い日の記憶の中にあるやさしい村
  ………
二階の窓にもたれて立って
夕日に光る柿の実を見ていると
峠のむこうのふるさとが浮かんでくる
 ………
縁に座っている 祖父母
その隣には
祖母が座り
母が座っていて
 ………
みんな静かな笑みをこちらに向けて
私を待っていてくれる
座布団の上に
柿の実が一つ
光っているのが よく見える ♪~

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  柿の木のある風景は、日本の田舎の原風景です。いつの時代から、柿の木が植えられるようになったのでしょうか?
 柿の種は、縄文の遺跡からも発掘されているようです。しかし、万葉集に柿の歌はありません。枕草子にも登場しません。
 それは、鎌倉時代だと言われています。突然変異で甘柿が登場したのが鎌倉時代、それから品種改良がくり返され、現在にいたったそうです。

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  紅葉もしだいに本格的になってきました。車から降りて、直ぐ撮影出来るような場所なら、貧血の私でも行けそうな気がします。探してみます。  では。また。
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コメント

墓石さん おはようございます。(*^-^*)

宇治田原へ行けて良かったですね。アップダウン
の多い湯屋谷茶畑を登られ、凄い!
最も高い茶畑の方はシンドイのに。これでは
墓石さんの体力回復かも、と思えますよ。

茶畑は少しのアングルの違いで、アレ何処だろ?
と思える箇所も2点あります。

2年ぶりとは思えない写力に脱帽!

投稿: 輝子 | 2017年11月17日 (金) 10時54分

輝子さん、おはようございます。

体力が回復したと言うより、気力の回復ですかね。
車を使って体力を使わないようなスタイルを考えて
います。
しかし、木津川の土手は、自転車でないと、どうし
てもやりにくいです。

今日は良い天気で気持ちがいいですね。
少し風かありますが…。
午後から少し太陽を浴びようと思っています。

投稿: 墓石 | 2017年11月17日 (金) 11時34分

お久しぶりです。宇治田原へ柿の撮影に行かれたようで、嬉しくなって思わず反応です(^^♪。
私はいまFaceBookもしばらく休みしているところですが、今日は久しぶりにパソコンに向かい、これまた久しぶりにあなたの写真をゆっくり鑑賞させていただきました。これからもっと過去にさかのぼって見せていただきますね。どうかご無理のないよう、でも気力を高めるべく、日々お過ごしください。sun

投稿: みず保 | 2017年11月19日 (日) 16時18分

みす保さん、お久しぶりです。
コメントありがとうございます。

その後、病気が本格的に進行して、今は貧血と骨の痛みに
苦しんでいます。
撮影にもほとんど出かけなくなりました。
みず保さんのFaceBookは拝見しております。
コメントをされる方が多く、しかもコメントにいつも丁寧に
ご返事をされているので、こちらからコメントさせていただ
くのは、ちょっとご迷惑かと遠慮しております。

寒い季節になりました。みず保さんも無理をされませんように、
お元気でお過ごしください。

投稿: 墓石 | 2017年11月19日 (日) 18時15分

墓石さま こんばんは

2年ぶりですか。
宇治田原の茶畑と残り柿の撮影に行かれて、
ホントにホントによかったです!

それにしてもなんと幻想的な風景なのでしょう。
青空と黄葉をバックに、透けた朱色の柿が
なんとも言えず美しいです。
遠い記憶を呼び覚まされるような
心に染み入る風景をありがとうございます。
貧血をおして撮られた絶景の写真、
私の大切なアルバムに収めさせていただきます。

それにしても、こんなに美しい日本は
独自の文化と感性を持つのに、
アメリカの隷属国家にされて、
豊かな自然が破壊され、米軍の基地となっていくのを
黙って見ている現状がやるせないです。
地位協定の記事を、じっくり読ませていただきますね。

ものすごく寒くなりましたから、
どうぞ、暖かくしてお過ごしくださいね。

投稿: ひかる | 2017年11月20日 (月) 20時45分

ひかるさん、こんばんは。
写真を見ていただきありがとうございます。
その上、コメントを頂きありがとうございます。

心の準備がないまま、急に寒くなってきて困っています。
まだ、ストーブなどの暖房器具を出していなかったです。
炬燵は出してありますが、これだけでは寒いです。
明日、ストーブを出してきます。
ひかるさんも、風邪などひかれませんように。

日米地位協定の問題は、マスコミももっともっと問題点を
指摘して欲しいものです。
昔、ジラード事件というのがありました。私は子供でしたが、
今だに憶えています。先日も沖縄で、交通事故で亡くなりましたね。
何も変わっていないです。
私の下手くそな解説を読むより、日弁連の地位協定改定の提言
というのが、分かりやすいですよ。

投稿: 墓石 | 2017年11月20日 (月) 21時54分

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