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2017年11月 2日 (木)

二十四節気「霜降」・柿の実

 今は、二十四節気の霜降の時期です。間もなく紅葉も本格的になることと思います。
10月30日に近畿地方では、今年の木枯らし1号が吹きました。
 では、晩秋の風景を楽しみながら散歩しましょう。(ただしパソコン上で…)

 稲刈りが終わり、田んぼはすっかり土が露出しています。そこに藁束が地蔵のように立ち並んでいます。空は青く、白い雲が流れていきます。
 人はしばしば、雲と対話しながら、未来や過去に思いをめぐらせ、自分自身を見つめてきました。遙か古の清少納言さんも雲を見ていたのでしょうね。きっと。
 調べてみました…。 ありました!♪

~♪ 枕草子238段 「雲は白き」
雲は、白き。紫。黒きもをかし。 風吹くをりの天雲。
あけ離るるほどの黒き雲の、やうやう白うなりゆくもいとをかし。
朝にさる色とかや、文にも作りけり。
月のいと明かき面に、薄き雲あはれなり。 ♪~

  私は、ぽっかり浮かんだ白い雲が好きなのですが、清少納言さんは、黒雲や雨雲にも心惹かれています。宮中の難しい人間関係を巧みに乗り切っていた、やり手な女性だったのでしょうね。

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  柿も赤く色づいてきました。吉野弘さんの詩に柿の木を歌った詩があります。
~♪ 「夥しい数の」
夥しい数の柿の実が色づいて
痩せぎすな柿の木の華奢な枝を深く撓ませています
 ………
枝を撓ませている柿の実は
母親から持ち出せる限りを持ち出そうとしている子供のようです

能う限り奪って自立しようとする柿の実の重さが
限りなく与えようとして痩せた柿の木を撓ませています

晩秋の
赤味を帯びた午後の日差しに染められて ♪~

 痩せた親木。旅立とうとする、夥しい数の赤い実。命のリレーのドラマ。
 晩秋の傾きかけた陽ざしが見守っています。
晩秋の日の散歩をさらに続けたい方は、
二十四節気「霜降」2011へどうぞ → こちら

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  籾摺り機のある小屋の側には、大きな籾の山が出来ています。私はかってに、「籾富士」と名前をつけています。世間で一般的に通用しているかどうかは分かりません。
 籾殻に火がつけられて、煙があたりに立ちこめます。こんな場所で、晩秋の空気が作られているのですね。

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  晩秋の道を行く人も、どこか遠くを見ているような気がするのは、
私だけの感傷でしょうか?
 晩秋の風景をさら散歩したい方は、
二十四節気「霜降」2012へどうぞ → こちら

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  案山子、アキアカネ、藁地蔵、チカラシバ、ムクドリの群れ、すすき……。
下手くそな写真で申し訳ないですが、晩秋の風景をさら散歩したい方は、
二十四節気「霜降」2010へどうぞ → こちら

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コメント

墓石さん こんばんは。(*^-^*)

如何にも晩秋の時期になりましたね。籾殻を燃やす
匂いは如何にも晩秋です。懐かしいですよ。
土手の下の田んぼでは、そんな作業で忙しい農家の
方が多いでしょうね。

検診はまず良かったですね。命ばかりは解らないので
もっともっと生き延びて下さる事を祈っています。
今日は夫の前立腺の検診でついて行きました。
少しばかり数値が上がっているので、正月明けに
1度CT検査ですって。3年間こういった検査は皆無
でしたからね。また間もなく市民検診で陽性が出た、
腸の検査が控えています。本当に何が起こるやら解らない
です。

1昨日やっと田原へ行きましたが、変わって来ました。
高速の工事に関連でもしてるのでしょうか。撮影
ポイントの5か所は撮れなくなって、ショックです。

投稿: 輝子 | 2017年11月 2日 (木) 18時31分

輝子さん、こんばんは。

少し寒くなりましたね。
よい天気が続いて、撮影に行きたかったのですが
体調を考えて自重していました。
輝子さんは、宇治田原に行かれたようですね。
ブログで拝見しました。よく冷え込んでいたので、
朝霧が見られたかも…。
宇治田原も変化が激しいのですか。
あまり行けていないのでよく分かりませんが……。
私は湯屋谷の茶畑にも、高尾にも久しく行けてないです。
柿の撮影時期ですね。行ってみたい気がしています。

歳をとると何があっても不思議はないですね。
お元気でお暮らし下さい。

投稿: 墓石 | 2017年11月 2日 (木) 19時49分

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