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2017年9月 7日 (木)

二十四節気「白露」2017

 9月7日は、二十四節気の「白露」でした。しだいに涼しさが増し、秋を感じることが多くなる頃です。野ではススキの穂が出始め、夜は虫たちの大合唱です。

 日本ではお盆の頃、提灯に明かりを灯して先祖の霊が帰ってくるとされています。その時、ほおずきは提灯のかわりを務めます。今の時期、その役目を終えたほおずきは、破れてもう筋ばかりになっています。
 稲が実り始め、季節労働者の案山子たちも忠実に仕事に就いています。
  大榎の下で、子どもたちが過ぎ去った夏休みを捜しています。

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  ~♪「白露の日に」~季節との対話~

今 静かに過ぎゆく一つの季節がある
朝には白く輝く露に心奪われ
昼には稲穂を揺らす風の音を聞く
蓮の花托は一斉に手を振り
過ぎ去る季節を惜しむ

新しい季節の始まりに思いをはせ
蔓穂の花は大空に向かって立ち上がり
赤とんぼは澄んだ目で流れる雲を追っている
うろこ雲は夕日に赤く
家路を急ぐ少女を優しく包んでいる

人はいつも季節と対話してきた
そのたびに季節は無言の言葉で語った
うつろう時間の中で風景を共にし
心を透明にすること
それが対話であると

夏の終わりに
赤い火を灯すほおずきを提灯にして
あの人達は夕暮れの道を去って行った
季節と対話しゆっくりと後を追う
ほおずきを提灯にして          ♪~

 この詩に合わせて、木津川土手周辺を散歩したい方は、
二十四節気「白露」2014へどうぞ → こちら

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  詩人の高田敏子さんが、過ぎ去った夏について詠っています。

 ~♪「九月」
夏は行ってしまった
とても愛しているものたちを
おきざりにして
…………
おきざりにされたものたちばかりが
言葉少なに 私をとりかこんでいる
…………
ひまわりは 夏の去った方向に
背のびばかりして 痩せてゆく
麦わら帽子は 夏のほてりを
胸に抱きしめている   ♪~

「愛しているものたち」、「おきざりにされたものたち」とは、どんな人たちのことでしょうか? 戦争の終わった夏。置き去りにされたもの。今の時代であるからこそ、噛みしめたいですね。

 元気な子どもたちは、まだまだ夏を追いかけているようですが、もう夕暮れです。
  夏の想い出を胸に、木津川土手周辺を散歩したい方は、
二十四節気「白露」2013へどうぞ → こちら

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  ~♪ 露と落ち   
   露と消えにしわが身かな
   なにわの事も
   夢のまた夢   ♪~

 これは、豊臣秀吉の辞世の歌とされるものです。露といえば、儚いものの代表ですが、果たしてどうでしょうか? 朝日に輝く露は、希望のようにも見えますが…。
 あなたの場合は、どうですか? それを確かめたい方は、
二十四節気「白露」2011へどうぞ → こちら

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~♪ 馬追虫の 髭のそよろに来る秋は まなこを閉じて 想い見るべし ♪~
  長塚節の歌ですね。目を閉じて想いみる秋。心の中の秋はしみじみとしています。

~♪ ゆく秋や 日なたにはまだ 蟻の道 ♪~
 江戸時代の堀麦水の句です。秋が進んで行きますが、夏もまだまだ残っているようですね。季節の歩みは、いつも行きつ戻りつです。
 さらに季節の散歩を続けたい方は、たいした写真はありませんが…、
二十四節気「白露」2010へどうぞ → こちら

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コメント

墓石さん こんにちは。(*^-^*)

夜が涼しくて助かりますね。季節は移りました。
夏を惜しみたい気持ちですが、あの暑さは惜しまない
です。もう沢山であります。

ほおずきの中の赤い実。いいですね。よく見つかり
ましたね。とっても絵になって大好きです。

整骨院へ行ってぐうたら過ごしています。
墓石さんも少しでも元気でありますように。

投稿: 輝子 | 2017年9月 9日 (土) 13時50分

輝子さん、こんにちは。
コメントありがとうございます。

蒸し暑くて不順な夏も、ようやく終わり、涼しくなって
過ごしやすくなりましたね。
徐々に秋が進んでいるという感じです。

輝子さんは、ホームページの引っ越しが完了したようですね。
ブログの更新も順調のようですね。
霧の立ちこめた羊歯の草原、雰囲気があっていいですよ。
腰が痛いのは困ったことですね。無理せず大事にして下さい。

投稿: 墓石 | 2017年9月 9日 (土) 18時06分

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