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2016年12月

2016年12月26日 (月)

定期診察(121)・血小板減少局面に

 今日はKS病院血液内科の定期診察でした。学校が休みに入っているせいか、電車は少し余裕があり座れました。
 斜め前の席に、時々見かける元気そうな老人(?)。ぎっしりと書類が入っていると思われる巨大なリュック。書類が詰まった手提げ袋が二つ。それに肩掛けバッグ。何やら難しそうな本を一心に読書。たぶん、元京都弁護士会会長のI氏(?)。
 実に元気溢れる方で、こっちまで元気になりそうです。真似はできませんが…。

 さて、診察結果です。
 貧血状態は改善せず、Hb=7.9でした。かなり深刻ですね。
 アグリリンを減らしたにもかかわらず、血小板は26万/μlに減少しました。
  血小板増多症から二次性骨髄線維症に移行して病気が進行すると、血小板は増加局面から減少局面に入り、貧血も進行して行くことが知られています。
 教科書通りの病気の進行ですね。
 アグリリンはさらに減らして、一日おきの服用になりました。

  LDH、γGTP、尿素窒素、クレアチニンなどは、相変わらず異常値のまま。LDHは、さらに過去最高の超高値更新。
  CRPの高値については、体の中に炎症があると高くなるそうです。風邪などをひいても上がるそうです。熱が出たようなことは無かったかとか、いろいろ聞かれました。いつも微妙に熱があるので、返答しにくい質問でした。

  結論として、薬は、アグリリンはさらに減らして1cap/2day。
 バイアスピリン(抗血小板剤)。アマリール(血糖降下)。ミカルディス(血圧降下)。ガスター(胃薬)。フェブリク錠(尿酸降下)です。

 私は病気の最終ステージをゆっくりと進行中という状態です。この先どうなってゆくんでしょうね。自分で自分の病気を見守っているのは、不思議な気分です。
                             では。 また。

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2016年12月24日 (土)

二十四節気「冬至」2016

 12月21日は、二十四節気の「冬至」でした。
 「冬至」の日、京都府南部は霧の朝でした。こんな時は、以前なら急いで撮影に出かけたものですが、貧血状態で体調も悪く、朝早くから散歩写真に出るのはちょっと無理な状態でした。
 午後からは良く晴れました。体調は良くなかったですが、無理をして散歩写真に行ってきました。今回はお休みするつもりでしたが、なんとか出かけることができました。
 たぶん、今年最後の散歩写真です。

 今の時期、街の中でよく見かける花は山茶花ですね。垣根で咲いています。
 住宅街を出ると、散歩の親子。野焼きの煙、藁地蔵。静かな冬の田んぼが広がっています。ほんのり温かい日差しを浴びて、ゆっくりと進みます。
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   田んぼの中に残り柿です。
 順光の方へ回り込み、文化パルク城陽をバックに一枚。
 さらにアップにしようと干上がった田んぼの中を近づくと、食事中の土鳩が驚いて飛び立ちました。こちらもビックリ!
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   少し離れた位置から、農道を入れて一枚。おじいさんが、近くのスーパーで買い物しての帰り道。 たぶん奥さんに命じられた? 
 このあたり、道路の街路樹はクロガネモチの木。冬を象徴する赤い実ですね。
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   クロガネモチの通りから土手の大榎までは、自転車なら15分程です。
 土手の大榎もほとんど葉を落として冬姿に。
 大榎にタッチする人。何をお願いしたのかな?
 お喋りなおばさんたち三人組。足も口も鍛えられて、健康的な散歩ですね。
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   今の時期、土手に花は咲いていないと思われるかも知れませんが、所々で咲いているんですよ。不思議なことに・・・。
 ポツンと一本咲いているノアザミ(?)。 ブタナ(?)。 ハルノノゲシ(?)。
 なぜ今頃、春の花が咲いているののでしょうね?
 特別な能力を獲得した花? それとも能天気でドジな花? 変な花? 
 私にはよく解らないです。
 人の世にも、同じことがあるもような気がします。特別な能力を持ちながら、変な人として世間からはじき出される人が・・・。
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   土手下の畑に放置されたホオズキ。朽ち果て、網目のようになった袋の中に、なおも赤い実を抱き続けようとするホオズキたち。なぜか感動します。
 ホームページの写真詩「ほおずき」をリンクしておきます。→こちらから
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   土手下の茶畑と残り柿。野焼きの煙。
 桜の紅葉。なぜか、今の時期まで葉が落ちずに残っています。
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   桜の紅葉。
 天井川の長谷川。なだらかに広がる宇治丘陵。
 夕日に照らされた京田辺方面。散歩する人。
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   夕日の木津川。 静かで輝くようなな夕焼けです。簡単ですがここまでです。
 今年も残すところ一週間ですね。
 次は、二十四節気「小寒」でお会いしましょう。元気であればね。
   みなさん、良いお年をお迎え下さい。
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2016年12月19日 (月)

二十四節気「大雪」・川の流れ

  二十四節気「大雪」のために撮影した写真のうち、何枚かが使われずに残りました。 なぜか、川の流れが写った写真ばかりです。木津川土手で撮した写真なので、当然といえば当然ですが・・・。
 この写真を見ながら、「川の流れ」について、つまらない雑文を書いてみました。
 川にまつわる詩や歌、想い出などです。

              *******
  「川の流れ」と言えば、日本人ならこれですね。美空ひばりの「川の流れのように」。多くの人が知っている名曲です。この曲のファンの方も多いと思います。
   ~♪ 知らず知らず 歩いてきた
      細く長い この道
      ・・・・
      でこぼこ道や 曲がりくねった道
            ・・・・
            ああ 川の流れのように とめどなく・・・  ♪~

  「川」の歌を全国的に投票すれば、1位「川の流れのように」、2位は「イムジン川」かな? 「神田川」? 「春の小川 」? 「花」?    どうなるんでしょうね? 
  ひばりファンに叱られるかも知れませんが、「川の流れのように」は、あまり好きにはなれません。「でこぼこ道や 曲がりくねった道」という人生の表現にリアル感がないですね。朗々と歌われていますが、どんな川なのかイメージも湧かないです。
 川の流れは、よく見るとけっこう汚いです。プラゴミやネズミの死体・・・。川は清濁あわせ持つ存在ですね。
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   人は心の中に、人それぞれの川の流れを持っています。
 芥川龍之介の小品に、「大川の流れ」というのがあります。大川とは隅田川のことで、決して綺麗とは言えない泥濁した大都会の川です。作者にとって「大川」とはどのような川なのか。岸辺の風景、水の響き、水の光、想い出など、心の中にある豊かな川の流れが語られています。
    ~♪・・・泥濁のした大川のなま暖かい水に、限りないゆかしさを感じる・・・。ただ、自分は、昔からあの水を見るごとに、なんとなく、涙を落したいような、言いがたい慰安と寂寥とを感じ・・・。この慰安と寂寥とを味わいうるがために、自分は何よりも大川の水を愛するのである。・・・・・。
  自分は大川あるがゆえに、「東京」を愛し、「東京」あるがゆえに、生活を愛するのである。  ♪~
         ★「大川の流れ」をチェックしたい方は、→ こちらから(青空文庫)
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   小学生の時以来、私は音楽の時間が嫌いでした。ピアノの前で一人で歌わされる歌のテスト、嫌いと言うよりも恐怖でした。それがトラウマとなり、未だに人前で歌を歌ったことはないです。
 中学に入ると、これまた音楽教育に熱心な教師でした。教科書にはない、世界の歌を歌わされました。その中で、もっとも印象に残っているのが、「アフトンの流れ」という曲です。アフトン川とは、どこの国を流れている川なのか、なにも知らず、何も考えず歌っていました。今でも、けっこう歌えます。良い曲だったのですね。思い出します。
   ~♪ アフトンの流れ 静かに 野辺に続き果てもなく 夢を乗せて遙かに 行方わかず流れゆく おお我が父よ   おお我が母よ ・・・♪~
 アフトン川は、スコットランドを流れている川だそうです。
        ★ この曲を聴きたい方は → こちらから(錦織健)
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   その後、お気に入りになったのは「青葉城恋歌」。かなり流行りましたね。なんとも言えずロマンチックな曲想が気に入っていました。
 ~♪広瀬川 流れる岸辺 想い出は かえらず
   早瀬 おどる光に ゆれていた 君のひとみ
   ・・・・
   あの日と同じ 流れの岸
   ・・・・
   あの人は もういない   ♪~
       ★この曲を聴きたい方は → こちらから(佐藤宗幸)
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   三好達治の、少年の成長と旅立ちを歌った詩、「Enfance finie 」、これもお気に入りの詩でした。「大きな川のやうに、私は人と訣わかれよう。」・・・「 ああ哀れな私よ。僕は、さあ僕よ、僕は遠い旅に出ようね。」 このフレーズは、頭に焼き付いています。特に、女性に振られた時などに、必ず頭をもたげてきます。昔の話しですけどね・・・。

  ~♪    Enfance finie      三好達治   
  海の遠くに島が……、雨に椿の花が堕ちた。鳥籠に春が、春が鳥のゐない鳥籠に。
約束はみんな壊れたね。
海には雲が、ね、雲には地球が、映つてゐるね。
空には階段があるね。
 今日記憶の旗が落ちて、大きな川のやうに、私は人と訣わかれよう。
 床ゆかに私の足跡が、足跡に微かな塵が……、ああ哀れな私よ。
 僕は、さあ僕よ、僕は遠い旅に出ようね。

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   川の流れを思い起こす小説といえば、私にとっては、まちがいなくロマン・ロラン 「魅せられたる魂」です。この作品は、私の年代以上の人には、よく読まれていたと思います。今はどうなんでしょうね?
 主人公の名は、アンネット・リビエール。リビエールというのは、フランス語で「川」という意味です。
  アンネットは、愛する人の子を宿しますが、その愛に偽りを見出し、恋人のもとを去ります。私生児を育てながら女性として自立の道を追求していきます。
 高まる社会主義運動。そしてファシズムの台頭。激動の時代を必死に生き抜こうとするアンネット。愛する息子をファシストに殺されても、なおその死を乗り越えていくアンネット。女性の自立とは何か。社会に目覚めるとはどういうことか。・・・・
 とめどなく流れる川のように生きた女性の物語です。お薦めします。

 昔、私の好きだった女性が、「私はアンネットのように生きたい!」と言っていました。彼女に気に入られようと、早速、私はこの作品を読みました。動機が不純で、下心満載ですね。もちろん振られました。 しかし、作品からは大きな影響を受けました。
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   最後は、若かった頃、最も心に残った詩です。作者の浜田矯太郎さんは、この詩を書いたとき、無名の工場労働者だったようです。その後どんな詩を作り、どんな生き方をされた方か全く知りません。 小説家?
 大岡川とは? 神奈川県の川? これもよく知らないです。
 しかし、この詩は今でも頭に残っています。若かった頃への懺悔の念とともに。
  ~♪    大岡川に  (浜田矯太郎)      日本無名詩集「祖国の砂」
  堀り 深く
  せせらぎも つつましやかに
  今日もお前は 流れている
   ・・・・
  しかし静かな 大岡川よ
  この土地に生きて三十年
  私はお前を知らずにいた
  お前の長い経歴を
  お前の豊かな働きを
 
  見も知らぬ 遠い国の
  セーヌ河や ドナウ河
  あの揚子江などの物語を聞いていても
  ひかえ目な 大岡川よ
  お前を私は 知らなかった

  いまこうして岸辺に立ち
  お前の深さに打たれていると
    ああ 羞恥が 胸をかむのだ
  思い上がった行為の数々が
  お前の水面に 浮かぶではないか

  そうなのだ
  おのれの川の道筋さえもしらぬものに
  身をけずった働きを知らぬものに
  どうして祖国がうたえようか     ~♪

 木津川が暮れていきます。静かな夕暮れです。
 こんな時は、私には想い出ばかりです。   では。また。
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2016年12月13日 (火)

二十四節気「大雪」2016後半

 金子みすゞさんと巡る二十四節気「大雪」の後半です。

 土手下のクワイ畑で収穫が始まりましたね。この畑の人に何度か写真を撮らせていただき、写真をプレゼントさせていただきました。しかし、胃ガンの手術をされて体の調子が悪いようです。息子さんご夫婦が、作業をされていました。正月用に出荷準備です。
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   土手へ上がりましょう。土手の上では、青い空が広がり、わずかに残された紅葉が日に輝いています。小春日の中を人々が散歩を楽しんでいます。
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   金子さんは、雲や空を詠った詩が多いですね。空や雲と対話しながら、自由な空想を楽しまれていたんですね。
  ~♪ 青い空     (金子みすゞ)
   なんにもない空
   青い空、
   波のない日の
   海のよう。

   あの真ん中へ
   とび込んで、
   ずんずん泳いで
   ゆきたいな。

   ひとすじ立てる
   白い泡、
   そのまま雲に
   なるだろう。

 子どもの頃は、雲を見ながらみんないろんなことを想像しましたね。
 あの白い雲は、誰かが泳いだ泡なのですね。今も、どこかでだれかが、一人で泳いでいるのかも知れませんね。あなたのように・・・。
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   ~♪ 雲     (金子みすゞ)
   私は雲に
   なりたいな。

   ふわりふわりと
   青空の
   果てから果てを
   みんなみて、
   夜はお月さんと
   鬼ごっこ

   それも飽きたら
   雨になり
   雷さんを
   共につれ、
   おうちの池へ
   とびおりる。

 ふわりと浮かぶ雲。お月さんと鬼ごっこする雲。雷さんをお供に雨になる雲。
 いろんな雲ですね。想像が広がります。子どもの頃は、なりたいものや、やりたいことがいっぱいでしたね。
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   土手の上に孤独に立つ大榎木も、葉を落として徐々に冬木立に変身ですね。
 今日の雲は、放射状に広がっていて、なかなかいいですね。
  ~♪ このみち  (金子みすゞ)
   このみちのさきには、
   大きな森があろうよ。
   ひとりぼっちの榎よ。
   ・・・・
   このみちのさきには、
   なにかなにかあらうよ。
    みんなでみんなで行こうよ、
   このみちをゆこうよ。  ♪~

 金子さんの通った女学校の通学路に、一本の榎木が立っていたそうですね。
  「このみち」とは、金子さんにとって学ぶことの喜びと、未来へとつながる道だったのですね。この大榎木とともに、みんなでゆけたらいいですね。
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   大榎木の先には、コブシの木があります。日の光りに冬芽が白く光っています。
  ~♪ 日の光り   (金子みすゞ)
   おてんと様のお使ひが
   揃って空をたちました。
   みちで出逢ったみなみ風、
    (何しに、どこへ。)とききました。

   一人は答えていひました。
    (この「明るさを」地に撒くの、
     みんながお仕事できるやう。)

   一人はさもさも嬉しさう。
    (私はお花を咲かせるの、
     世界をたのしくするために。)

   一人はやさしく、おとなしく、
    (私は清いたましいの、
     のぼる反り橋かけるのよ。)

   残った一人はさみしそう。
    (私は「影」つくるため、
     やっぱりいっしょにまゐります。)

 光があれば影もある・・・。この世界にあるものすべては、支え合い、補い合い存在していますね。これは、金子さんの詩の重要なテーマですね。私は光の部分にばかり目がいってしまいます。
 「みんなちがって、みんないい」。(私と小鳥と鈴と)・・この世のすべてのものに価値がある。・・・これも金子さんの作詩の重要なテーマですね。
 来年の春を目ざして、白い冬芽を輝かせているコブシ。いいですね。
 季節を巡る生き物たちの営みは、いつも希望ですね。春は必ず来ると・・・。
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   土手下の耕作地には、茶畑もあります。茶畑には柿の木ですね。今では、柿渋を利用する人は無くなりました。
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    私の好きな、ゆるやかに曲がる土手の曲線。人は真っ直ぐには進めないです。人生もまた・・・。
 京都市の最高峰「愛宕山」が覗いています。散歩の人が通ります。
 流れ橋付近のカーブです。なにやら子どもたちがランニング中。
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   一日が終わりますね。今日は夕陽がきれいです。枯れたオギもあんなに輝いています。水の流れも金色ですね。
  ~♪ さよなら    (金子みすゞ)
   ・・・・
   鐘の音は鐘に、
   町は昼間に、
   夕日は空に。

   私もしましょ、
   さよならしましょ。
   けふの私に、
   さよならしましょ。   ♪~

 金子さん。「今日の私にさよなら」ですか。
 私も今日の私にさよならします。明日は、どんな自分に会えるのでしょうね。
 楽しみにします。 「一日一日を大切に生きる」とは、こういうことですね。
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   金子さん。日が暮れてきましたね。
  ~♪  声    (金子みすゞ)
   空のあかるい
   日のくれは、
   いつでも遠くで
   声がする。

   かごめなんか
   してるよな。
   それとも
   波の音のよな。

   なにかひもじい
   日のくれは、
   いつもとほくで
   声がする。     ♪~

  遠くで声がする。波の音のような。かごめをする子どもたちの声のような・・・。
 金子さん。実は、私にも聞こえるような気がするんです。「おかぁーさーん」と、遠くで母を捜すような声が・・・。かすかに遠くで。 さびしい夕暮れには。

 金子さん、今日は一日付き合っていただきありがとうございました。
 また、いつかどこかでお会いしましょう。できれば、女性や子どもやすべての人が、のびのびと生きることができる国で・・。
 競争を強いられ、負け組と勝ち組に仕分けされる現在の社会。そんな社会の中で、金子さんの詩が輝き続けることをお祈りします。   では。また。
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2016年12月12日 (月)

眼科の定期診察

 今日は、年に一度の眼科の定期診察でした。貧血状態なので、病院までが大変です。駅の階段が難物ですね。電車は座れました。なぜか高校生の姿が少なかったです。高校は、もう冬休みに入ったのでしょうか。

 糖尿病の眼底出血と薬の副作用による白内障のチェックのための診察ですが、眼底は異常なしで、白内障は年齢相応ということでした。
 「眼鏡は当然使用されていますね?」と聞かれました。「全く使っていません。」と答えると、「乱視と遠視が、かなり進んでますよ。これでは見えにくいでしょう。」と言われてしまいました。確かに最近ものが見えにくいです。
 眼鏡も検討しなくては・・・。

  今年も一年、何とか生き延びることができました。一年の終わりに、この爽やかな女医さんの診察を受けるのは楽しみです。何かホッとします。
 ただし、今年はまだ血液内科の診察が残っています。  では。また

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2016年12月 9日 (金)

二十四節気「大雪」2016前半

 12月7日は、二十四節気の「大雪」でした。いよいよ冬の真っ只中に入っていく時期です。京都府南部の「大雪」当日は、冬晴れの空が広がり、白い雲が流れていました。  早速、「大雪」の頃の風景散歩に出かけましょう。

 今日は特別企画として、童謡詩人の金子みすゞさんと一緒に出かけます。
  金子さんが生きた大正という時代は、こどもや女性、下積みで働く人など、今まで社会の中で抑圧されていた人々が、人間性を開放し立ち現れてきた時代です。大正デモクラシーの時代ですね。
 金子さんは、子どものような純粋な眼差しで自然と対話し、童謡詩を作りました。弱者への眼差し、すべてのものに価値を見出す眼差し。金子さんは、女性や子どもが人間らしくあるための、「近代」という時代の扉を開けた女性の一人と言えます。しかし、夫の浮気、詩作への無理解、子どもの養育権を奪われるなどにより、26歳という若さで自死し、新しい時代で羽ばたくことはできませんでした。

  最近私は、貧血のためヨボヨボと行動しています。文化パルクに寄って、その後、児童公園で休憩です。公園では紅葉は終わりに近づき、落ち葉がたくさん積もっています。
   ~♪ 落ち葉のカルタ  (金子みすゞ)
  山路に散ったカルタは
  なんの札。
  金と赤との落ち葉の札に、
  虫くひ流の筆のあと。

  山路に散ったカルタは、
  誰が読む。
  ・・・・

  山路に散ったカルタは
  誰がとる。
  むべ山ならぬこの山かぜが、
  さっと一度にさらっていく。  ♪~

 落葉はカルタ。誰にも取られないカルタ。誰にも読まれないカルタ。風があっという間にさらっていきます。
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   降り積もった金色のカルタ。
 いや、カルタではなく金色の布団。ボロボロなチョウが最後の時を迎えています。優しい金色の布団にくるまれて・・・。 桜の赤い紅葉と白い雲がお見送り。
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   児童公園の傍を、近鉄特急が走り抜けていきます。
 間もなく終わりを迎える桜の紅葉。青い空に映えています。
 木の枝に陣取る雀たち。
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   住宅街を離れて田んぼ道を進みます。青い空が大きく広がります。白い雲が浮かんでいます。人はいつも、雲と対話してきました。雲は、なんのために、どこへ向かってゆくんでしょうね。
  ~♪ 雲  (金子みすゞ)
  お山に誰を
  みつけたろ、
  雲はお山へ
  はいったよ。

  お山にゃ誰も
  ゐなかった、
  雲は山から
  出てきたよ。

  つまらなさそうに 
  夕ぞらを、
  雲はひとりで
  飛んでたよ。  ♪~

 流れてゆく雲は、友だちを捜していたんですね。金子さん。
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   たんぼ道を進みます。田んぼには、藁地蔵です。今の時期、剪定したイチジクの枝を燃やす煙が上がっています。温かい小春日です。
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   冬ネギ(?)の畑。畦道をゆく人。光る枯れ草。
  ~♪ 土   (金子みすゞ)
     こッつん こッつん
   打たれる 土は
   よい畠になって
   よい麦生むよ。

   朝から晩まで
   踏まれる土は
   よい路になって
   車を通すよ。

   打たれぬ土は
   踏まれぬ土は
   要らない土か。

   いえいえそれは
   名のない草の
   お宿をするよ。         ♪~

 「名のない草のお宿をするよ。」ですか。この世界は、人間が求める価値だけでで成り立っているのではなく、この世界にあるものすべてに意味があり、価値があるのですね?・・・金子さん。
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   古川の土手にやって来ました。しだれ桜の紅葉が終わろうとしています。名木の二代目の楠木は、葉っぱも青々と頑張っています。柳の木もまだ元気ですね。
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   「金子さん。古川沿いでは、まだ花が残っていますね。アレチハナガサ。ヒメジョオン。ホトケノザ。おまけに蝶まできていますよ。」
    ~♪ 草の名   (金子みすゞ)
   人の知ってる草の名は、
   私はちっとも知らないの。

   人の知らない草の名を、
   私はいくつも知ってるの。

   それは私がつけたのよ、
   好きな草には好きな名を。

   人の知ってる草の名も、
   どうせ誰かがつけたのよ。

   ほんとの名まえをしってるは、
   空のお日さまばかりなの。

   だから私はよんでるの、
   私ばかりでよんでるの。   ♪~

 空のお日さまの下では、みんな対等ですからね。他の人が勝手につけた名前など知らなくても、自然と対話できますね。

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   たんぼ道をお母さんとと娘さんが散歩していますね。蓮田は、もうすっかり枯れて夏の想い出に漬っているようですね。
  ~♪ 土と草  (金子みすゞ)
  母さん知らぬ
  草の子を、
  なん千万の
  草の子を、
  土はひとりで
  育てます。

  草があおあお
  茂ったら、
  土はかくれて
  しまふのに。   ♪~

 蓮の花や草たちが育つためには、土が必要ですね。
 土はお母さんのようなもの? 母なる大地?
 子どもの養育権を奪われたことは、大きな衝撃でしたね。お察ししますよ。
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   この日、子グモたちが一斉に糸を吐き、新天地をめざすバルーニングが見られました。あるものは風に乗り、遠くまで旅をしたことでしょう。田んぼは、クモの糸で埋め尽くされています。夕陽が当たると、まるで海のようですね。たくさんの命が暮らす海。
 いつも感動します。
                        <次回に続きます>
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2016年12月 5日 (月)

定期診察(120)・貧血と病気進行

 今日はKS病院血液内科の定期診察でした。今日は、温かく良い天気でした。往きも帰りも電車は座れました。どうやら紅葉の観光シーズンも終わったようで、駅も混雑はなかったです。

 さて、診察結果です。
 最近は、特に貧血症状が強く出て、自転車で散歩に出るなどの普段通りの生活に支障が出ていました。かなりひどいです。Hbは低いことを予想していましたが、予想を遙かに超えて、Hb=7.8に減少してしまいました。ついに、輸血検討ラインのHB=8.0を切り、未体験ゾーンに突入です。前回の定期診察(119)で、グラフを使っての予想は、来年の4月くらいを予想していましたが、数ヶ月早まりました。私の予想は外れましたね。
 
 血小板は、、40万/μlから20万/μl台に下がりました。かなり減少です。繊維化が進行し、造血能力が落ちてきているものと思われます。
 ちょっと深刻な状態になってきたようです。

 最近、異常な体重の減少が続いています。食べる量は変えていないのにです。
 これについて主治医は、脾臓の肥大化が消化に影響しているかも知れないという判断でした。10月にCT検査をしたばかりだが、その後さらに、急速に進んできたのかもしれないということでした。そのため、年明けに骨髄検査と脾臓の検査を予定するとのことです。その結果を見て、ジャカビ(ルキソリチニブ)の投与を決めるという方向が示されました。 ウーン。深刻。

 私が、「病気が着実に進行してきましたね。いよいよ覚悟をしておいた方がいいですか。」と言うと、「それを言うのは、まだ早い!!」と言われてしまいました。叱られた?
  私の病気も、いよいよ次のステージに入ってきたようです。 

  LDH、γGTP、尿素窒素、クレアチニンなどは、相変わらず異常値のまま。LDHは、さらに過去最高の超高値更新。
 CRPの高値について質問する予定でしたが、思わぬ成り行きにすっかり忘れていました。

  薬は、アグリリンを減らして1cap/dayになりました。
 それに加え、バイアスピリン(抗血小板剤)。アマリール(血糖降下)。ミカルディス(血圧降下)。ガスター(胃薬)。フェブリク錠(尿酸降下)です。
                    では。 また。

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