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2016年11月18日 (金)

久々の流れ橋2016

 久々に木津川流れ橋(上津屋橋・こうづやばし)の撮影に行ってきました。
 2014年(平成26年)8月に台風で流失した後、いろいろな論議の末、2016年3月に修復されました。流されにくいように75cmかさ上げしての復旧です。
 二年ぶりに撮影に行ってきましたが、かなり賑わっていました。水量も減っている時期なので、橋の下の河原にも降りることができました。

 何の装飾もされず、欄干のない、素朴なこの橋が、人々を引きつける魅力はどこにあるのでしょうか? 
  夕陽の中で、この橋はたよりなく細々と伸びて、その上を人々が渡っていきます。
 渡っていく人により、それぞれの人生が投影されているかのように、橋の表情が変わっていきます。いや、これは考えすぎでしょうか。私自身の感情が投影されているのかもしれません。いろいろな情感を引き起こしてくれる、これが流れ橋の魅力ですね。
  まず、土手の上から。
 ここを通学路にしている高校生が、橋を渡っていきます。
  橋の上で、犬を散歩させるおばさんが座っています。
  橋の北側から一枚。夕陽で、真っ直ぐな橋がオレンジ色に輝いています。
 橋はあくまでも細々と真っ直ぐに伸び、暖かい光が溢れています。
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   河原に降りて橋を見上げます。思ったより力強いですね。
 女の子が、川に石を投げていました。この子の母親は、三脚を立てて撮影に夢中です。ほっておかれた女の子は、ちょっとすねて一人遊び、という感じでしょうか。
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   夕陽の中で人々が橋を渡っていきます。 一人…。 二人で…。子どもたち…。
 何を思って橋を渡っていくのでしょう? 明日の希望? 過去の想い出? 
  風景とともに人の人生がある、そんな感覚が湧き上がってきます。
 川の流れは、時の流れそのもののように感じられます。静かな金色に輝く特別な時間の流れです。
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   いよいよ日が沈みます。 楽しそうな二人。
 流れ橋の夕陽をみていると、昔読んだ、アポリネールの「ミラボー橋」という詩が浮かんできます。堀口大学さんの訳が一番好きですね。
   ~♪ ミラボー橋の下をセーヌ河が流れ
      われらの恋が流れる
      わたしは思い出す
     悩みのあとには楽しみが来ると
                ・・・・・・・
      生命ばかりが長く
       希望ばかりが大きい

      日も暮れよ、鐘も鳴れ
      月日は流れ、わたしは残る  ♪~
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   日が沈みました。だんだん闇が迫ってきます。恋人たちも、写真を撮っていた人も全員引き上げました。私も帰ります。
 貧血のため、自転車でヨロヨロと・・・・。では。また。
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コメント

墓石さん こんばんは。(*^-^*)

流れ橋も強くなって甦ったのですね。
多くの人々が利用されるから流れて渡れないと
不便でしょう。

いつもこの橋は絵になっていいですね!
特に夕日の頃が素晴らしい。

橋とか道は其々の人生を感じますね。
私も大好きで惹かれます。
道や橋で詩を書く人も多いでしょう。

お元気で。

投稿: 輝子 | 2016年11月19日 (土) 22時52分

輝子さん、おはようございます。
写真を見ていただきありがとうございます。

流れ橋は近くなので直ぐ行くことができますが、自転車で
背割り堤となると、距離は3倍以上になりますので、
今年は、背割り堤の紅葉は諦めることになりそうです。

輝子さんは、宇治田原方面に行かれたのですね。
写真拝見しましたよ。湯屋谷のなつかしい作業小屋が
写っていましたね。いいですね。
宇治田原は、諦めたくないです。近くなのに足が遠ざかっています。
なんとか・・・。

投稿: 墓石 | 2016年11月20日 (日) 11時44分

墓石さま こんばんは。

流れ橋、見事に復活してうれしいです。
「霜降」の写真の遠景で「流れ橋?」と思ったのですが、
間近で見ると、なんとまあ足の長い現代っ子のような
スマートな姿に生まれ変わって…
恋人たちが通るのにお似合いですね。
ミラボー橋と肩をならべるロマンチックな橋に見えます。

子どもたちも、この高さから川に飛び込むのには勇気がいりますね。
ひ弱そうに見えて、でもちょっとやそっとの水量では流されないぞという
決意の感じられる凛々しい姿、女の子の姿にもたくましく生きて~と応援したくなります。

これからもお気をつけて、ヨロヨロゆっくりお散歩を楽しんでくださいね。

投稿: ひかる | 2016年11月20日 (日) 21時34分

ひかるさん、おはようございます。

流れ橋は、今年の3月に修復されていましたが、足が遠ざかっていました。
時々は様子を見に行ってはいたんですが・・・。
工事の傷跡で、カラシナなどの植物が無くなったこと、
河床が削られて、河原に降りられなかったことなどが
理由です。
しかし、河原に降りられるようになり、来春には植物たちも
復活することと思います。カラシナを期待します。
また、撮影を楽しみたいと思います。

 今日も天気が悪く、体調も悪いので引きこもり生活の予定です。
 小春日和を希望しています。

投稿: | 2016年11月21日 (月) 10時42分

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