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2016年8月 9日 (火)

二十四節気「立秋」2016

  8月7日は、二十四節気「立秋」でした。江戸時代の暦便覧によれば、「初めて秋の気立つがゆへなれば也」です。この日から暦の上では秋です。しかし、しばらくは猛暑が続きます。

  「立秋」の当日、京都府南部は好天で、高温注意情報の出る暑い一日となりました。
 貧血で体調が悪くても出かけなくてはなりません。自らが自らに課した二十四節気の散歩写真の日ですので・・・。しかも、こんなに暑いのに「立秋」の写真とは・・・。
 自分を呪いながらも、出かけることにしました。妻は朝から用事で留守のため、自分でゆで卵を作るなど、簡単な弁当を用意して出発です。弁当は、土手の大榎の木陰で食べる予定です。

  住宅街を抜けて田園地帯に出ると、何と涼しい風が、稲の葉を揺らしながら青田の上を吹き渡っていきます。目には見えない風の形が、青田の上に姿を現しています。
 蓮田では、大きな葉が裏返り、風の通り道を教えてくれています。
 曲がった田んぼ道は続き、遠くに京都市の最高峰愛宕山、青く澄んだ空には白く浮かぶ雲が見えます。風や雲が秋の兆しを運んできているのです。古今和歌集で藤原敏行が詠っているとおりです。有名な一首ですね。
 ~♪ 秋来ぬと目にはさやかに見えねども 風の音にぞおどろかれぬる ♪~
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   曲がったたんぼ道を散歩する人がいます。
 田んぼに供給される水音が、涼しげに聞こえます。
 稲には穂がついて、花が咲いています。 間違いなく秋は近づいています。
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    休耕田にホオズキです。ホオズキはお盆に墓などに供えられます。先祖の霊は、ホオズキを提灯の代わりにして帰ってくると言い伝えられています。
 盆花と呼ばれるミソハギも咲いています。各地方によってボンバナと呼ばれる花は、キキョウ、オミナエシ、ヒヨドリバナなどですが、ミソハギはその代表格です。禊萩(ミソギハギ)が転じてミソハギになったようです。
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   「ようこそ!蓮田へ!」と言ってくれているような蓮の花。
   寄り添うように咲く蓮の花。
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   青い空。湧き上がる白い雲。夏の空をバックにした蓮の花もいいものです。
 眩しい陽ざし。大きな葉。その下には、涼しい影。
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   蓮田の住人、糸トンボがやって来ました。蓮のやさしい葉影でちょっと休憩です。
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    ~♪ 蓮咲く あたりの風もかをりあひて 心の水を 澄ます池かな ♪~
 これは藤原定家の歌です。蓮は、泥の中から生まれながらも、人の心を澄ますように咲く高貴な花ですが、私の写す蓮は、どうも高貴さとは縁遠いです。申し訳ないです。
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   蓮田に別れを告げて、木津川土手に上がります。見上げると、土手の上を雲が流れていきます。
 土手の上では、遠くにいる人も、亡くなった人も、幼なじみも、みんな雲に乗ってやって来てくれます。何だかそんな気がします。
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   今の時期の土手は、草刈りのため茶色い地面が露出しているか、草刈りの終わっていない場所では、セイバンモロコシなどの背の高い草に覆われて、咲いてる花はきわめて少ないです。目立つ花と言えば、アカツメグサです。ずっと長く咲いています。
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   木の枝でホオジロが鳴いています。もう子育ては終わったのでしょうか?
 二十四節気「立秋」の写真、前半はここまでです。
 後半は、大榎方面に向かいます。
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コメント

墓石さん こんばんは。(*^-^*)

連日の熱帯夜には困っています。貧血ですのに、
撮影に出かけられたのですね。私は城陽の写真を
見せて頂けるので嬉しいですが、無理しないでくださいね。
猛暑+貧血はくらくらするのでは?とお察しします。

夏雲がいいですね。凄く元気が出ます。
アカツメクサは茎が伸び大きくなりましたね。
蓮はまだ美しいでしょ。間もなくハチスが多く
なるでしょうか。

また飽きもせず琵琶湖へ行って来ました。夏は
やたらと緑が多すぎて、ウンダリする位です。
こんな事言ってはいけないですね。行けるだけ感謝
しなくちゃ。涼しかったと言っても撮影は疲れ
ます。年ですね。生活習慣病の食事を外食で取るのは
なかなか難しいですね。秋の気配を感じる写真を
ありがとうございました。

投稿: 輝子 | 2016年8月10日 (水) 18時55分

輝子さん、こんばんは。

毎日暑いですね。
しかし、夜になると少し涼しい風が吹いてきます。
すこしづつ秋が近づいていますね。
今日は夕日が美しかったです。撮影には行けていませんが・・。

私の場合、散歩に出かけ、土手の上で雲を見ているだけで
十分感謝しています。まもなく、それもできなくなるかも・・・。

輝子さんは、朽木、大原方面に行かれたようですね。
茅葺きの民家、いいですね。

投稿: 墓石 | 2016年8月10日 (水) 21時00分

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