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2016年8月26日 (金)

二十四節気「処暑」2016

 8月23日は、二十四節気の「処暑」でした。江戸時代の暦便覧によれば、「 陽気とどまりて、初めて退きやまんとすれば也」です。今年は暑い日が続いていましたが、ようやく残暑も先が見えてきたようです。
 早速、今の時期の木津川土手をご案内しましょう。

 土手の上に、一本のコブシの木があります。その木に赤い実ができました。
 私は花の名前などにはまったく興味のない人間でしたので、初めてコブシの花を知ったのは、笠木透というフォークシンガーが作詞・作曲した「私の子供たちへ」という曲からでした。        この曲を聴きたい方は → こちらから
      ~♪ 生きている鳥たちが
      生きて飛びまわる空を
      あなたに残しておいて
      やれるだろうか 父さんは
      目をとじてごらんなさい
      山が見えるでしょう
      近づいてごらんなさい
      コブシの花があるでしょう ♪~

 コブシはモクレン科の花。つぼみは、その中に固く花を握りしめている・・・、子どもの未来や平和の願いを込めて・・・、とかってに思いこんでいました。しかし、少し後になって、コブシの実を見てすべてが理解できました。コブシの名前の由来は、つぼみではなく実だったのですね。固く握られた拳のような実から、やがて赤い種子が現れてきます。コブシは、幼い命の種をしっかりと握りしめているのです。
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   原発事故や安保法が施行された現代の世にあって、私の拳の中には、しっかりとした何かが握られているのでしょうか? ・・・。 子供たちの未来や平和や豊かな自然と言ったような何かが・・・?
 時期外れのつぼみのようなものが、日の光に輝いています。
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   ヤマボウシの実も、どんどん赤くなり始めました。
 今頃、時期遅れのヤマボウシの花が咲いています。どうやらこの花には、季節の便りが少し遅れて届いたたようです。茨木のり子さん流に言えば、へまな郵便配達夫のせいなのでしょうね。
 この小さな花を見ていると、何故か神奈川県の障害者施設の大量殺人事件が頭をよぎりました。犯人は、自分の行為は社会から支持されていると供述しているそうです。犯人は、どこでそのような考えを抱くようになったのでしょうか? 人間の価値が経済的価値のみにより測られ、人権よりも経済的利益が優先される、そんな社会になっているのではないのか・・・。私は不安です。
 この花は、ものすごく小さい花ですが、確かにヤマボウシの花ですね。
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   詩人の吉野弘さんは、春に顔を出す土筆のことを次のように詠いました。
  ~♪ つくし
     土筆
     土から生えた筆
     ・・・・
     つくし 土筆
     光をたっぷりふくませて
     光を春になすっています   ♪~
 春にはつくし、秋になると土手に出てくるのはツルボです。ほんとに筆みたいな形をしています。
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   ツルボは、初秋の空に何という文字を書いているのでしょうね?
 しみじみと夏の遺言? 秋の実り? それとも、虫への応援歌? 
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   土手を散歩する人がいます。暑いですが、空の青さが秋を知らせています。
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   夏の終わりと言えば、子どもたちにとっては夏休みの終わり、宿題が気にかかる時期です。宿題大丈夫ですか~~?
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   日が傾いてきました。茶畑のシートが金色に輝き始めました。
 ツルボやアカツメグサも金色に照らされています。
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   ツルボは直立して、暮れてゆく空に向かって一斉に習字を始めました。
 一日の出来事。楽しかったこと。悲しかったこと。今日も生きられたこと。
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   日が沈みました。見上げると、鳥たちが群れとなり、ねぐらへと急いでいます。
 ツルボもセイバンモロコシも、揺れながら別れを告げています。
   今日はここまでです。        ・・・後半もあります。
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コメント

墓石さん おはようございます。(>_<)

ようやく猛暑から脱出出来て、夜が楽になりましたね。
自然も秋が来て、実がなって来たのでした。
このところ外に出ないというか、買い物位で、引きこもり
ですから解らなかったですが、木津川で見せて頂き
嬉しいです。こぶしの実は初めて見ました。

蓮の実も沢山なってるでしょうね。
自然は正直で秋は実です。暑い!と言ってる間に紅葉に
なりますね。自然の中でどうにか生かされてる身を
感謝したいものです。

投稿: 輝子 | 2016年8月28日 (日) 08時51分

輝子さん、おはようございます。

昨日は、涼しい夜でしたね。やっと秋が来たという気がします。
体調が悪く、撮影散歩もちょっと辛かったです。
ローアングルで撮ることが多いので、立ち上がるとき必ずめまいです。
秋の草花に慰められているという感じです。

輝子さんの朽木の写真拝見しています。
私は行ったことはないですが、なかなか良いところですね。
日本の原風景という感じで。
それから、いつも添えられている詩編も読ませていただいています。
 ~私たちは舌をもって、主であり父である方をほめたたえ、同じ舌をもって、
神にかたどって造られた人をのろいます。(ヤコブの手紙3章9節)~
 他人の噂話をするのが好きな私などは、大反省です。
 まあ、人間が未熟なのでしょうがないですが・・。

投稿: 墓石 | 2016年8月28日 (日) 11時50分

同じですよ。私も人の噂話が
大好きです。この頃でこそ、ハッと
思い止めることがありますが、
大好きは変わりないです。
時にやってしまいます。
それが人間ですよね。
そこに十字架があるだけです。

目まい。解りますね。私は小さい時から
その病に苦しんでいたのですよ。でも今では
開き直りまして。。。

投稿: 輝子 | 2016年8月28日 (日) 20時11分

輝子さんも、噂話は好きですか。
いやいや、そんなことはないでしょう。

詩編は、私にはちょっと意味が難しいものが多いです。
なにしろ勉強したことがないもので・・・。

今日も気温は低めでしたね。
汗をかかずに散歩できる日が待たれます。
まもなく彼岸花の時期ですね。

投稿: 墓石 | 2016年8月28日 (日) 20時31分

墓石さま こんにちは。

「こぶしの実」深~いですね。
信州ではこぶしの花が咲くとわくわくしたものですが、
「実」に心を寄せることはありませんでした。

「私の子供たちへ」、いつか覚えていませんが、
聞いたことがありました♪これまた深~い歌なんですね。

土手の道、草花、夕陽、川、鳥たち、子どもたち…
ルツボの筆で、夕焼け空に大きく「うつくしい!」
と書いてみたいです。
密かな「写真はがきコレクション」が
増えていきます。ありがとうございます。

この台風の大雨で、福島の汚染水の垂れ流しと、
流れ橋が心配です。

どうか、ご体調が守られますように!


投稿: ひかる | 2016年8月29日 (月) 14時03分

ひかるさん、こんにちは。
写真を見ていただきありがとうございます。
同じような下手くそな写真なので、心苦しく思っています。

早起きして、朝露の感動するような写真が撮りたいですが、
なかなか思うようになりません。体調が悪く引きこもり生活です。

デジタルプリントは、どうしたら綺麗にプリントできるか
ちょっと実験中です。一応の結果が出しだい、おたよりします。
  では、ありがとうございました。

投稿: 墓石 | 2016年8月29日 (月) 16時37分

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