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2016年4月

2016年4月28日 (木)

二十四節気「穀雨」2016追加

 4月20日は、二十四節気「穀雨」でした。その頃撮影した追加の写真を紹介していきます。前回は、カラシナの写真が多かったですが、今回は、目についた花を心のままに撮ります。晴れた日の花散歩です。さて、どんな植物が待っていてくれるでしょうか。

 今の時期、至る処ハナミズキの花が満開です。ハナミズキは、1912年にワシントンへ桜を贈った返礼として贈られたのが始まりだそうです。日本でも最近すっかり定着してきました。日米親善の花ですね。親善は良いですが、日米同盟の方は、集団的自衛権行使とか、ずいぶんときな臭くなってきています。花とは無関係ですが・・・。
  万葉の頃からの花、山吹も満開です。拾遺和歌集より菅原輔昭の歌。山吹の花よ、春風に春を謳歌せよ。隣町の井手町、橘諸兄ゆかりの玉川では、山吹が満開らしいです。
    ~♪春風は のどけかるべし やへよりも かさねてにほへ 山吹の花 ♪~
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   レンゲの花は田んぼの準備が進むにつれ、田んぼの中に鋤き込まれて姿が少なくなっています。前ボケと後ろボケを使って、1本だけ主役にしてみました。
 散歩の女性が二人通ります。 すぐに目移り。 花より女性?・・・。
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   田んぼの畔や土手の上にマツバウンランです。うす紫の優しいそうな花です。遠くから見ると、うす紫の雲のようです。
 この花が日本に上陸してきたのは60年前だそうです。京都で最初に発見され、その後あっという間に関西を制覇し、現在関東圏にも広がりつつあるそうです。木津川土手でもどんどん勢力が広がっています。弱々しい雰囲気ですが、実は恐るべき繁殖力。
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   土手の縁を黄色く彩っているのはミヤコグサ。なかなか趣のある名前です。京都で最初に発見されたから、その名前が付いたという説も・・。
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  古川土手で面白い味をだしているのはヘラオオバコ。ひょうきん者? 新型兵器?
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   兵器と言えば、スズメノテッポウ(?)。これでどうやって戦争するのでしょうね?
  オニタビラコ(?)。 鬼とはひどくないですか?
 やがて梅雨の頃に土手の主役となるチガヤ(茅花)。飄々と風に揺れる様は、漂泊感満点。今はまだ、恋愛中。おしべの葯が見えています。  大伴旅人の歌。
    ~♪ 浅茅原 つばらつばらに 物思へば 故りにし郷し 思ほゆるかも ♪~
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                               アカバナユウゲショウ。名前の通り美しい花です。南米原産の帰化植物で、明治時代に観賞用に日本に来たそうです。今は野生化してよく見かけます。 野生の美人?
 キュウリの臭いがするキュウリグサ(?)。あまり注目されてないですが、紫の小さな花で、よく見ると美しいです。ワスレグサとは、同じムラサキ科の花で、親戚筋にあたるらしいです。可憐。
 田んぼの水路の脇に待宵草(?)。 何待宵草か? 誰を待っているのか? 謎。
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   土手の竹藪にシャガ。アイリス・ジャポニカ(日本の虹)。漢字で胡蝶花と書くらしいです。三ヶ島葭子の歌です。雨に濡れ、葉が光るのが良いらしいですね。
  ~♪ 雨に濡るる うすむらさきの胡蝶花の花 なびける葉さへ 濡れ光り見ゆ ♪~
  土手の上では、到るところにタンポポ。
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   土手の斜面や空き地にクサフジ。本物の藤の花には負けますが、藤色が美しいです。テントウムシ君も食事中。
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     いたる所シロツメクサ。いたる所アカツメクサ。
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   キンポウゲと柿若葉。
  ~♪ あるけばきんぽうげ すわればきんぽうげ ♪~      (山頭火)
  ~♪  だんだんに 己かがやき 金鳳花  ♪~             (中村汀女)
   ~♪ 柿の若葉のかがやく空を 死なずにいる  ♪~      (山頭火)
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   では、お別れの三枚。
    水が光る水路の傍のカタバミ。
    キンポウゲとノアザミの土手。
    カラスムギの夕暮れ。
  花の写真は苦手なのですが、今回は花を中心にしてみました。  では。また。
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2016年4月26日 (火)

二十四節気「穀雨」2016

 4月20日は、二十四節気の「穀雨」でした。江戸時代の暦便覧によれば、「春雨降りて百穀を生化すれば也」です。春の柔らかい雨が降り、穀物を育てる準備が整う頃です。しだいに陽ざしも強まり、天気も安定してきます。

 では、早速に木津川土手方面を散歩しましょう。桜も終わり、季節はゆっくりと立夏へと向かっています。
 今の時期、土手の主役はセイヨウカラシナです。土手の斜面は、まるで黄色い点描画のようです。風が吹くと黄色い点描の一つ一つが揺れて、大きな黄色い光の波が生み出されます。波は静かに季節を運んでいるような気がします。今年の春をどこかへ・・。
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   近くの高校の陸上部の一団が、土手をランニングしています。犬を散歩させる人が、立って遠くを見ています。散歩の夫婦が通り過ぎてゆきます。人も季節もゆっくり送られているような感覚に囚われます。劉 希夷の詩が思い出されます。
 ~♪ 年年歳歳花相似    年年歳歳 花相似たり
       歳歳年年人不同    歳歳年年 人同じからず  ♪~
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   「惜春」という言葉もあるように、夕陽の頃になるとますます、今年の春も終わっていくという感情が高まります。夏の終わりや秋の終わりも侘びしい感じがありますが、春も同じですね。
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   古川の土手にもカラシナが咲いています。白いサギが、哲学者のようにじっと考え事をしているように見えますが、これは餌を狙っている真っ最中です。こちらに気づくと、直ぐに飛び去っていきます。サギ君は、警戒心が強く生きるのに必死ですね。
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   富野の桜堤付近の斜面では、キンポウゲが太陽の光で金色に輝いています。花弁の中のデンプン層が光を反射するため、良く輝くのだそうです。
 季節の変わり目には、ハッとするような、驚きのような何か新鮮なものを感じることがあります。風に揺れながら、黄色く輝く光りをまき散らすキンポウゲの中に、ノアザミが立ち上がりました。紅い火を灯しているように見えます。・・・・あ~っ、これは春の終わり、夏の始まりの感覚ですね。・・・夏への憬れをけなげに抱く晩春の花。薊。
 遠く続く土手の向こうには、愛宕山も碧く見えています。
 踊っているように見える薊さんもいます。もっと憂いを込めて、慎ましやかにお願いしたいですが・・・。   歌人片山広子の一首です。
   ~♪ 夕もやに 顔うかせたる花あざみ 寂しき息を 野にただよはす ♪~
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   4月20日の穀雨の日、当日は良く晴れました。近所の文化パルク城陽の新緑が美しくなっている頃です。行ってみましょう。
 桂の木の若葉が眩しいくらいです。読書する外国人の女性も、通り過ぎる若い女性も眩しいです。もちろん、花壇に植えられた花も。
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   市民から寄贈されたという鯉のぼりが、空を泳いでいます。八重桜も咲いています。この空間は、もう完全に初夏が始まっています。5月5日が「立夏」です。
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   会館の3階から、間近に鯉のぼりを見ることができます。遠く京都市内の山並みの上に、鯉のぼりが泳いでいるように見えます。鯉のぼりの歌でも歌いたい気分です。
   ~♪ 屋根より高い鯉のぼり~ 
      ・・・・      ♪~ 

   ~♪  いらかの波と雲の波
      重なる波の中空を
      橘かおる朝風に
      高く泳ぐや、鯉のぼり ♪~ 

 小学生の頃は、「いらか」の意味も知らずに歌っていたような気が・・・?
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   近くの幼稚園生が遊びに来ました。
 鯉のぼり。桂の新緑。通過する電車。今年もまた、気持ちの良い初夏が始まろうとしています。   では。 また。
      (もう少し写真が残っていますので、それは次回に。) 
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2016年4月23日 (土)

独身生活中

 妻が介護のため実家に帰りましたので、しばらくの間、独身生活を始めます。散歩写真は控えめにして、家事と読書を中心にした生活を送る予定です。

 家事で大変なのは、三度の食事とその後片付け。
 それに加え様々な雑事。
  風呂の準備と片付け。時々、掃除、洗濯、トイレの掃除。
  ゴミ出し(本市は毎日違う種類のゴミを出すシステムです)。時々ゴミ当番。
  薬の管理も妻任せにしていたので、飲み忘れそうな予感が・・・。

  0001blob_01 軽いながらも糖尿病患者なもので、食事の目標は一日1800~1600kcal。低炭水化物。一日350g以上の野菜摂取です。
 買い物は三日に一度くらい、近くのスーパーへ。
  食器棚にメモを貼り付けて、三日単位で食糧計画を立てます。写真の右側の小さい用紙は、食材の購入リスト。気がつきしだい書き出しておきます。買った食材をすべて使い切るメニューの組み合わせが大変そうですね。そのうち、あまった食材でトンデモ創作料理が登場しそうです。

  昔、独身だった職場の同僚が、「常設鍋」と呼ぶべきような方法で食事を作っていたのを思い出します。部屋の真ん中にコンロと鍋が設置されていて、これに野菜や肉など何でも適当に投げ込んで、何日間も食べ続けるわけです。何日かすると、肉や魚の出汁が出て、何とも言えない濃厚スープ状態になっていきます。部屋に行くと、手づかみで白菜などを投げ込んで歓迎してくれたものです。懐かしいです。
 なかなか合理的な方法であることは確かですが、今はちょっと・・・。
 
心配事は?・・・、風呂で倒れたら助けてくれる人がいない。 これは、諦めるしかないということで、たいした問題ではないですね。   では。また。

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2016年4月19日 (火)

定期診察(107)・エコー検査

 今日はKS病院血液内科の定期診察でした。JRの電車で、優先席が空いていたので座りました。貧血なので許される? 妊婦さんなどが乗ってくれば、すぐ譲るつもりでしたが、そんな場面もなかったです。学生が圧倒的に多かったです。

 さて、診察結果です。
 アグリリンを2cap/day に減量したので、血小板は55万で6万くらい増加ですが、以前に比べれば、まだまだ良好のうちです。
 Hbは9.0で、少しばかり増加ですが、階段35段の一気登りで、足が動かなくなる状態は同じです。息切れ症状もほぼ変わりなしです。早く10台に乗ってほしいです。

 尿酸値は再び正常値に戻りました。クレアチニンも減少傾向です。これも良い傾向だと思います。
  腹部のエコー検査を受けました。脾臓の腫大化は、大きくは進んでいないとの結果でした。骨髄の繊維化も、そんなに大きく進んでいないということなのでしょうね。
  血圧と血糖値は良好な状態です。この状態が続けば、薬を減らすことを検討するそうです。
  結局、薬は合計7種類。アグリリン2cap/day。バイアスピリン(抗血小板剤)。アマリール(血糖降下)。ミカルディス(血圧降下)。ハルナール(頻尿緩和)。ガスター(胃薬)。フェブリク錠(尿酸降下)。       
  薬をたくさん飲むので、γ-GTPは高値です。肝臓も働き過ぎのようですね。
      では。 また。

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2016年4月18日 (月)

雨の日の桜・宇治田原町高尾

 4月7日の雨の日、宇治田原町高尾に桜を見に行ってきました。久々の宇治田原でしたが、花の時期も少し過ぎて、雨もよく降っていましたので、1時間ほどで、早々に引き上げてきました。写真の枚数は少ないです。

 高尾は、田原川が切り出したV字谷の上にあり、90mくらいの高さまで、急な坂道を登ることになります。途中で車を止めて撮影します。
 木々が雨霧の中で芽吹き始めています。木の芽雨(このめあめ)といったところでしょうか。
 春の雨は、様々の名前がつけられて呼ばていますね。膏雨(こうう)、膏霂(こうもく)、甘雨(かんう)、春霖(しゅんりん)、沃霖(よくりん)など・・・。
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   霧の湧き立つV字谷の向いの山に、まだ桜が残っています。少し遠いですが・・。
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   霧が風に流されて、次々と形を変えていきます。見ていて飽きないです。
  ~♪ 雨霧に 隠れて見えぬ 山桜 眼閉じれば 花盛りかな ♪~ (ム、ムズカシイ~!)
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   二枚目、集落の入り口から見た宇治方面です。谷筋を宇治川が流れています。霧で見えないですが・・・。
 三枚目は、集落を通り抜け、上に出たところです。
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   集落の上にある桜。近くから桜を写せたのは、この桜のみです。ちょっと時期が遅かったようですね。
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   次の一枚目は、滑りやすくて危ない斜面に登って撮った一枚。雨で足場が不安定で写真がブレてしまいました。苦労が報われなかったです。
 二枚目、三枚目は、V字谷の向かいの山。
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   お別れは、一番上の墓地付近からの一枚と、そこに植えられているサンシュユ。
 今日は、急ぎ足の落ち着かない撮影でした。今年の桜終了です。
 次は体調の良いときに、じっくりと来ます。秋の柿の頃かな?・・・。では。
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2016年4月17日 (日)

二十四節気「清明」追加③

 二十四節気「清明」の追加写真。雨の日の木津川土手の桜です。
 4月7日は、桜が満開を過ぎ、おまけに雨がよく降りました。これで今年の桜は終わりです。来年の桜は、おそらく見ることはないだろうという予感に囚われて、桜にお別れするつもりで木津川土手に出かけてきました。

 雨でできた水溜まりは桜を映し、落ちた花びらは水溜まりを縁取っています。遠くの山は、雨霧に霞んでいます。人はだれも通りません。
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   雨の中を人が来ました。女性です。桜の花を見上げたり、メモを取ったりしています。おそらく短歌の一つも創っているものと推察します。風流な人です。どんな歌を作っているのか気になりますね。
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   この人に影響されて、もう一がんばり。なにしろ、今年最後の桜ですからね。
 ここで、物理学者で歌人の石原純の歌です。次の二枚目の写真にピッタリかと・・。
~♪ 雨ふれば 春ながらさむし くろずめる桜のみきのわびしくも立ち ♪~
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   寺田桜堤の歩道を流れる花びらです。人を残し、何処まで流れていくんでしょうか・・・・。人の知らないところ? 遠いふるさと? それとも・・・?
     ~♪ 花の雨 花びら流れ 留まらず  濡れて偲ばん 遠き故郷 ♪~
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2016seimeiame501_3花の季節はこれで終わりましたが、桜にとっては、
これからが本番です。葉を茂らせ種子を育てねば
なりません。人の感傷に係わっている暇はありませんね。
木津川土手は、これからカラシナの世界に変わります。
 次の節気は、「穀雨」です。では。また。

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2016年4月15日 (金)

二十四節気「清明」追加②

  二十四節気「清明」の追加写真です。「清明」の頃、城陽市の東部にある鴻ノ巣山には、三ツ葉ツツジが咲きます。三ツ葉ツツジは、清楚な感じのする紫の花で、岩場の痩せた土地や雑木林の中に自生しています。痩せた土地でも生えるからなのでしょうか、花言葉は「節制」だそうです。節制している割には、華やかですね。
 鴻ノ巣山では、桜の花が少し衰え始めた頃、三ツ葉ツツジが主役として登場してきます。つぼみは、濃い紫の宝石のようです。
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   山道を散歩の人が通ります。
 花が終わると、三枚の葉が出てきます。それで、三ツ葉ツツジと言うようです。葉の柔らかな緑もなかなか美しいです。
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   緑と紫のコントラストもなかなか良いですね。
 では、ここで万葉集より一首。不幸にも若くして亡くなった草壁皇子に仕えていた舎人の歌です。(作者不詳)
  ~♪ 水伝う 磯の浦みの 岩つつじ 茂(も)く咲く道を またも見むかも ♪~
 意味:水が伝う池のほとりに(怨みにぬれた)岩つつじが咲いている。この花が咲き乱れる道を再び見ることがあるだろうか。
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   上品そうな夫婦が散歩にやって来ました。私が、「桜も終わりですね。」と声を掛けて雑談しました。「先日の雨で、桜はほとんど駄目になってしまった。去年は、桜と三ツ葉ツツジが同時に見られたのに。残念。」と言っておられました。
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   ベンチに誰か座って欲しいなと思っていると、犬の散歩の人が座りました。早速、声を掛けてシャッターを切りました。良い場面です。本日のベストショットかも(?)
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   三つ葉ツツジの花のアップです。花の数が多いので、前ボケは入れやすいですね。
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   蜜蜂まで撮影に協力してくれました。カメラがデジタル化してからは、空中でホバリングする蜜蜂や蝶の写真が撮りやすくなりました。フィルムカメラではコストがかかりすぎます。フィルムと現像代で一枚60円くらいだったかと・・・。
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   だいぶ日も傾いてきました。この辺で撮影は終了です。
    ~♪ 夕暮れに 紫つつじ咲きにけり 甘きかおりに 人なつかしき ♪~  
  お別れの三枚です。帰り道、鳩に出会いました。  では。また。
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2016年4月13日 (水)

二十四節気「清明」追加①

 二十四節気「清明」2016の追加写真です。前回は、少し桜にこだわり過ぎましたね。今回は、もう少し幅を広げて紹介します。

 冬が終わり、春がやってくると、眠っていた草たちの生命はよみがえり、大地はみどりに覆われます。「下萌え」とか「草萌え」という、美しい季語で呼ばれています。
 背の低い草たちは、木などの背の高い植物が葉を広げて光を奪う前に、素早く春を感じて成長を始めるのです。萌え急ぐ草たちです。 続拾遺集より有名(?)な一首。
  ~♪ 今よりは 春になりぬとかげろふの 下もえいそぐ 野辺の若草 ♪~ 
 シロツメグサ。ムラサキサギゴケ。土手の斜面のカラスノエンドウ。
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    草萌えを詠った虚子の一句。
 ~♪ 草萌の 大地の起伏 さながらに ♪~ 
  タンポポ。オオイヌノフグリ。カラスノエンドウに蝶。
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   萌えだした草たちに続いて、木々も一斉に芽吹き始めます。冬の間、枯れ木のように眠っていた木々が、それぞれの葉を広げ始めます。
  ~♪ 木々おのおの 名乗り出たる木の芽かな ♪~   (一茶)
 木津川土手の大榎も柔らかに芽吹き始めました。
   ~♪ 柔らかに 芽吹き始めた大榎 大空に向け 大あくびかな ♪~
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   大榎をくぐり、北側を見ると桜があります。子どもたちと桜。タンポポと桜。
  タンポポも小さいながら拡大して見ると、桜に劣らずそれなりに立派ですね。
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   大榎の北側の桜。大榎の南側を少し行ったところに、花と葉の芽吹きが一緒の白い桜が咲いています。たぶんオオシマザクラだと思います。
 三枚目の写真は、雨の日の大榎です。柔らかい薄緑の葉が、雨を滴らせています。花の時期から、新緑の時期への交代を知らせているようです。
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   「清明」の頃、城陽市の南、観音堂や青谷地区では桃の花が咲いています。桃畑の傍をJR奈良線が通っています。
 桃の花は、梅や桜よりも色が濃くて鮮やかです。万葉以前の昔に、中国から伝わってきたようです。中国では、桃は邪気を祓う大切な花のようです。これが日本に伝わって、3月3日の「桃の節句」になったそうです。桃源郷、桃花村なども中国の言葉ですね。
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   万葉集より一首。 大伴家持(?)です。
   ~♪春の苑 紅にほふ桃の花 下照る道に 出でたつ乙女 ♪~
  意味:春の苑は桃の花で紅に輝いています。その下に立つ少女も輝いて見えます。
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   私にとって桃の花と言えば、高校生の時に習った漢詩を未だに憶えています。劉 希夷(りゅう きい)の「代悲白頭翁」(白頭を悲しむ翁に代わりて)です。ちょっと無常観が漂うところが好きですね。
      洛陽城東桃李花    洛陽城東 桃李の花
      飛來飛去落誰家    飛び來たり飛び去って 誰が家にか落つ
   洛陽女児惜顏色    洛陽の女児 顏色を惜しみ
   行逢落花長歎息    行き逢う落花に長歎息す
   今年花落顏色改    今年 花落ち顏色は改まり
   明年花開復誰在    明年 花開き復た誰か在らん
   ・・・・
      年年歳歳花相似    年年歳歳 花相似たり
      歳歳年年人不同    歳歳年年 人同じからず
      ・・・・
   但看古來歌舞地    ただ看る 古來歌舞の地
   惟有黄昏鳥雀悲    ただ黄昏 鳥雀の悲しむ有るのみ
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   竹林の前の桃畑。花嫌い(?)で、黒マスクのモズがとまっています。花よりトカゲ?
 「清明」追加写真、次回は鴻ノ巣山篇です。 では。また。
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2016年4月10日 (日)

二十四節気「清明」2016

 4月4日は、二十四節気の「清明」でした。江戸時代の暦便覧には、「万物発して清浄明潔なれば、此芽は何の草としれる也」とあります。百花が咲き乱れ、木の芽たちも一斉に芽吹き初める、まさに盛春の頃です。桜の花が満開となっています。
 早速、木津川の土手を目指して散歩に出かけましょう。

 真っ直ぐ西へ進み踏切を渡ります。踏切前の公園に桜があります。電車が行きます。
  たんぼ道を進むと、畦道にはレンゲが咲いています。
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   耕作放棄地と思われる空き地に白い桜が咲いていて、その付近にタンポポ、ホトケノザ、スミレなどが咲き乱れています。
 万葉の頃は、花と言えば梅でしたが、今や日本人にとって花と言えば桜です。しかし、桜は春の花の代表には違いないですが、桜だけが花と主張するのは、ちょっと了見が狭いように思います。他の花もがんばって咲いています。
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   古川の土手では、桜のピンクとカラシナの黄色と柳の緑。青い空に白い雲。魚取りの親子。ヒバリのさえずり。春の風。・・・まさに春の世界。
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   土手の上は桜が満開です。散歩する家族。弁当をひろげる人たち。サイクリングを楽しむ人。(バックの山は愛宕山) 人々が、それぞれに桜を楽しんでいます。
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   私は最近、体調も悪く活動量も落ちてきています。ぼんやりと桜をみていると、今年の桜が最後の桜になるかも知れないという漠然とした思いが湧き上がってきます。
 詩人の茨木のり子さんに、「さくら 」という詩があります。
  ~♪ さくら
    ことしも生きて
    さくらを見ています
    ひとは生涯に
    何回ぐらいさくらをみるのかしら
     ・・・・
    なんという少なさだろう
     ・・・・
    さくらふぶきの下を ふらふらと歩けば
    一瞬
    名僧のごとくにわかるのです
    死こそ常態
    生はいとしき蜃気楼と   ♪~

 青い空と流れる白い雲。桜。・・・・美しさは悲しみを内包している・・。
  死は常態。生は蜃気楼。茨木のり子さんが蜃気楼のようにこの世を去って、ちょうど10年になります。
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   富野の桜堤では、カラシナがよく咲いていて、桜とカラシナを組み合わせて撮ることができます。
 なぜか女の子三人組が、盛んにジャンプを繰り返しています。飛び上がる若者。いいですね~♪。自転車にスマホをセットして、飛び上がったところを自撮りしようとしているようですが、うまくいかないようです。実に楽しそうで、こっちまで笑えてきます。
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   私の写真の流儀としては、道のラインを意識して撮ることが多いです。
 真っ直ぐな道。曲がった道。柵の続く道。花が満開の道。花の咲き乱れる道の先には何が待ち受けているのでしょうか。 石垣りんさんの詩よりです。
   ~♪ ・・・・
    明日にはもう衰えを見せる
    この満開の美しさから出発しなければならない
    遠い旅立ちを前にして
     ・・・・
    花たちがみんなで支度をしていたのだ。
    遠くから
    まぼろしの花たちがあらわれ
    今年の花を
    連れ去ろうとしているのが見える。
     ・・・・
    そうして別れる
    私もまた何かの手にひかれて。   ♪~

  人は、何かの手にひかれて見えない道を歩むのです。何処とも分からない場所に向かって・・・。石垣さんが手を引かれていってから、12年になりますね。
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   桜の道を行く人たちです。楽しい我が家へ? それとも・・?
 母と娘。犬を散歩させる人。散歩の二人。
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   傾きかけた陽に照らされて、桜が赤く染まり始めました。私には、この時間帯の桜が最も美しいと思えます。 遠くに、京都市の最高峰愛宕山が青く見えています。
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   早くも夕陽の中、桜が散り始めています。散る花びらを手で受け止めようとしているのでしょうか、女性が手を差し出しています。受け止めるのは花びら? それとも・・?
 美しい夕日が沈んでいきます。今日一日、悔いなく生きられたでしょうか?
 自問をくり返しても、確かな答えはありません。
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   お別れの二枚と茨木さんの詩より抜粋です。
  ~♪ ・・・・
    今日
    凄みのある夕陽を見送りました
    今日
    生きなかった者は
    明日も
    遂に生きないだろう
    燃えて燃えて
    夕陽は哲学者のように沈みました
    ・・・雲を 刻々 染めながら        ♪~

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2016seimei9201 次回は、二十四節気「清明」の
 追加写真があります。では。また。

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2016年4月 6日 (水)

定期診察(106)・貧血症続く

 昨日はKS病院血液内科の定期診察でした。JR奈良線は、観光シーズンのためかよく混雑していました。立ちっぱなしは結構つらいです。

 さて、診察結果です。
 アグリリンを2cap/day に減量したので増加が予想されましたが、血小板は49万で、これならまあまあの結果です。不整脈や動悸を感じることも少なくなりました。

 しかし、Hbは8.8で、依然貧血状態です。鉄不足ではないようです。アグリリンの副作用が疑われますが、今後どうなるか様子をみます。
 過去の経験から、Hbが9以上かそれ以下かの感覚の違いは、駅の階段を一気に35段登ったところで、足がだるくなって動かなくなるかどうかの違いです。だるくなった後で、やがて息が切れてきます。家の階段なら3往復です。
 素人の考えですが、おそらく筋肉が酸素不足になるためだと思っています。
 「小人閑居して・・・・」ですね。

 尿酸値は再び異常値に。尿素窒素とクレアチニンも高いです。これって、腎機能が悪くなっているように思うのですが、様子をみることになりました。
 素人としては、心配ではありますが、任せるより仕方がないです・・・。

  次回の検査に、脾臓のエコー検査が入りました。最近、圧迫感が強くなってきています。ウーン、心配の種は尽きないです。

  肝機能の数値は、医師のもくろみ通り正常値になりました。血圧と血糖値もまあまあの状態です。
 結局、薬は合計7種類。アグリリン2cap/day。バイアスピリン(抗血小板剤)。アマリール(血糖降下)。ミカルディス(血圧降下)。ハルナール(頻尿緩和)。ガスター(胃薬)。フェブリク錠(尿酸降下)。       では。また。

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2016年4月 4日 (月)

山城地蔵院の桜

 先日、買い物のついでに、隣町の井手町にある地蔵院の桜を見てきました。その時の写真です。
 最近、貧血で体調が悪く、近所以外の場所に撮影に出かけられていません。今年の桜についてはおそらく、木津川土手以外の桜は、この桜だけになりそうです。天気も悪く、花も十分には咲いていませんでしたが、一応、報告ということで・・・・。

 京都・円山公園のしだれ桜は、この地蔵院の親桜から枝分けされたもので、円山公園の枝垂れ桜も樹勢が衰えてみすぼらしくなってきましたが、その兄弟にあたるこの桜も、かなり弱ってきて、昔の勢いは無いです。
 入り口より順番に、南の方からの三枚です。
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   裏手の北側から。それから、下におりて西側から。 菜の花の前から。
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   地蔵院の西側に在る桜三枚。この桜もかなり衰えてきています。
 ここからは、山城地域が一望できます。
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  数十分ほどの慌ただしい撮影でした。
 桜が咲くとなぜか心が落ち着かないです。
 不思議ですね。  では。また。

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