« 独身生活中 | トップページ | 二十四節気「穀雨」2016追加 »

2016年4月26日 (火)

二十四節気「穀雨」2016

 4月20日は、二十四節気の「穀雨」でした。江戸時代の暦便覧によれば、「春雨降りて百穀を生化すれば也」です。春の柔らかい雨が降り、穀物を育てる準備が整う頃です。しだいに陽ざしも強まり、天気も安定してきます。

 では、早速に木津川土手方面を散歩しましょう。桜も終わり、季節はゆっくりと立夏へと向かっています。
 今の時期、土手の主役はセイヨウカラシナです。土手の斜面は、まるで黄色い点描画のようです。風が吹くと黄色い点描の一つ一つが揺れて、大きな黄色い光の波が生み出されます。波は静かに季節を運んでいるような気がします。今年の春をどこかへ・・。
Kokuu101Kokuu101_01Kokuu101_03  

 

 

 

   近くの高校の陸上部の一団が、土手をランニングしています。犬を散歩させる人が、立って遠くを見ています。散歩の夫婦が通り過ぎてゆきます。人も季節もゆっくり送られているような感覚に囚われます。劉 希夷の詩が思い出されます。
 ~♪ 年年歳歳花相似    年年歳歳 花相似たり
       歳歳年年人不同    歳歳年年 人同じからず  ♪~
Kokuu201_02Kokuu201Kokuu201_01  

 

 

 

   「惜春」という言葉もあるように、夕陽の頃になるとますます、今年の春も終わっていくという感情が高まります。夏の終わりや秋の終わりも侘びしい感じがありますが、春も同じですね。
Kokuu301Kokuu301_01Kokuu302  

 

 

 

   古川の土手にもカラシナが咲いています。白いサギが、哲学者のようにじっと考え事をしているように見えますが、これは餌を狙っている真っ最中です。こちらに気づくと、直ぐに飛び去っていきます。サギ君は、警戒心が強く生きるのに必死ですね。
Kokuu401Kokuu401_01Kokuu401_02  

 

 

 

   富野の桜堤付近の斜面では、キンポウゲが太陽の光で金色に輝いています。花弁の中のデンプン層が光を反射するため、良く輝くのだそうです。
 季節の変わり目には、ハッとするような、驚きのような何か新鮮なものを感じることがあります。風に揺れながら、黄色く輝く光りをまき散らすキンポウゲの中に、ノアザミが立ち上がりました。紅い火を灯しているように見えます。・・・・あ~っ、これは春の終わり、夏の始まりの感覚ですね。・・・夏への憬れをけなげに抱く晩春の花。薊。
 遠く続く土手の向こうには、愛宕山も碧く見えています。
 踊っているように見える薊さんもいます。もっと憂いを込めて、慎ましやかにお願いしたいですが・・・。   歌人片山広子の一首です。
   ~♪ 夕もやに 顔うかせたる花あざみ 寂しき息を 野にただよはす ♪~
Kokuu503Kokuu502Kokuu501  

 

 

 

 

   4月20日の穀雨の日、当日は良く晴れました。近所の文化パルク城陽の新緑が美しくなっている頃です。行ってみましょう。
 桂の木の若葉が眩しいくらいです。読書する外国人の女性も、通り過ぎる若い女性も眩しいです。もちろん、花壇に植えられた花も。
Kokuu601Kokuu602Kokuu601_01  

 

 

 

   市民から寄贈されたという鯉のぼりが、空を泳いでいます。八重桜も咲いています。この空間は、もう完全に初夏が始まっています。5月5日が「立夏」です。
Kokuu701Kokuu702Kokuu701_01  

 

 

 

 

   会館の3階から、間近に鯉のぼりを見ることができます。遠く京都市内の山並みの上に、鯉のぼりが泳いでいるように見えます。鯉のぼりの歌でも歌いたい気分です。
   ~♪ 屋根より高い鯉のぼり~ 
      ・・・・      ♪~ 

   ~♪  いらかの波と雲の波
      重なる波の中空を
      橘かおる朝風に
      高く泳ぐや、鯉のぼり ♪~ 

 小学生の頃は、「いらか」の意味も知らずに歌っていたような気が・・・?
Kokuu801Kokuu803Kokuu802  

 

 

 

 

   近くの幼稚園生が遊びに来ました。
 鯉のぼり。桂の新緑。通過する電車。今年もまた、気持ちの良い初夏が始まろうとしています。   では。 また。
      (もう少し写真が残っていますので、それは次回に。) 
Kokuu901Kokuu902Kokuu901_01

|

« 独身生活中 | トップページ | 二十四節気「穀雨」2016追加 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/522242/63538789

この記事へのトラックバック一覧です: 二十四節気「穀雨」2016:

« 独身生活中 | トップページ | 二十四節気「穀雨」2016追加 »