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2016年3月 9日 (水)

二十四節気「啓蟄」2016

  3月4日は、二十四節気の「啓蟄」でした。「啓蟄」は、冬眠をしていた虫が、地中から這い出てくる頃という意味の日です。虫たちの春の始まりです。
 この時期、木津川土手周辺にはどんな風景が見られるのでしょうか。早速、散歩に出かけましょう。今日は、まどみちおさんの詩をお供にして出かけます。小さなものに宇宙を見、宇宙の中に自分を見つめたまどさんです。
 最近、6冊ほど詩集を集中的に読みましたもので・・・・つい。 

 まず、近所の文化パルク城陽です。紅白の梅が満開になっています。今年もまた、春の約束が果たされました。大愚良寛の一首。
  ~♪  この園の 梅のさかりとなりにけり わが老いらくの 時に当りて  ♪~
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   次は、古川沿いに進みます。川の浅瀬を鯉が泳いでいきます。春の日に、鱗がキラリと光ります。川の中でも、生き物たちの活動が始まったようです。
 孫と魚を捕っている人がいます。「何が捕れましたか?」と訊ねると、「メダカです~♪」の答え。どうやら、鯉は無理のようです。
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   古川沿いのネコヤナギもまもなく開花です。 近鉄の線路脇の畑に菜の花です。
 春の光の中、犬を散歩させる人がいます。道はゆるやかに曲がり、遠くに梅が咲いています。穏やかな春の午後です。空からヒバリの声が降ってきます。
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   菜の花が咲いています。菜の花の後ろは桃畑ですが、桃の花はまだのようです。
 菜の花に蜜蜂がきています。さすがに啓蟄ですね。
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   忙しく動き回る蜜蜂を見ていると、まどみちおさんの詩が思い浮かびます。まどさんは、小さなものの中に生命や宇宙を見ている詩人ですね。
   ~♪ アリ
    アリは、
       あんまり 小さいので
    からだは ないように見える

    いのちだけが はだかで
    きらきらと
        はたらいているように見える
         ・・・・・       ♪~
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   田んぼの畦道にしゃがみ込むと、草の間からバンザ~イ!と声が聞こえるような気がします。ホトケノザやナズナか春をよろこんでいるようです。
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   まどさんも、何気なく野に咲いている植物が好きだったようです。「詩人まどみちお・100歳の言葉」からです。
  ~♪ ・・・・
 園芸植物は、野生の植物を人間が自分の好みに合わせて
 作ったものですから、
  植物にとっては、かわいそうなことだし、堕落でもあるんです。
 それに比べて、どこにでも見られる、葉っぱのとがったイネ科の草は、
 人にこびたところが全然なくて、自分勝手に生きてるでしょ。・・・
 なんともいえない、いい感じですね。  ♪~
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   木津川土手では、上津屋の流れ橋の修復が進んでいます。渡り初め式は、3月27日、午前10時からだそうです。
 土手の梅はほぼ終了ですね。
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   土手の木々の芽吹きは、まだまだ先のようです。欅の木が葉の無い枝を大きく広げ、土手の地面に影を落としています。
  一日が終わり、夕日の中に一本の大木が立っています。この木は今日、空にどんな日記を書くことができたのでしょうか。
  ~♪ 木  まどみちお
 木がそこに立っているのは
 それは木が
 空にかきつづけている
 きょうの日記です

 あの太陽にむかって
 何十年
 何百年
 一日 一ときの休みなく
 生きつづけている生命の今日の・・・ ♪~
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  夕日にモクレンの花芽が輝いています。
   ~♪  木蓮の つぼみのひかり 立ちそろふ   ♪~ (長谷川素逝)

 お別れの写真です。家路を急ぐ子どもたちです。
  ~♪  さようなら    まどみちお
 子どもよ、あの赤い夕焼けは、一日が「さようなら」っ
て言っているのだ。 
 ・・・・
 ああ、子どもよ、耳をすましてみると、なにもか
にも みんながみんな、「さようなら」「さようなら」
って言ってるではないか。               ♪~

    今日はここまでです。  次の節気は「春分」です。      さようなら。 
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コメント

墓石さま おはようございます。

春の風景は、なんとぜいたくな彩りでしょう!うっとりします。季節が廻って、虫も魚も花も人も生き生きして見えます。
流れ橋もいよいよ復活ですか。一度渡ってみたいです。

まどさんは、どんな気持ちで「さようなら」って言ったのでしょう。今見ている光景は、今だけのもの。一瞬一瞬を大切に、季節の移ろいを味わいたいと思わされました。
でも、夕焼けに「また明日!」「また来年!」と声をかけたいです。

今朝も夫は薬をテーブルの下に落っことして探していました。3種類ですがそれでも…。お薬を飲むって一仕事ですね。
どうか、ご体調が守られますように。


投稿: ひかる | 2016年3月10日 (木) 10時10分

ひかるさん、おはようございます。
写真を見ていただきありがとうございます。

夕日の時間は、過ぎ去ってゆく過去と明日への希望が交錯するゆったりとした
時間です。今日も精一杯生きられたかどうか、いつも反省しています。
毎日、惰性のように生きていますもので・・・・。

薬、私も時々落とします。埃の付いた状態で見つかることがありますが、
洗ってから飲んでいます。飲み忘れも時々あります。

また少し、寒さが戻ってくるようですね。

投稿: 墓石 | 2016年3月10日 (木) 10時47分

墓石さん こんばんは。(*^-^*)

少し寒さを感じますが、こうして木津川土手を
見せてもらうと春ですね~♪
やっと冬の厳しさから解放です。この冬はのらくらと
家の中で過ごしていたような。

墓石さんの土手はいつ見ても抜群の写真ですね。
急に行っても撮れないです。やはり写真センスと
いつも見つめて知り尽くしてられてこそかも
解らないですね。

私も野の花を撮りたいです。

投稿: 輝子 | 2016年3月11日 (金) 19時03分

輝子さん、こんばんは。

今日は、風が冷たいですね。今も空がよく晴れて、オリオン座が
見えています。明日の朝は、結構冷え込みそうです。
これが、最後の寒の戻りらしいです。

輝子さんの城南宮の梅と椿を拝見しました。コケが美しいですね。
一度行きたかったのですが、今年も行けませんでした。
貧血のため、なかなか出かけよういう気になれなくて・・・。
今年は、宇治田原の梅も行けなかったです。

投稿: 墓石 | 2016年3月11日 (金) 21時51分

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