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2015年10月 4日 (日)

二十四節気「秋分」・追加

体調不良のため、ちょっと時期がずれましたが、「秋分」の追加です。
 秋分の頃といえば、彼岸花ですね。木津川の土手でも彼岸花が満開になりました。土手の斜面に、彼岸花が、はっとするような鮮やかな赤色を添えています。
 彼岸花はよく詩や歌謡曲に歌われていますね。
 浅川マキは、「♪港の彼岸花」で「・・・悲しい恋なら何の花 真っ赤な港の彼岸花」と歌っていました。
  山口百恵も、「♪曼珠沙華」で、「・・・マンジューシャカ 恋する女は / マンジューシャカ  罪作り / 白い花さえ 真紅に染める~」と歌っていましたね。
 燃え上がる女の情念を歌うには、炎のような彼岸花は最適ということのようです。
 土手の彼岸花は、女の赤く燃える情念というより、のんびり咲いているように、私には思えます。年取ったせいですかね・・・。
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   ランニングをする父と娘。自転車で散歩する親子。榎に寄り添う彼岸花。彼岸花が、秋の風景を演出しています。
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   中原中也の詩にも彼岸花が登場します。
   ~♪ 盲目の秋    中原中也
  ・・・・
風が立ち 浪が騒ぎ、
無限の前に腕を振る。
もう永遠に帰らないことを思って、
酷白な嘆息するのも 幾たびであろう・・・
私の青春はもはや堅い血管となり、
その中を曼珠沙華(ひがんばな)と夕陽とがゆきすぎる。
それは、しづかで、きらびやかで、なみなみとたたえ、
去りゆく女が 最後にくれる笑(えま)ひのように、
厳かで、ゆたかで、それでいて侘しく、
異様で、温かで、きらめいて胸に残る・・・
あぁ 胸に残る・・・
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   金子みすずの詩にも彼岸花が登場します。
~♪ 曼珠沙華  金子みすず
秋のまつりは
となり村、
日傘のつづく
裏みちに、
地面(ヂベタ)のしたに
棲むひとが、
線香花火を
たきました。
 
あかい
あかい
曼珠沙華。

 地面の下に棲む人とは誰なのでしょうね。 亡くなった人? 寂しい心の人?
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   北原白秋の歌にも「♪曼珠沙華(ひがんばな)」という歌があります。
  ~♪
曼珠沙華(ひがんばな)
GONSHAN. GONSHAN. 何處へゆく、
赤い、御墓の曼珠沙華(ひがんばな)、
曼珠沙華、
けふも手折りに來たわいな。
GONSHAN. GONSHAN. 何本か、
地には七本、血のやうに、
血のやうに、
ちやうど、あの兒の年の數。
  ・・・・・・♪

 「ごんしゃん」というのは、九州柳川方言で「良家の令嬢」のことだそうです。    不倫の子を産み落とし、気の触れたごんしゃんが、七歳になる子どものために彼岸花を摘みにきたのでしょうか? 堕胎した子の歳が七歳になるということなのでしょうか? ちょっと意味深な歌ですね。怖いような・・・。
 女の情念だの失恋だの、彼岸花は、なかなか深刻な意味を持った花のようですね。
 秋空に立ち上がる爽やかな彼岸花でお別れです。
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コメント

墓石さま こんばんは
美しい彼岸花、どれもこれも感動します。
いろいろな方が、この美しい花を歌っているのですね。

私は、今年の初彼岸花を9/19安保法案が強行採決された日の朝に近所の道端で見ました。
これから毎年、彼岸花を見るたびにこの日を思い起こすだろうなあ~と複雑な気持ちでした。
平和な美しい情景が似合うあなたを悲しい花にはさせません!オンナの情念がメラメラと燃えました(≧∇≦)

体調がお悪い中、今週は通院が大変かと思いますがどうぞご自愛くださいね。早くお祭りが静まりますように。

投稿: ひかる | 2015年10月 4日 (日) 21時51分

墓石さん、こんばんは。

華やかな響きの「曼珠沙華」と言うよりも
儚い響きの「彼岸花」と言うほうが
なぜか好きです。

子供の頃は、秋の彼岸に墓参りに行くと
必ず見かけ、この世とあの世を結ぶ花だと
思い込み、怖いものがありました。
大人になってからは、墓地に咲く意味も
花の特質も知り、怖いものではなくなりましたが。

秋の澄んだ青空に花火のような花弁の赤い花が
良く映えますね。
夏が終わり、少しもの悲しい秋の空に
よく似合うのでしょうね。

投稿: yasubee | 2015年10月 4日 (日) 23時31分

墓石さん おはようございます。(*^_^*)

夕日の照らされた彼岸花。素晴らしいですね!

毎年撮るこの花ですが、田んぼの色と真っ赤の
色が美しいと感じる時、また鮮やかと感じたり、
怪しげ、意味深と感じたり、不思議な花ですね。

もう彼岸花も過ぎ、柿や紅葉なんですね。
年月は早いものです。

投稿: 輝子 | 2015年10月 5日 (月) 09時19分

ひかるさん、こんにちは。

今日は朝早くから、病院へ行ってきました。
朝は、電車が混んでいるので、立っているのが辛かったです。
今も足が痺れています。

安保法案と彼岸花ですか。この繋がりを聞くのは初めてです。
彼岸花は、死者の花だったり、女の情念だったり、
いろんな感情を呼び起こす花のようですね。

投稿: 墓石 | 2015年10月 5日 (月) 15時50分

yasubeeさん、こんにちは。

私も何故か彼岸花です。曼珠沙華というのは、何となく違和感です。
子供の頃から、彼岸花だったからでしょうね。
写真に彼岸花を撮るようになったのは、やはり棚田です。
赤く広がる彼岸花より、空に抜ける数本の彼岸花の方が、
私は惹かれます。

投稿: 墓石 | 2015年10月 5日 (月) 16時00分

輝子さん、こんにちは。

ここのとこ、久しくカメラを手にしてないです。
宇治田原へも琵琶湖方面にも行けていないです。
もうすぐカキの季節です。それから紅葉ですね。
高尾ススキはもう見頃なのでしょうね。
体調が戻れば、行こうと思っています。

投稿: 墓石 | 2015年10月 5日 (月) 16時10分

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