« 木津川上流散歩 | トップページ | 臨時の診察・胆嚢結石 »

2015年9月24日 (木)

二十四節気「秋分」2015

   9月23日は、二十四節気の一つ「秋分」でした。暦便覧によれば、「陰陽の中分となれば也」です。秋彼岸の中日。昼と夜の長さがほぼ同じになる日です。
 この節気の七十二候は次の通りです。
★初候:9/23~:雷乃収声(雷乃ち声を収む) :夕立などの雷の発生が止む頃
★次候:9/28~:蟄虫坏戸(虫かくれて戸をふさぐ) :虫が冬ごもりに入る頃
★末候:10/3~:水始涸(水始めて涸る) :稲刈りのため田んぼの水を抜き取る頃
    10月8日が、次の節気「寒露」です。
 今年のシルバーウィークは、良い天気が続きました。実は、シルバーウィークの前半三日間、体調不良で寝たきり生活をしていて、撮影どころではありませんでした。それで、粗製濫造写真になり申し訳ないです。まあ、粗製濫造は、いつものことですけどね。

 では早速、秋の日の木津川土手を散歩しましょう。
  土手に向かう空き地の草むらに、ヒメムカシヨモギ、エノコログサ、野菊(ヨメナ)、ママコノシリヌグイなどが咲き乱れています。秋の草むらですね。
Shuubun101Shuubun102Shuubun103  

 

 

 

   私は草むらを見ると、詩人長田弘さんの「原っぱ」という詩を思い出します。
 ~♪ 原っぱにはなにもなかった。ブランコも遊動円木もなかった。
    ・・・・
    きみがはじめてトカゲを見たのは、原っぱの草むらだ。
    きみは原っぱで、自転車に乗ることをおぼえた。野球をおぼえた。
    ・・・・
    原っぱは、いまはもうなくなってしまった。
    原っぱにはなにもなかったのだ。けれども、
    誰のものでもなかったなにもない原っぱには、
    ほかのどこにもないものがあった。
    きみの自由が。  ♪~
 草むらを見つめていると、遠く過ぎ去った子供時代の記憶が思い出されます。今では、子供が自由に空想を広げられる原っぱと呼べるものは、見かけなくなりました。
 長田さんは、今年の5月に亡くなりましたね。残念です。
Shuubun203Shuubun201Shuubun201_01  

 

 

 

   田んぼでは、稲が黄色味を増し、実りの時期に入っています。早いところでは、もう稲刈りも始まりました。案山子も活躍中です。
Shuubun301Shuubun301_02Shuubun301_01  

 

 

 

   日が傾いてくると、すべてが黄金色に染まっていきます。秋の夕暮れですね。
Shuubun401Shuubun402Shuubun403  

 

 

 

   和泉式部が詠んだ歌です。
 ~♪ 秋吹くは いかなる色の風なれば 身にしむばかり あわれなるらん♪~
 和泉式部は、秋風の色は何色なのでしょうかと問いかけていますね。
 ある歌人は、秋の色は露草の青であると答えています。京友禅の下絵に使われる露草の青い染料は、水洗いすると、はかなくも跡形もなく消えていきます。秋風の残した寂しさのように・・・。
 私にとって秋の色と言えば、やはり透明に澄み切った秋空の青ですね。
Shuubun501Shuubun501_01Shuubun502  

 

 

 

   秋の色は、黄金色という人もたぶんいますね。実った稲は日を受けると黄金色に輝いて見えます。風に揺れながら夕日に光る様は美しいですね。
 河原に群生するエノコログサも、夕日で黄金色に輝きます。あなどれない美しさです。まさに、秋の色ですね。風が吹くと波のように揺れています。
Shuubun702Shuubun601Shuubun701_01  

 

 

 

   ネコジャラシなどと呼ばれ、軽い扱いのエノコログサですが、こんなに美しい輝きをみせる瞬間があるとは驚きですね。すべてのものに、輝く瞬間があるのかも知れません。
Shuubun801Shuubun801_01Shuubun802  

 

 

 

   巣作りに忙しいクモと夕日。セイバンモロコシと夕雲。ツルボと夕雲。
Shuubun901Shuubun901_01Shuubun902  

 

 

 

   お別れの三枚は、冬ネギを植え付ける老夫婦。犬を散歩させる人。正面の山は、京都市の最高峰、愛宕山。コスモスと青空。コスモスはこれ一枚です。時間不足でした。
 彼岸花は、次回に追加で特集します。   では。また。
Shuubun9101Shuubun9101_03Shuubun9101_01

|

« 木津川上流散歩 | トップページ | 臨時の診察・胆嚢結石 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/522242/62346489

この記事へのトラックバック一覧です: 二十四節気「秋分」2015:

« 木津川上流散歩 | トップページ | 臨時の診察・胆嚢結石 »