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2015年6月26日 (金)

二十四節気「夏至」2015

  6月21日は、二十四節気「夏至」でした。江戸時代の暦便覧によれば、「陽熱至極しまた、日の長きのいたりなるを以て也」です。一年中で一番昼が長い時期です。
 この節気の七十二候は、次の通りです。  
  初候:6/21~ :乃東枯(乃東枯る)   :ウツボ草が枯れる頃
  次候:6/26 ~ :菖蒲華(菖蒲はなさく):アヤメの花が咲く頃
  末候:7/02~ :半夏生(半夏生ず)   :烏柄杓(半夏)が生えはじめる頃
          7月7日が次の節気「小暑」です。

 では、梅雨の晴れ間に、「夏至」の頃の土手を散歩しましょう。
 土手を走っていると、きのうまでの風景とどこか変わったことにふと気づき、何か新鮮で、パッと驚きのようなものが心に広がってくることがあります。季節のうつろいを一番最初に知らせてくれるのは花たちです。きのうまでは気づいていなかった花が、いつの間にか咲いて、季節が移ろっていることを教えてくれたのです。
 季節の変化に気づくとは、自分自身もまた、うつろう自然と時間の中に存在しているということに気づくことです。時間は止めようもなく流れていきます。自分は、その時間の中を旅をしている一人の旅人なのだという思いにかられることなのです。
 土手の斜面に薄桃色のカワラナデシコが、ひっそりと咲き始めました。明るい驚きのように・・・。
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   今の時期、土手の主役は月見草(オオマツヨイグサ?)です。残念ながら昼間は咲いていませんが、昨夜の花が黄色く残っています。夕方に咲き始め、夜は月を眺め、朝日を浴びると萎んでしまう一日花。月見草は実に日本人好みの風流な花ですね。明治時代に日本に渡ってきたらしいです。
 ここで、与謝野晶子の一首です。
  ~♪ 昨夜(よべ)の花 をとといの花露に濡れ あしたにそよぐ 月見草かな ♪~
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    アカツメグサ。この草も花の時期が長いです。いまだに、土手の緑に赤いアクセントを付けてくれています。
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    田んぼの傍に、夏の花、夾竹桃(?)が咲いています。この花は私たちの世代の者にとって、平和運動を象徴する花ですね。
   ~♪ 夏に咲く花 夾竹桃 戦争終えた その日から 母と子供の おもいをこめて 広島の野に もえている 空に太陽が 輝くかぎり 告げよう世界に 原爆反対を
         夏に咲く花 夾竹桃 祖国の胸に 沖縄を 日本の夜明け 告げる日を むかえるために もえている 空に太陽が 輝くかぎり 告げよう平和と 独立を ♪~

  この「夾竹桃」の歌も、ここのところ、久しく聞いたことはないです。
 6月23日は、沖縄慰霊の日でした。式典で高校生が詩を朗読していました。「夾竹桃」の歌を聞いたような気分になりました。
  ~♪・・・・
    みるく世がやゆら
   せみよ 大きく鳴け おもうがままに
   クワディーサーよ 大きく育て
   燦々と注ぐ光を浴びて
   古のあの琉歌よ 時を越え今 世界中を駆けめぐれ
   今が平和で これからも平和であり続けるために ・・・・♪~

  田んぼの畦道には、アカバナユウゲショウ(?)も良い雰囲気です。
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   盛夏の花と言えばハスですが、ハスはまだまだ芽を出したばかりです。蓮田の水は夏雲を大きく写し込んで、盛夏を先取りしています。
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   蓮田に空が映るのは、今の時期だけです。
 蓮田によってはもう水草が発生して、水面が見えなくなっています。
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   蓮田で草取りをしている人がいます。水底から空気の泡が出ています。ハスの呼吸や光合成の結果だと思っていますが、本当のところは判りません。
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   土手の上から見るかぎり、稲の生育は今年も順調のようです。孫を遊ばせている人がいます。高校生が下校します。まもなく田んぼは、緑の絨毯に変わります。
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   土手の上を子供たちが駆けていきます。いつかの日にも見た白い雲が眩しいです。
 土手下の畑では何やら世間話。ヒメジョオンには小さな蝶。
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   苗を補充している人がいます。田んぼの上を風が渡っていきます。サギか餌を探しています。土手に流れている時間は、実にゆったりと流れているように感じられます。
    では、今回はこの辺で。
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コメント

墓石さま こんにちは。

梅雨の晴れ間は、空も雲も可憐な花も田んぼも畑も山も川もみ~んな美しくて、鳥もチョウチョも人間も、なんやら楽しそうですね。

夏至も過ぎて日が短くなるのは寂しい気がしますが、月見草にとっては待ちわびていた季節かも…と思いました。月見草は乙女?の頃から好きな花ですが、昼間の月見草も味わいがあって、なんだか励まされます(o^-^o)

沖縄慰霊の日、知念君の詩や翁長知事のメッセージは人間としてのやさしさがあふれていました。それに比べて、某党の一部?の大人たちや某作家は…情けないです。やさしさこそが平和への道だと思います。「おもいやり予算」は、青年たちの未来のために回して欲しいものですmoneybag

ストレス溜めないでくださいね~

投稿: ひかる | 2015年6月29日 (月) 14時28分

ひかるさん、コメントありがとうございます。

ひかるさんは、月見草が好きなんですか。ウーン、なかなか渋い好みですね。
与謝野晶子も月見草を詠んだ歌をいくつか残していますね。

私は、夜に月見草を撮りに行くことも、蛍を見ることもなく季節か進んで
しまいました。最近は、ちょっと自重気味の生活です。

某党も某作家もちょっとストレスですね。
制服向上委員会の歌をUTuveで見て、ちょっと笑いました。

投稿: | 2015年6月29日 (月) 20時20分

墓石さま こんばんは。

制服向上委員会、わたしも見ましたよ。痛快!
彼女らの作詞だとしたら、すごいな~

わたしが制服を来ていた頃、岩崎宏美の「月見草」を聞いて月見草が好きになったのでした。与謝野晶子さんの世界を味わえるように成長したいものです(。_。*)))

ご健康が守られますように ☆゜・。。・゜゜・。。・゜

投稿: ひかる | 2015年6月29日 (月) 22時39分

ひかるさん、おはようございます。

ひかるさんも制服向上委員会を見ましたか。
ちょっとストレス発散できますね。

岩崎宏美の「月見草」ですか。私は知りませんでした。
早速、聞いてみました。歌詞もチェックしました。
花を指に飾ったとあるので、これはメマツヨイグサなどの
小さい月見草の方ですね。月見草のイメージによく合う歌でした。
ありがとうございます。

投稿: 墓石 | 2015年6月30日 (火) 10時17分

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