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2015年5月 7日 (木)

二十四節気「立夏」2015

5月6日は、二十四節気の一つ「立夏」でした。暦便覧によれば「夏の立つがゆへ也」です。新緑があふれ、いよいよ「初夏」に入ります。この後、「初夏」、「梅雨」、「盛夏」と進み、8月8日が立秋です。
 この節の七十二候は、次の通りです。 
    ★初候 5/6 ~  :蛙始鳴( 蛙始めて鳴く)  :蛙が鳴き始める頃
  ★次候 5/11~ :蚯蚓出( みみず出ずる)  :ミミズが這い出てくる頃
  ★末候 5/16~ :竹笋生( 竹のこ生ず)   :タケノコが出てくる頃
      5/21が、次の節気「小満」です。

 では早速、初夏の木津川土手に出かけましょう。
 木津川土手では、桜が終わり、カラシナもほぼ終わりました。今の時期、それらに代わって、様々の雑草が花をつけています。最大勢力のカラスムギ。シロツメクサ。アカツメクサ。ミヤコグサ。ノビル。スイバ。コメツブツメクサ。ノアザミ・・・・。
 地面に腹ばいになり、雑草と同じ高さまで目線を下げると、草たちの上に空が大きく広がってきます。そして、小さな草たちもまた、大空のもとで生きていることを発見できます。人は、希望に満ちたときも、絶望したときも、空を見上げます。光合成をする草たちもまた、光を求め必死に大空を見上げて生きているのですね。
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   草の目線で人間世界をみていると、人の生活もまんざら苦しいことばかりではなさそうに思えてきます。お喋りなおばさんたち。夕陽の中、畑から帰る夫婦。犬を散歩させるおばあさんと孫娘(?)。娘さんの右手に四つ葉のクローバーが握られていますね。さっきまで、私が写真を写している直ぐ後ろで、四つ葉のクローバーを捜していました。「あったあった」、「ここにもある」という声が聞こえていました。四つ葉のクローバーをわざわざ捜さなくても、そんな生活が一番幸せだ思うのですがね・・・。
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   こよなく雑草を愛した人に、漂泊の俳人種田山頭火がいます。山頭火の人生指針は、「水の流れるように、雲の行くように、咲いて枯れる雑草のように」です。雑草について次のように述べています。「見よ、雑草はみすぼらしいけれど、おごらずおそれずに伸びてゆくではないか、私たちはいたずらにイライラしたり、ビクビクしたり、ケチケチしたり、ニヤニヤしたりしているではないか、雑草に恥じろ、頭を下げろ」と。
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   山頭火の句より。
    ~♪ みんなめぶいた そらへあゆむ ♪~
    ~♪ 草のそよげば 何となく人を待つ ♪~
 奈島付近の土手は、ミヤコグサ、コメツブツメクサ、キンポウゲなどが黄色く広がっています。
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   ノアザミ、ノビルです。
 ノアザミは、スコットランドの国花です。バイキングの夜襲を防いだという謂われがあるそうです。ノビルを国花にする国はないでしょうね。あれば、住んでみたいですね。
     ~♪のんびりのびのび のびる♪~       ~♪まがっても のびる♪~
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   夭逝した詩人八木重吉は「聖書」と「詩」に生きた人です。詩集「秋の瞳」の中に、次のような詩を見つけました。
       草に すわる    
  わたしのまちがいだった
  わたしの まちがいだった
    こうして 草にすわれば それがわかる

  草の上に座り自己を深く内省する、ウーン、できそうでできないですね。
  花に来た蝶。夕陽の中で風にそよぐ茅花です。
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   アカツメグサと夕日です。今回は、アカツメグサの写真が多いですね。
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   今の時期、土手の最大勢力はカラスムギです。スイバも勢力を伸ばしていますね。
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   5月5日は、子供の日でしたね。文化パルク城陽に鯉のぼりが泳いでいました。
 ベランダで必死に泳ぐ鯉のぼり。この家の子供は、何歳なんでしょうね。青い小さな鯉。男の子は間違いないですね。
 近鉄線路沿いのツツジ。自転車の女子高生が通りますが、この子たちは、間違いなく15歳ですね。制服が新しいです。
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   お別れは、土手下の田んぼです。
  水やりの老夫婦。畑の葱坊主。城陽市特産のカキツバタ。
    次は「小満」です。      では。また。
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コメント

墓石さん こんばんは。(*^_^*)

木津川堤防にはアカツメクサが美しいですね。
随分前ですが、この堤防はこの花が多く咲いてる!
と感動したものです。安曇野で綺麗だったので、
標高の高いとこと思ってましたが、こちらも山間地
や木津川まであるので嬉しくなりました。

この花をメーンにいつもながら旨く撮ってられ感心
です。私も人を入れ撮りたいものです。ついセッカチ
で待ってられなくて。

次々と花は変わりますね。杜若の畑がありますか。
この花を撮りたいものです。

投稿: 輝子 | 2015年5月 8日 (金) 18時21分

輝子さん、こんばんは。

このカキツバタ畑は、輝子さんがハスを撮影に行かれた場所です。
杜若園芸という会社の畑だと思います。
観音堂にもカキツバタが咲いています。ここは、サギもよく来ていますよ。

ブログで拝見しましたが、輝子さんの庭では、いろんな種類の野草が
咲くんですね。さすが、花撮影のベテランですね。

投稿: 墓石 | 2015年5月 8日 (金) 20時15分

墓石さま こんにちは。
初夏のすばらしい写真、ありがとうございます。

「のびる」が国花の国、わたしも住みたいですヽ(´▽`)/
のびる王国の財務省は「たそがれ大臣」、文部科学省は「墓石大臣」、防衛庁は必要のない国です。
国民の医療費や教育費は無料です。難病研究費には、お金を惜しみません。公共の交通費もタダです。漁業の小型船の燃料費は格安、地方の軽自動車には税金がかかりません。お金持ちそうなネギ坊主が、進んで税金を払うのです。ピケティさんにアドバイスを求めますが。
のびる王国は、どんな民族の人も住むことのできる国です。で、王様は…「大楠大王!」。
…なんて妄想して楽しみました。

台風が近づいているそうです。箱根山も気になります。大きな被害が出ませんように。雨の日はお気をつけくださいね!

投稿: ひかる | 2015年5月11日 (月) 10時53分

ひかるさん、こんにちは。

のびる王国ですか。ひかるさんの妄想は、面白いですね。
そんな国があってもいいですね。

今日は、午前も午後も自転車で木津土手に散歩に行きました。
1週間ほど木津土手に行けていませんでしたが、久々に行くと、
季節が進んでいたので驚きました。土手の茶畑で茶摘みも始まりました。
季節に置いてきぼりにされそうです。

明日は雨の予報ですね。家に閉じこもって読書の予定です。

投稿: 墓石 | 2015年5月11日 (月) 20時30分

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