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2015年4月14日 (火)

鴻ノ巣山の桜と三ツ葉躑躅

 二十四節気「清明」の追加写真です。
 城陽市東部は、宇治丘陵と呼ばれる丘陵地帯になっています。ここに、鴻ノ巣山と呼ばれる小さな山があり、山背古道の一部として散歩コースが整備されています。ここに、桜と三ツ葉躑躅が咲いています。
 今年の桜の時期は、雨が多かったです。自転車に乗れない雨の日は、歩いて鴻ノ巣山を散歩するのが一番です。雨の鴻ノ巣山を歩いてみました。
 雨に濡れると、紫や緑が一層引き立ちます。
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   この雨に名前をつけるとすれば、どんな名前がピッタリするでしょうか? 春の雨を集めてみました。あり過ぎて書ききれないですね。
  ★春雨=こまかく烟るように降る春の雨。万葉の頃から使われていました。
 ★華雨=春の花に降る雨。桜雨と言う言い方も。
 ★甘雨=草木に柔らかく烟る様に降る春雨。
 ★紅の雨=躑躅、石楠花、桃、杏などに降る雨。
 ★木の芽雨=木の芽どきに降る雨。
  ★菜種梅雨=菜の花が咲く頃降り続く暖かい雨。
 ★春霖=こまかく烟るように降る長雨。
 ★花時雨=桜の頃に降る冷たい時雨。
  ★春驟雨=激しく降る春のにわか雨。
 では、万葉集から詠み人知らずの一首。
~♪ 我妹子に 恋ひつつ居れば 春雨の それも知るごと やまず降りつつ ♪~
意味::あの娘に会いたいと恋しく想っているのに、春雨がそれを知っているかのように降り続いています。
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   唐の詩人、杜牧の漢詩に、清明の頃の雨を詠ったものがあります。
    「清明」
   清明の時節 雨紛々
   路上の行人  魂を断たんと欲す
   借問す 酒家は何の処にか有る
   牧童 遥かに指さす 杏花の村
  牧童が遥かに指さした杏花の咲く村が、雨に烟りながらも、くっきりと浮かんでくるようです。高校で習った杜牧の漢詩、「千里鶯啼緑映紅・・・」というのも好きです。
 写真に写っている人たちは、暖かいコーヒーを希望しているような気がします。昼間から酒はどうも・・・。
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   雨が降るときは、人通りもほんとに少ないです。雨の鴻ノ巣山は、これくらいにしておきます。
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   晴れた日の鴻ノ巣山も載せておきます。晴れた日は、散歩の人も多くなります。男女のグループが来ました。やはり男性が荷物を持っています。これは、昔から変わらないですね。私の時代は、喫茶店にはいると男性が料金を払っていたような記憶が・・・・。
 恋は下心ですね。 (面白くもないか。)
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   桜にヒヨドリ。ツツジに老カップル。晴れた日は、まさに「清明」。
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    桜と三ツ葉躑躅の鴻ノ巣山。お別れの三枚です。では。また。
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コメント

墓石さん こんばんは。(*^_^*)

鴻ノ巣山のミツバツツジ、美しいですね。この
色が凄く好きなんです。ミツバツツジといえば
信楽と思ってましたが、近くに多くあるのですね。
雨の多い4月。また豪雨が心配です。

雨の表現がこんなに多いとは!
感性豊かになってよく味わいたいものです。

墓石さんは国語の先生でしたか?

投稿: 輝子 | 2015年4月14日 (火) 18時58分

輝子さん、こんばんは。

桜が終わり、つつじ、カラシナの時期になりましたね。
八重桜も咲いていますね。宇治田原の田原川に行かねばと
思っています。輝子さんは、田原川に行かれたようですね。
ブログで拝見しました。

私は、理科を教えていましたが、花の名前など全く知らないです。
国語系も苦手です。反省を込めて、今、勉強中です。

投稿: 墓石 | 2015年4月14日 (火) 20時16分

墓石さま こんにちは。

「清明」の美しい風景を楽しませていただきました。ありがとうございます。
「烟る」…恥ずかしながら意味も読み方も知りませんでした。辞書を引いて…「けぶる!」なるほど~。モヤのかかった霧のような雨、霞みがかったような春の景色、アレのことなんですね!勉強になりました。

最近は、黄砂やpm2.5でぼや~っとした景色しか見ていなかったので、「烟る」鴻ノ巣山の風景にうっとりしました。

それと、古川ってなんてステキなんでしょう。まさに「美しい日本」(ニッポンではなくてニホン!)ですね。「安倍さん」にも教えて差し上げたいです。平和が続き、少年の心にもいつまでも残っていてほしい風景です。どうかコンクリートなどで固められませんように。

これからも、サイクリングロードの先の景色を見せていただきたいですヽ(´▽`)/

投稿: ひかる | 2015年4月16日 (木) 15時10分

ひかるさん、コメントありがとうございます。

最近、ほんとによく雨が降りますね。今日は、久々に晴れていたので、
散歩に行ってきました。古川土手は、桜は散り、カラシナの黄色一色でした。
木津川土手の大榎が芽を出してきました。散歩のおじさんが、緑の桜が咲い
ていると教えてくれました。(極めて得意げに)
急いで行ってきましたが、どこをどう見ても、ハナミズキでした。

 たいして上手でもない散歩写真ですが、またお越し下さい。

投稿: 墓石 | 2015年4月16日 (木) 20時45分

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