« 二十四節気「啓蟄」2015 | トップページ | 岡田幹治著「ミツバチ大量死は警告する」 »

2015年3月11日 (水)

二十四節気「啓蟄」2015追加

  二十四節気「啓蟄」の追加版です。
 3月6日は「啓蟄」。その次の日は雨になりました。啓蟄の日の前後に降る雨を「啓蟄の雨」というそうです。雨の中、鴻ノ巣山に散歩に行きました。その時の写真です。
 「啓蟄の雨」とは、どんな雨なのでしょうか? 地中で冬越しをする虫や蛙たちに春を知らせる雨ということなのでしょうか?
 「木の芽雨」、「草の雨」という言葉もあります。自然の中で、草や木、虫、鳥たちと雨を語り合う感性、雨が生命を育んでいるという感覚、これは農耕生活してきたことと深く結びついていると思います。現代人が忘れつつある感覚のような気がします。

  では、傘をさして鴻ノ巣山の入り口、水度神社へ。神社入り口に水路があり、その上に梅の枝が・・・。
  神社本殿前の紅梅。よく雨が降っています。
Keiknos101Keiknos101_01Keiknos102  

 

 

 

   ここで、万葉集から、雨と梅にまつわる歌です。 大伴家持です。
  ~♪春の雨は いやしき降るに 梅の花 いまだ咲かなく いと若みかも ♪~
意味:春の雨はしきりに降るのに、梅の花はまだ咲きません。まだ若いからでしょう。
 この歌は、家持の娘に縁談を持ちかけてきた藤原久須麻呂に、家持が詠んだ断りの歌だそうです。
  これに対して、久須麻呂も了解の意を込めた歌を返しています。それが次の歌です。
   ~♪ 春雨を 待つとにしあらし 我がやどの 若木の梅も いまだふふめり ♪~
意味:春雨を待っているのでしょうね。うちの庭の若い梅もまだつぼみのままです。
  久須麻呂は、藤原仲麻呂(恵美押勝)の三男で、後に「藤原仲麻呂の乱(恵美押勝の乱)」で一族は滅亡します。
  雨がよく降っています。おみくじが二つ並んでぶら下がっています。誰か二人でお詣りに来たのでしょうか。
Keiknos201_01Keiknos201_02Keiknos201  

 

 

 

   山道を登ります。コナラの木から、水がしたたり落ちています。
  しばらく行くとまた梅の木がありました。
Keiknos301_4Keiknos301_01Keiknos302







  

 

   サンシュユが花をつけていました。サンシュユは、江戸時代薬用植物として伝わったそうです。果肉が強精薬、止血、解熱剤として使われるそうですよ。
Keiknos401Keiknos402Keiknos401_01  

 

 

 

   山道はまだ続いていますが、カメラのレンズが濡れました。今日はこのへんで。
  次は、「春分」です。温かくなっていることと思います。 では。
Keiknos501Keiknos502

|

« 二十四節気「啓蟄」2015 | トップページ | 岡田幹治著「ミツバチ大量死は警告する」 »

コメント

墓石さん こんにちは。(*^_^*)

随分寒い日が続きましたが、これから暖かく
なりそうですね。

水度神社の梅も綺麗に咲きましたね。
いつもながらバックを旨く利用して撮って
られ素敵です。

万葉集の時代は縁談も和歌で断ったりするのでしょうか。
面白いです。
文学の才能があれば、対人関係も滑らかかも。

投稿: 輝子 | 2015年3月12日 (木) 12時51分

輝子さん、こんにちは。

寒い日が続きますね。今日も風があって寒いです。
午前中、自転車で木津土手を目指しましたが、
風と寒さで引き返しました。
青谷梅林にも行けていないです。
暖かい日を望みたいですね。

ブログの方、拝見しております。

投稿: 墓石 | 2015年3月12日 (木) 13時59分

墓石さま こんばんは。
啓蟄の雨、冷たかったですね。雪まで舞っていましたよ。雨の中、素敵な写真をありがとうございます。
サンシュユの咲く山の小道、わたしも歩いてみたいです。(サンシュユって初めて知ったのですが…)
雨のしずくが何とも言えずきれいです。いっときロマンチックな古えにタイムスリップした感じでした。
こんなにすばらしい景色を、放射能なんかで破壊することのない国になって欲しいとつくづく思いました。

暖かくなるまでもう一息、お体に気をつけてくださいね。

投稿: ひかる | 2015年3月13日 (金) 00時05分

ひかるさん、おはようございます。
写真を見ていただきありがとうございます。

サンシュユは歌にもありますね。「庭のサンシュウも・・・」
誰の歌だったかな~?。世代がちがうのかな。

今日は朝からよい天気ですよ。
近くの青谷梅林に、出かけようと思っています。
今日から、温かい春の始まりですよ。たぶん。

投稿: 墓石 | 2015年3月13日 (金) 09時39分

墓石さま こんにちは。
花も散り、完熟梅(梅干?)のわたしですが、サンシュユって花も歌も知りませんでした~。寒い北国育ちのせいか、無知の故か…、それにしても今まで見たことのない美しい世界を写真を通して知れるのはうれしいです。(゚▽゚*)

投稿: ひかる | 2015年3月14日 (土) 17時14分

ひかるさん、こんにちは。

上に、「庭のサンシュウ~」という歌について書きましたが、調べてみると
これは、宮崎県の「ひえつき節」でした。しかも、サンシュユではなく
サンショ(山椒)の木のようです。失礼しました。
私の知識は、あやふやで、特に植物や鳥の名前は、あまり信用しない方が
いいですよ。時々、間違いを指摘していただける親切な人もいます。
 懲りずに、またお越し下さい。

投稿: 墓石 | 2015年3月14日 (土) 20時26分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/522242/61266479

この記事へのトラックバック一覧です: 二十四節気「啓蟄」2015追加:

« 二十四節気「啓蟄」2015 | トップページ | 岡田幹治著「ミツバチ大量死は警告する」 »