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2014年11月 9日 (日)

二十四節気「立冬」2014

 11月7日は、二十四節気の一つ「立冬」でした。江戸時代の暦便覧によれば、「冬の気立ち初めていよいよ冷ゆれば也」とあります。この日から立春の前日までが冬。日は短くなり時雨が降る季節です。
  この節気の七十二候は、次の通りです。
★初候 :11/07 ~ : 山茶始めて開く   山茶花が咲き始める頃
★次候 :11/12 ~ :地始めて凍る     地面が凍り始める頃
★末候 :11/17 ~ :金盞さく       水仙の花が咲き始める頃
   11月22日が、次の節気「小雪」です。

 では、今の時期の木津川土手周辺を紹介しましょう。今回は、写真詩風にいきます。

  立冬の日に
暦が冬を知らせた日
街路樹は色を変え葉を散らしている
野焼きの煙の中に無言の藁地蔵が立ちならび
畦道の野菊は最後の時をむかえている
私は今日も木津川の土手へと急ぐ
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土手の坂道を登れば
空が大きく広がり私を迎えてくれる    
土手の上に立てば北には比叡の山並み
田んぼでは冬支度をする人々の営み
冬の陽ざしはなぜか優しい
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私は大切な人と会うためこの土手に来る
僅かに色を変える大榎の下に彼はいた
彼はいつものように語り始める
風景は時間の流れの中で
止めようもなくうつろっていく
本当に美しい風景は目を閉じて見るものだと
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冬が始まった日  彼の目にした風景は
風になびく枯れススキ  欠けた夕月
遙かに渡っていく雁の影 
今は目を閉じても何も見えない 
風の音が聞こえるばかりだ
いつも無言で立ち去る彼は
私と同じ名前で呼ばれている
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   では、その他の写真を紹介します。今回は、散歩のコースに沿って冬の始まりの風景を紹介していきます。
 まず、家を出て南へと進みます。少し行くと田んぼが広がっています。今、田んぼでの主役は、藁地蔵たちです。午前中、運が良ければ近くの幼稚園生に出会えます。肖像権を侵害しないよう、遠くからの撮影です。
 柿の木と農機具小屋もあります。秋らしい雰囲気です。
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  すぐ近くの文化パルク城陽にもよってみます。今の時期、桂や欅の紅葉の時期です。ここで近鉄の踏切を越え、水路に沿って西へと進むと、さらに田んぼが広がっています。
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  やがて、第ニ名神城陽ジャンクションの工事現場に突き当たります。私の一番の撮影場所は、工事のために今はありません。いつもモズがとまっていた木も、スズメウリの生えていた荒れ地も、今はコンクリートの下です。埃の舞うこの場所は、いつもスピードで駆け抜けますが、気まぐれでシャッターを切ることもあります。
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  工事現場を過ぎて、土手に沿ってたんぼ道を北へと進みます。
 畑で作業する人。田んぼの藁地蔵。遠くに見える山は、京都市の北、愛宕山です。蓮田は、今はもう草むらに変貌です。
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  たいてい土手の上に上がり、夕日をむかえます。河原に降りてススキと夕日を映すこともあります。ここから、急いで真っ直ぐに家に向かうと、僅か15分で到着です。直線距離にすると、実はすぐ近くなんです。
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  時間のある時は、土手の上を南へくだり、木津川土手の大榎まで行きます。ここは同じ土手の上でも、少しのんびりした風景を見ることが多いです。
 今回は、ここまでです。 次回は「小雪」です。
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コメント

>本当に美しい風景は目を閉じて見るものだと

この言葉が心に留まりました。
私が、墓石さんが写真で見せてくださるような
美しい日本の田舎で育ったのは
もう40年以上も前のことなのですが、
今でも、目をつぶると、その景色だけでなく、
刈り取られた稲穂の匂いや、冬の始まりの
冷たくて清清しい空気の感触までも思い出します。

>やがて第ニ名神城陽ジャンクションの工事現場に突き当たります。

墓石さんの工事現場の写真を見ていて、
自然との対比に驚きました。
人間の作るものは、自然のそれと違って、
単純な直線でできているなあと、
今更ながらに思いました。

投稿: kazumi | 2014年11月10日 (月) 06時03分

kazumiさん、写真を見ていただきありがとうございます。

 kazumiさんの心に広がる風景は、40年も前の日本の風景ですか。
小川には、シジミが住んでいて、メダカも泳いでいたと思います。
私は子供の頃、手づかみで魚をとって遊びました。なつかしいです。

 工事現場の写真、深く考えずに撮りました。申し訳ない。
kazumiさんの言われるように、現代的な構造物と自然との対比が感じられますね。
黒い巨大な影。陰影。直線。小さく見える人間。沈む夕日。
 構造物を力強いと見るか黒い不安とみるか、人により違いそうです。
ありがとうございました。

投稿: 墓石 | 2014年11月10日 (月) 09時42分

墓石さん こんばんは。(*^_^*)

またまた土手で名作が出来ましたね。特に
第二名神のクレーンの現場に自転車の人物を
入れられたのには凄く斬新さが感じられ、素敵
です。

藁地蔵、ススキと夕日、ウロコ雲、野菊、
枯れ蓮畑がお気に入りです。
自然と人間、、、何処かで聞いた言葉ですね(笑)
そんなものを感じました。

そこに住んでいる人しか撮れないです。
大榎は少し上流ですか?第二名神もこんなに工事が
進み、何処にICが出来るのでしょう。

投稿: 輝子 | 2014年11月10日 (月) 19時27分

輝子さん、こんばんは。写真を見ていただきありがとうございます。

同じ場所で同じような写真を撮っているような気がします。
進歩がないので困っています。
今日も散歩に行ってきました。あまり撮れなかったです。
良い天気の夕方、背割り堤に行こうかと思っています。
それから、宇治田原の茶畑の柿にも。

輝子さんは、宇治植物園に行かれたんですね。
それから、志賀高原の写真も拝見しました。
いいですね。

投稿: 墓石 | 2014年11月10日 (月) 20時22分

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