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2014年9月 8日 (月)

二十四節気「白露」2014

  9月8日は、二十四節気の一つ「白露」でした。江戸時代の暦便覧によれば、「陰気ようやく重なりて露こごりて白色となれば也」です。朝夕に涼しさを感じ、夜には虫の声が聞こえ、残暑は消え、ようやく本格的に秋がおとづれてくるころです。
 この節気の七十二候は次の通りです。
  ★初候 ;9月8日~ : 草露白し  朝露が白く光って見える頃
  ★次候 ;9月13日~: 鶺鴒鳴く  せきれいが鳴き始める頃
  ★末候 ;9月18日~: 玄鳥去る  つばめが南へと旅立つ頃
       次の節気は、9月23日の「秋分」です。

 今年は、秋雨前線の活動が活発で不安定な天気が続いています。昨年も今頃は秋雨の時期でした。では、晴れ間見つけて撮影した木津川土手周辺の写真を紹介しましょう。
 今回も写真詩風にやってみます。今回は、「対話」ということについて考えてみました。世の中には、ディベート能力、コミュニケーション能力、自己表現能力など、自己を主張し相手を取り込んでいく対話能力が求められています。しかし、真の対話とは、時間と心を共有することではないか、という気がします。新自由主義的な競争社会にあっては、対話の本質が失われているのではないか、そんなことを考えました。

      「白露の日に」 ~季節との対話~

       今 静かに過ぎゆく一つの季節がある
        朝には白く輝く露に心奪われ
    昼には稲穂を揺らす風の音を聞く
    蓮の花托は一斉に手を振り
    過ぎ去る季節を惜しむ
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    新しい季節の始まりに思いをはせ
    蔓穂の花は大空に向かって立ち上がり
    赤とんぼは澄んだ目で流れる雲を追っている
    うろこ雲は夕日に赤く
       家路を急ぐ少女を優しく包んでいる
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    人はいつも季節と対話してきた
    そのたびに季節は無言の言葉で語った
    うつろう時間の中で風景を共にし
    心を透明にすること
    それが対話であると
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    夏の終わりに
    赤い火を灯すほおずきを提灯にして
    あの人達は夕暮れの道を去って行った
    季節と対話しゆっくりと後を追う
    ほおずきを提灯にして
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  お盆のときには、ナスやキュウリ、ほおずきなどがお供えされます。ほおずきは霊が夜道を歩くときの提灯、キュウリは霊が来るときの馬、ナスは帰りの牛になるとされています。誰が考えたのでしょう。素朴でささやかな信仰です。
 久しぶりに早朝の撮影に行ってきました。家から200mほどの田んぼです。早朝と言っても7時頃ですけど。いまだに蓮の花が咲いて蜜蜂が来ていました。糸トンボもたくさん見かけました。朝はいいですね。
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  赤とんぼ、糸トンボ。やはり、秋はとんぼですね。
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  土手に咲く植物は、同じ場所に同じ植物が群生するとは限りません。毎年、群生場所が変化します。今年は、土手の大改修工事が行われたせいか、やたら蔓簿を見かけました。いつ草刈りが行われるかによっても、違ってくるように思います。
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  ママコノシリヌグイとクズが競合している場所があります。競合しているのか、競演しているのか?
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   「白露」前日は、秋らしい一日でした。遠くに見える比叡山の上を雲が流れていきます。田んぼには、案山子も登場しました。大榎に夕日が射してきました。
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「蓮太郎です。」「ハス子です。」
 「今日はここまでです。」 
   次は、「秋分」です。では。また。

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コメント

あの~、ネッシーみたいな影が写ってるのですが、何でしょうか。蓮太郎、ハス子も面白い。最高!

投稿: みず保 | 2014年9月 8日 (月) 18時14分

みず保さん、ははは。言われてみて初めて気がつきました。
ほんとにネッシーに見えますね。茶畑の巻かれたシートです。
いつも見慣れているので、考えが及ばなかったようです。
失敗ですね。

投稿: 墓石 | 2014年9月 8日 (月) 20時14分

遅くにゴメン下され。ツルボを空に煽るなんて!新鮮な写真ですね。マクロで写すだけでしたから・・・蜂巣の愉快な顔を見て、笑いましたよ。ママコノシリヌグイのシルエットは、素敵ですね。眠れないので、お邪魔致しました(笑い)

投稿: 夢花 | 2014年9月10日 (水) 00時58分

夢花さん、眠れない夜のお供ができて嬉しいです。happy01

ツルボを空に抜くためには、頭を地面につけなければいけないです。
イヌの糞が最大の敵ですね。いつも注意しています。
愛犬家はマナーを守って欲しいです。

投稿: 墓石 | 2014年9月10日 (水) 09時43分

墓石さま こんにちは。
夏も早過ぎ去ってしまいした。「秋の陽はつるべ落し」、どんどん時が過ぎていってしまうように感じます。

そんな中、しばし私は墓石さまの素敵な画の前で、空想の旅に出ます。過去に戻ったり、見えないこの先の時空に行ったり…。静かでゆっくりとした穏やかな時間が過ぎます。

「ばら寿司」と書評で現実に引き戻され、それも楽しみです。「懐かしい味」を私も自分で再現すると…ですが(^-^; 


「ジャカビ」の発売、この時を待ち望んでいた方も多くいらっしゃるでしょうね。蓮太郎さんとハス子さんも喜んでいるように思えました! wink

投稿: ひかる | 2014年9月15日 (月) 13時23分

ひかるさん、こんにちは。
写真を見ていただきありがとうございます。

秋がどんどん進んでいきますね。昨日、木津川土手でも
彼岸花が咲き始めたのを確認しました。
赤い彼岸花を見ると突然、心が落ち着かなくなります。
撮影に行かねば・・・。
というわけで、今日は宇治田原というところに、彼岸花を撮りに
行ってきました。さっき帰ったところです。
最近の田んぼは、電気柵に囲まれて、昔のような趣がないです。
現実は厳しいですね。疲れました。

投稿: 墓石 | 2014年9月15日 (月) 16時09分

コメントが遅くなりました。
やっと体調が落着いてきたので遊びにきました。
ハス太郎君にハス子さん、ユーモラスで
思わず声を出して笑ってしまいました。

ほんとうに日本(京都)は秋のまっ最中ですね。
糸トンボも赤いホウズキの実も
移りゆく季節を語りかけてくれています。
北カリフォルは一年中春みたいな気候で
過ごしやすいのは過ごしやすいのですが、
四季がなくてつまらないです。

投稿: kazumi | 2014年9月24日 (水) 09時43分

kazumiさん、体調が落ち着いてきて良かったですね。

体調のためには、春のような気候が一番ですよ。
こちらは、蒸し暑さがやっと終わって、過ごしやすい
時期になりました。ここ数日は、これぞ秋という感じでした。

元気にお過ごし下さい。

投稿: 墓石 | 2014年9月24日 (水) 10時37分

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