« 塩谷喜雄著「原発事故報告書」の真実とウソ 感想 | トップページ | 定期診察の日(75)・新薬承認情報 »

2014年7月 7日 (月)

二十四節気「小暑」2014

 7月7日は、二十四節気の一つ「小暑」でした。江戸時代の暦便覧によれば、「大暑来れる前なれば也」とあります。まもなく梅雨が明け、本格的な暑さが始まる頃です。蓮の花も咲き始めます。梅雨末期の大雨には注意が必要です。
 この節気の七十二候は、次の通りです。
   初候 :7/7~  ;温風至る      夏の風が熱気を運んでくる頃
  次候 :7/12~ ;蓮始めて開く    蓮の花が咲き始める頃
  末候 :7/17~ ;鷹乃ちわざをならう 鷹の雛が飛び方をおぼえる頃
         7月23日が次の節気「大暑」です。
  今年の「小暑」は、雨の中で迎えることになりました。沖縄方面に台風が接近していて、日本列島を直撃しそうな気配で、注意が必要です。昨年は、今頃梅雨明けが発表されていました。

 では、いつものように木津川土手で、「小暑」時期の季節と対話しましょう。
 土手の主役は、前節に引き続きヒメジョオンです。白い花をつけて、あちこちに群落を作っています。北米原産の要注意外来生物らしいです。明治時代に日本に入ってきて、鉄道沿線に沿って広がったので、ヒメムカシヨモギなどと共に、「鉄道草」と呼ばれたそうです。まさに鉄道に乗って遙かな旅をしてきた放浪者のような植物です。アメリカで世界恐慌の時代、土地から土地へ転々と放浪した労働者をhoboと言うそうです。語源は、日本語の「方々」だそうです。フォークソングが好きな友達から聞きました。アメリカ生まれのhobo草、嫌われながらも旅をしてきた、清楚なヒメジョオンにふさわしいですが、この友達は、冗談が得意なのでちょっと信用できないです。
 エノコログサも咲き始めました。
S1housho002_01S1housho0101S1housho601


   

 

  アカツメクサは、まだまだ花をつけています。花期は長そうです。準主役ですね。
S5housho0101S4housho0101S5housho0101_01


   

 

   土手の上から見るかぎり、田植えの時期の違いにより成長の違いはありますが、稲の成長は順調のようです。2枚目の写真、自転車のおばさんは、鳥観察の人です。双眼鏡で観察していました。今の時期、田んぼ周辺では、ケリが子育てをしているようです。
S2housho0101_01S2housho0102S2housho0101


   

 

   蓮田では、蓮が順調に生長してきています。まだ、本格的ではないですが、早い所では花をつけ始めた蓮田もあります。七十二候、小暑の次候は「蓮初開」ですね。
S3housho0101S3housho0101_02S3housho0101_01 
  

  
  

 

 

  次は特別に、雨の日の鴻ノ巣山へご案内しましょう。
 鴻ノ巣山には、椎の巨木の森があります。雨が降ると静かな空間が広がり、その中で、水に濡れた木々の肌が青く光り、巨人が立ち尽くしているように見えます。「人はかって樹だった」と書いた詩人を思い出します。
Shousho101_01Shousho101Shousho102


   

 

 

  樹によって集められた雨は、木の肌を伝い、所々で水滴となり地表をめざして落下していきます。
Shousho201_01_3Shousho201_4Shousho201_03Shousho201_02


   

 

 

   地表では、小さな次のいのちが準備されています。静寂が無言で語っているようです。「水はめぐり、いのちもめぐり、時の流れにすべてがうつろっていく」と・・・。
Shousho301_01Shousho301Shousho302


  

 

   雨の季節といえばキノコです。キノコも雫を垂らしながら生きています。けなげです。
Shousho401_01Shousho401Shousho402


   

 

 

    雨の季節といえばコケもあります。フィルムカメラで使っていた、壊れかけのマクロレンズしか持っていないので、苦労しました。ヤブ蚊にも悩まされました。
Shousho501Shousho501_01Shousho501_02   

 

 

   は、お別れの3枚です。     次は大暑です。
Shousho601Shousho601_01Shousho601_02

|

« 塩谷喜雄著「原発事故報告書」の真実とウソ 感想 | トップページ | 定期診察の日(75)・新薬承認情報 »

コメント

墓石さん こんばんは。(*^_^*)

季節がまた少し替わりましたね。庭の紫陽花も枯れて
来ました。桔梗が咲きましたよ。

木津川土手もヒメジョオンが群生ですね。この花は
清楚なのに厄介な花で昔田んぼでは強くてウンダリ
してました。今では可愛いので庭の隅に1本植わって
ます。世界中に広まったでしょうね。

アカツメクサは大好きで、今も咲いていますか。
鴻巣山の苔、雨の滴を蓄え素晴らしい写真ですね。
まぁ~蓮も綺麗に咲いて、これから見頃ですね!
焦れぞ、顔のカブレで自宅に籠り勝です。でも勇気を
出して、出かけたいものです。

投稿: 輝子 | 2014年7月 7日 (月) 18時28分

輝子さん、こんばんは。コメント有り難うございます。

蒸し暑いすっきりしない日が続きますね。台風近づいています。
いつぞやの洪水被害のようなものはイヤですね。

木津川の土手は、夏の草刈りで、次々に丸裸にされていっています。
これから、花もぐっと少なくなります。ハスは、まだまだ先ですね。

一度、街写真に出かけてみようかと思っています。
京都市内は、祇園祭の準備のようです。

投稿: 墓石 | 2014年7月 7日 (月) 20時22分

墓石さん、

ちっちゃな木の芽や、きのこ、こけが雨露をたらしながら一生懸命生きている写真をみると、命って不思議だなと思います。

投稿: kazumi | 2014年7月10日 (木) 10時06分

kazumiさん、ご訪問有り難うございます。
うれしいコメントも有り難うございます。

実を言うと、マクロレンズの世界は、入り込むと面白いですが、
シャッターを切る前、息を止めているので酸欠状態になって、
気分が悪くなります。それで、普段はあまり撮さないです。

投稿: 墓石 | 2014年7月10日 (木) 14時18分

墓石さん、こんばんは。

一枚一枚、どれもステキな写真ばかりですね。
日本の心を歌っているようで、穏やかで気持ちが和みます。

雨の雫は、生命を感じます。
雫を撮ってみたいのですが、なかなか難しいですね。

投稿: yasubee | 2014年7月13日 (日) 22時59分

yasubeeさん、コメント有り難うございます。

私の写真は、散歩しながら適当に撮したものなので、申し訳ないです。
何かを感じていただけるとは、嬉しい限りです。
近所の写真好きが集まる小さな写真サークルに、月一度参加していますが、
私の写真への評価は、おおむね低いですね。なにしろ、いつも見ている
近所の写真ばかりですので・・・。

雫の写真は、マクロレンズが必要ですね。まだ持っておられないようでしたら、
一本持たれては・・・。

投稿: 墓石 | 2014年7月14日 (月) 10時07分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/522242/59943698

この記事へのトラックバック一覧です: 二十四節気「小暑」2014:

« 塩谷喜雄著「原発事故報告書」の真実とウソ 感想 | トップページ | 定期診察の日(75)・新薬承認情報 »