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2013年12月31日 (火)

散歩写真この一年

 散歩とは、一切の義務感から解放され、心をゆったりとして、ただ歩くことです。人は風景の中を通り抜け、風景と対話し、自らの生を確認しながら生きています。私は、この一年、散歩しながらどのような風景を通り抜けてきたのでしょうか? 木津川土手周辺を散歩しながら撮った写真で、この一年を振り返ってみます。

 【冬】
 今年の冬は、雪も降らず暖冬でしたが、昨年の後半、医師から「早ければ、5年以内」という具体的言葉を聞き、私にとっては、少々寒さが心に凍みる冬となりました。
 今年の冬は、初めて河原の砂地の上に出てみました。水の枯れた広い河原を歩き、対岸に近づくと、対岸の土手が横一直線に見えています。土手の上には、大きく夕焼け空が広がり、土手を行く人の影が、小さな生き物のようです。土手が、まるで遙かな地平線のように思えてきます。小さな発見です。枯れ草は、風になびき、夕日に輝いています。
 この場所がすっかり気に入り、よく散歩に来ていました。ホームページの写真詩、「旅の終わりに」は、この場所で出来ました。
 社会では、2月23日「TPP」への参加表明が行われました。世間はアベノミクスに踊っているようです。
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 【春】
 春は梅の花から始まります。木津川土手の梅も咲き始めました。1枚目。梅の花の向こうに、木津川土手の大榎を入れました。今までいつも通っていた場所なのに、このアングルからの撮影、初めての小さな発見です。
 梅の次は、桜が咲き始めます。2枚目。南京都病院のエドヒガン桜。この桜は、今年から城陽市の名木に指定されました。
 3枚目。近鉄富野鉄橋の桜。サイクリングの二人が走っていきます。春が駆けていくという感じで、心も弾みます。
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 【初夏】
 木津川土手は植物たちで覆われ、花が咲き乱れ始めました。草の中に入り、ローアングルで花と過ごします。「ノビルの恋」を発見しました。ダニに刺されて死ぬ事件が報道されました。ちょっと気味が悪いです。
 鴻ノ巣山へもよく散歩に行きました。水度神社のキリシマ躑躅の花が咲きました。
 連凧を揚げる人と出会いました。連凧の先が見えないくらい高く揚がっていました。子供たちの視線は見えませんが、遙か高くを見ているのは間違いないです。
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 【盛夏】
 7月8日に梅雨が明け、今年の夏は猛暑となりました。
 城陽市は蓮花の産地で、お盆用の切り花として出荷されています。蓮の葉の下に潜り込んで、涼しげな写真を狙ってみました。この写真、なんでもない写真のようですが、大変苦労した1枚です。どこが? 手前の大きな葉に影が無いですね。これはかなり大変なんですよ。手で葉の向きを調節するのが・・・。 インチキ写真と言われるかも?
 木津川土手、茶畑のスプリンクラー。夕日に水が金色に輝きます。
 それから、夏の流れ橋。この場所も散歩のコースには必ず入れていました。しかし、この写真の後、9月16日の台風で流失しました。嵐山渡月橋をはじめ、各地で被害が出ましたね。
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 【秋】
 秋の始まりは、彼岸花からです。彼岸花を求めて、ウロウロしていました。
 社会では、10月1日、「消費税増税」が表明されました。怒りで、イライラしました。10月16日には、台風で大島に大被害が出ました。
 秋の写真2枚目は、土手の夕暮れです。野焼きの煙があたりを覆い、夕日の光が紫色を帯び、手を引かれる子供を優しく照らしています。晩秋ですね。
 最後は、曲がった畦道です。曲がった道には、何となく心が引かれます。曲がった道を行く、この少女の幸せを祈りたくなります。曲がった道の先に、戦争が待っているなど、嫌ですね。12月6日、戦前の治安維持法にも匹敵する「秘密保護法」が強行採決されました。曲がりくねった困難な道は、まだまだ続きそうですね。
 では、皆さん。良いお年をお迎え下さい。
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2013年12月23日 (月)

二十四節気「冬至」2013

 12月22日は、二十四節気の「冬至」でした。暦便覧によれば「日南の限りを行て日の短きの至りなれば也」とあります。一年中で最も昼が短く、この日より一日ごとに、日が伸び始めます。この日を一年の始まりとする暦が、昔はあったようです。
 冬至の日には、南瓜を食べたり、柚湯に入る習慣があるようです。我が家では、試しに柚風呂に入りました。柚の量をケチったせいか、あまり香りがしなかったです。
 この節気の七十二候です。
 ★初候 :12/22~ ;乃東生ず       なつかれくさ しょうず
 ★次候 :12/26~ ;さわしかの角おつる  さわしかのつの おつる
 ★末候 :12/31~ ;雪下りて麦のびる   ゆきわたりて むぎのびる
       2014年1月5日が次の節気「小寒」です。

 22日の冬至の日は、寒波襲来で、京都府南部は、北風の強い、寒い一日となりました。午前中は、鴻ノ巣山に散歩に出かけました。
 冬の散歩道で目を引くのは赤い実です。南天、千両、万両、クロガネモチ、ピラカンサス、ヒヨドリジョウゴ等々。
 ここで、三ヶ島葭子の南天を詠った一首を。苦労しながら生きた女性らしい一首です。赤い南天の実が、新鮮に心に残りますね。
  ~♪ 冬になりて いくたび霜のかかりけん 南天の実の 赤くなりたり ♪~
 2枚目は、水度参道のクロガネモチ。ダンススクールの壁がバックです。
 3枚目は、山茶花。私は、山茶花と言えば、「さざんかさざんか咲いた道~♪」を思い出しますが、人によっては、大川栄策の「さざんかの宿」かも・・・。
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   鴻ノ巣山も、すっかり落ち葉の世界になりました。頭上の蔦の葉も、色を変え落下寸前です。
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   散り残るクヌギの葉、もみじ。赤い実。陽が差して輝けば輝くほど、何故か冬の風景は静かで寂しいです。
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   林の中では、鳥の声が聞こえます。すぐ近くにメジロが来ましたが、私の標準ズームでは、大きく捕らえるのは無理です。
 鴻ノ巣山の最後は、光と影です。見た目は綺麗ですが、写真にするとイマイチうまくいきませんね。
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   昼食の後は、山とは反対の木津川土手方面へ向かいます。
 まず近所の文化パルク城陽に寄ります。冬の弱い陽ざしが、葉を落とした木々の枝を輝かせています。池の水が空と木の影を映し、水は紅葉の秋を追憶しているようです。
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   民家の庭先の木にモズですね。
 万葉集では、モズを詠った歌は2首あるそうです。作者: 不明の一首。
   ~♪  秋の野の 尾花が末に鳴くもずの 声聞きけむか 片聞け我妹 ♪~
  意味:秋の野の尾花の穂先に、鳴いているもずの声を聞きましたか。よくよく聞きなさい、君よ。
  万葉の人は、モズの声をどのように聞いたのでしょうか。縄張りを主張する力強い声?寂しく悲しい声? どうでしょうか? 当然、寂しい声ですね?
 田んぼのある地帯に出ると、雀の群れです。イチジク畑ににも群れています。冬の時期は、群翔する雀は特に目立ちます。
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   土手に上がります。土手の上は、さすがに風も強く寒いです。京都市内の西山方面は雪のようです。雪時雨が見えます。風で飛ばされてきた雪が顔に当たります。
 2枚目、比叡山に雪があるのが見えます。強い北風に、野焼きの煙が地を這うように流れています。
 土手を行く人も寒そうですね。
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   北風が強いので、南へと進みます。追い風になるので、進むのがじつに楽です。
 富野付近で野焼きする人。
 長谷川河口から釣り竿を持った三人の少年が、土手へ上がってきます。
 母と子が土手へ上がろうとしています。自転車を引き上げるのを手伝う子供の姿が微笑ましいですね。
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   夕日の時間が迫ってきました。傾きかけた日の光が、川面に乱反射して燦めいています。雲の隙間から、シャワーのように光が注いできています。
 お別れは、夕日の差す文化パルク城陽付近です。夕日を諦めて帰る途中、雲の切れ間から突然、夕日が差してきました。
 二十四節気、今年最後の更新でした。来年も良い年であることをお祈りします。
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2013年12月20日 (金)

永観堂の紅葉

 前回、東福寺の紅葉を紹介しましたが、京都市内には、もう一つ、人出の多い紅葉の名所があります。「もみじの永観堂」と呼ばれる、浄土宗禅林寺派総本山 永観堂禅林寺です。私は、人出の多い場所にはめったに行きませんが、この際、何かの話の種にと思い、時間に追われながら急ぎ足で行ってきました。その時の写真です。

 南禅寺の東側にある、というくらいの知識で、場所もろくに確かめずに向かいました。まずは、南禅寺を目指します。1枚目、南禅寺の門に到着です。やはり凄い人出です。
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   せっかく南禅寺に来たので、水路廓にも寄ってみます。外国人らしい人が写真を撮っていました。中国語。ベトナム語かタイ語か、よく分からない言語も聞こえます。国際的ですね。
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   どこをどう歩いたかよく分からないですが、とにかく案内板を頼りに進みます。至る処に紅葉があり、目移りしてしまいます。急がねば・・・。
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   迷いながらもついに到着です。入山料は、この時期は特別料金で1000円也。ムム。
まずは池を周回します。
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   境内は相当広いです。ゆっくり落ち着いて見物したいですが、落ち着かず、なぜか早足に・・・。
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   ひと味違う被写体を見つけたいですが、ウーン、難しいです。
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   建物の中へも入ることが出来ました。御影堂(?)、阿弥陀堂(?)、よく分からないです。この寺の本尊、「みかえり阿弥陀」に出会えました。なぜか首が横を向いていました。撮影は禁止。
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   今日は、急ぎ足の撮影でした。紅葉見物は、欲張らず、のんびりと行きたいものですね。出来ればカメラを持たずに・・・。無理か?
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Eikando901 お別れは、疎水記念館の噴水。

では。また。

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2013年12月15日 (日)

東福寺光明院紅葉

 少し前のことですが、先月末の病院定期診察の帰り、京都市内の紅葉見物をしてきました。こういう機会でないと、わさわざ人混みの中へ紅葉を見に行く気にはなれません。京都の紅葉は、やはり凄い人出でした。その時の写真です。

 まず、病院の近くの東福寺へ。目指すは、東福寺光明院です。東福寺の通天橋は凄い人出ですが、光明院は少しはずれにあるため、人は少なめです。光明院は「虹の苔寺」とも言われ、昭和の庭造りの名人重森三玲の作になる、白砂と苔の間に石を並べた庭園があります。ちょっと穴場的なところです。タクシーの運転手さんに、紅葉の穴場を聞くと、推薦の第1位だそうです。

 東福寺駅から続く人の流れに乗って進みます。
 道の途中の紅葉。カーブミラー。臥雲橋より通天橋を見る。
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   光明院へは、通天橋の方へは行かずに人の波から外れ、境内を真っ直ぐ突き抜けて、住宅街を50mほど進みます。
 1枚目、光明院へは靴を脱いで上がります。結婚用の記念撮影か?
 部屋を通り。座って庭を眺められます。
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   人は少なく、落ち着いて庭園を眺められます。
 部屋。紅葉。庭園。
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   私は、写真を撮ろうと落ち着き無く動き回ります。人には迷惑なことですね。
 罪滅ぼしに、写真だけは静かな雰囲気にしてみました。
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   光明院を出た後、せっかく来たのだからと、やはり通天橋へも行ってみました。凄い人です。人気があるだけに、紅葉も圧倒的迫力です。
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   時間があれば人物を配した場面を工夫するのですが、人が多すぎてチャンスを待つのが大変です。時間がないので駆け足で通過します。
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   もう、紅葉中毒になりそうです。
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   中毒になったついでに、次の場所を目指します。
 次回は、京都紅葉観光の人気ポイント、「永観堂」です。

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2013年12月12日 (木)

宇治川・興聖寺紅葉

 宇治川や興聖寺周辺の紅葉を毎年撮影に行っていますが、今年は12月に入っても、チャンスが無く行けていませんでした。もう紅葉も終わったと思い諦めていましたが、誘ってくれる人がいて、5日に行ってきました。その時の写真です。

 城陽を出て、宇治の白川というところに入ります。白川は谷筋の静かな歴史のある地区で、関白藤原頼通の娘にあたる四条宮寛子(後冷泉皇后)により建てられた金色院の遺跡があり、藤原氏ゆかりの重要文化財白川神社もあります。白川神社より宇治川へ下る道は、東海自然歩道のもみじ谷です。
 1枚目の写真は、白川の里です。二枚目は、白川神社下の紅葉。三枚目は、もみじ谷の渓流です。
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   白川を出て、橋を渡り宇治川の対岸に渡ります。天ヶ瀬ダムのすぐ下流あたりは、よく紅葉しています。
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   紅葉の下に激しい宇治川の流れが見えます。苔のついた木々。落ち葉の上を行くハイキングの人たち。
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   さらに下流へ進み、日本の曹洞宗最初の寺院、興聖寺に車を止めます。無料というのがいいですね。
 1枚目の写真、有名な「琴坂」。両側のせせらぎの水音が琴の音のように聞こえるらしいです。2、3枚目は、琴坂脇の東禅院の紅葉。
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   ここで、ちょっとだけ東禅院の紅葉を楽しみます。
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   琴坂を下りて、宇治川へ出ます。川沿いの道を下流の方、つまり宇治橋方面へ進みます。喜撰山発電所の放水路にかかる橋、観流橋を渡ります。
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   途中、恵心院に初めて立ち寄りました。恵心院は、1005年に恵心僧都源信により再興され、「朝日山恵心院」となりました。この恵心僧都は宇治十帖の中で浮舟を助けた「横川の僧都」のモデルと言われています。四季の花が楽しめるそうですが、あまりうまく撮れませんでした。花のアップなら年中楽しめるかも。
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   朝霧橋の手前に源氏物語宇治十帖のモニュメントがあります。 この像、浮舟と匂宮の二人だそうです。よく知らないですが・・・。
 途中、よく知らない寺によりました。名前が思い出せないですが、たぶん橋寺だったような。影が美しかったです。 茶蕎麦の昼食の後、宇治川ラインへも行ってみました。最後の写真です。
 さらに、宇治田原の湯屋谷茶畑に行きましたが、この時の写真は、またの機会に。
       では。また。
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2013年12月 9日 (月)

八幡背割堤の紅葉

 先日のよい天気の日に、八幡背割堤の紅葉を自転車で散歩がてら撮影してきました。毎年行っていますが、今年もまた、無事行くことが出来ました。
 背割堤は桜で有名です。桜の頃はすごい人出ですが、紅葉の頃は人出もなく、ひっそりとして、無料の駐車場に車も少ないです。

Sewarkoyo01_01  1枚目の写真、御幸橋の上から見た背割り堤。下流に向かって、この堤の左が木津川、右が宇治川です。堤の長さは、1.4Kmあるそうです。

 

   桜の木は、二百数十本あるそうですが、いずれも巨木です。堤の上の道を散歩の人が通ります。巨木の引き締まった黒、黄葉、落ち葉、温かい冬の陽ざし。なかなか良い雰囲気です。
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   落ち葉の落ちた宇治川側の斜面には、午後の斜光線が差し込みます。木の影が、斜面に長く伸び、日を受けた落ち葉は輝いています。「落ち葉の上で語り合う二人、落ち葉の斜面を無邪気に駆けていく子供。」←こんな光景を撮りたいですが、未だ出会ったことはないです。モデルを連れて行かないと無理ですね。風があってけっこう寒い。
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   次の1枚目の写真は、宇治川側の斜面です。影の出来方で分かりますね。
 2枚目の写真は、木津川側の斜面です。広い散歩道があり、日当たりも良いですね。二人の姿も、輝いて見えます。今後の幸せな展開をお祈りします。
 3枚目は、土手の下から見上げたところです。私の乗ってきてたママチャリが写っています。
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   背割堤の魅力は、何と言っても、夕日の頃です。光と影が美しいです。ただし、駐車場は5時に閉鎖されますので、車の人は要注意です。
 朝は行ったことがないです。もしかして朝霧の写真が撮れるかも。 
           では。また。
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2013年12月 7日 (土)

二十四節気「大雪」2013

 12月7日は、二十四節気の一つ「大雪」でした。江戸時代の暦便覧によれば、「雪いよいよ降り重ねる折からなれば也」とあります。
 高い山は雪の衣を纏って冬の姿となり始めました。日本海側では、平地でも初雪が降りました。
 この節気の七十二候は、次の通りです。
 ★初候 :12/07~ ;閉塞冬となる   そらさむく ふゆとなる
 ★次候 :12/12~ ;熊穴にこもる   くま あなにこもる
 ★末候 :12/17~ ;さけの魚群がる  さけのうお むらがる
      次の節気は、12月22日「冬至」です。
 この節気では、空は、暗く重い灰色の雲に閉ざされ、熊は冬眠に入り、川では鮭が遡上してくる頃ということです。

 晴れたり曇ったりの天気ですが、早速、近所の鴻ノ巣山に撮影に出かけましょう。初冬の風景が見られるはずです。紅葉もまだ残っているはずです。
 鴻ノ巣山の入り口水渡神社です。神社入り口のもみじが紅葉しています。高校の制服を着た子と母親がお詣りに来ていました。オ~、世間では、もう受験シーズンがやって来ているのですね。
 赤い実。蔦の葉の紅葉。階段。
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   今の時期、山では落ち葉が降り積もっています。
 ここで、万葉集から一首。大津皇子です。
  ~♪経(たて)もなく 緯(ぬき)も定めず 娘子らが織る黄葉に 霜な降りそね♪~
  意味::縦糸も横糸も決めずに、乙女たちが織る紅葉に、霜よ降らないで。
乙女と紅葉の美しさが重ね合わされるとは、共感出来るような出来ないような・・・。老人には無理か・・・。老人には、ヴェルレエヌの「落葉」の方が似合うかも。しかし、この詩は、ヴェルレエヌの20歳の時の作品だとか。上田敏訳でどうぞ。

  秋の日の/ヴィオロンの/ためいきの/身にしみて/ひたぶるに/うら悲し

 鐘のおとに/胸ふたぎ/色かえて/涙ぐむ/過ぎし日の/おもひでや

 げにわれは/うらぶれて/こゝかしこ/さだめなく/とび散らふ/落葉かな
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   次も鴻ノ巣山の紅葉です。1枚目、私の一番のお薦めポイントです。手前の黄葉は、タカノツメという植物です。里山では、一番鮮やかな黄色をしています。冬芽がタカの爪のようなので、この名があるらしいです。
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   以上で鴻ノ巣山は終了です。
 次は、先日の文化パルク城陽です。銀杏の黄葉とコナラの紅葉だけになりました。銀杏の葉が散っていますね。毎朝、綺麗に掃除が行われていますので、この落ち葉は、午後半日分です。ここで、アララギ派の歌人三ヶ島葭子の歌です。
 ~♪ 骨立てて銀杏の梢蒼空に ただにかなしく澄みゐたりけり ♪~
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   たんぼ道を木津川の土手のほうへ進みます。今の時期、田んぼでは、藁の束は積み上げられ、野焼きもよく見かけます。冬らしい静かな風景です。このような風景も、稲作農業の崩壊と共に見られなくなる時代がやってくるような予感がします。
 体の不自由な奥さんとたんぼ道を散歩する人がいます。天気のよい日、時々見かけます。冬の陽ざしがほんのりと温かいです。
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   蓮田は、枯れた茎だけが残されています。
 雑草の土手は、草を刈られて丸裸です。真っ直ぐに影が落ちています。
 土手の上から見ると、今年もまたかわらず、クワイの収穫が始まりましたね。
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   土手の上の桜は、ほぼ葉を落としました。
 木津川土手の大榎は、しだいに葉を落とし始めました。葉を落とすにつれ、寄生木の丸い姿がはっきりと見えてきます。
 万葉集では、寄生木は「ほよ」という名前で登場します。大伴家持の歌一首だけですが。万葉の人は、寄生木に強い生命力を感じていたようです。親木に寄生しているだけなのに、ちょっと理解に苦しみますね。
 ~♪あしひきの 山の木末の ほよ取りて かざしつらくは 千年寿(ほ)くとぞ♪~
  意味::山の木の梢に生えているほよを取って、髪飾りにしたのは、千年も続く長寿を祈ってのことです。
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   お別れは、夕日の土手です。この日は、刈り取られた草が野焼きされていました。紫色の煙があたりに立ちこめ、夕日が幻想的でした。
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   「大雪」の日の今日は、北海道方面ではかなりの雪になっているそうです。この辺で雪になるのはいつのことか分かりませんが、来週あたり初雪がありそうな気がします。
  次は、「冬至」です。 では。また。
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2013年12月 1日 (日)

永源寺紅葉見物

 先日、滋賀県の湖東、永源寺に紅葉見物に行ってきました。退職教員仲間のTg氏に車で連れて行ってもらいました。私は初めて行きました。
 永源寺とは、1361年に近江の領主、佐々木氏により開山されました。臨済宗永源寺派の本山です。紅葉の名所です。

 駐車場に車を止め、愛知川(音無川)の橋を渡ります。
 羅漢坂と呼ばれる石段を登ります。名前の通り羅漢像が迎えてくれます。
 石段を登ると、そこが総門です。
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   総門を入ると紅葉の世界。山門を見上げて。山門の全体。
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   紅葉を映す竜の噴水。形の良い紅葉を切り取ります。
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   熱心に地蔵の頭を撫でる人。黄色と赤の二色に紅葉した木。売店前。
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   永源寺の紅葉、まだたくさん写しましたが、これぐらいにしておきます。
 次は、永源寺に行く途中に立ち寄った場所です。藤の寺。本石楠花で有名な鎌掛。
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 では、湖東の見事な紅葉見物はこの辺で。

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2013年11月25日 (月)

宇治田原町高尾の柿と霧

 宇治田原町高尾の残り柿の風景です。毎年、同じような写真を掲載していますが、今年もまた掲載します。最近は、体調も良くないので、すぐ近くにもかかわらず、撮影に出かけることも少なくなりました。先日の雨の降った日に出かけてきました。
 高尾の魅力は、何と言っても雨の日です。雨が降ると田原川の谷から、湧き上がるように霧が発生します。車の傍で、手軽に残り柿と霧の風景を撮ることができます。
 この日も雨がシトシト降っていました。霧がよく発生しています。まず、村の最上部に直行です。
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   大きな老木があります。宇治田原の名産、古老柿は、この集落にあったものが元になったと聞いたことがあります。定かではないですが。
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   次は、少し下って、集落の見下ろせる場所に移動します。ここは見晴らしも良く、晴れた日には、大阪湾を確認することが出来ます。霧は濃くなったり薄くなったり、変化が激しいので、自分の好みの状態になるまで、車の中でのんびり過ごします。
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   霧が自分の好みの形になった時に、車から降りてシャッターを押すだけです。以前は、草の生えた斜面に突入して泥まみれになっていましたが、今はその元気はないです。
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   深い霧。柿のアップ。山の影を入れて。
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   次は、もう少し下って集落の中へ。道が少し広くなったところに駐車します。ここは、少し歩いて、斜面を下る必要があります。
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   滑りやすいので注意が必要です。ズボンが汚れる程度ですけどね。
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   以上で雨の日の高尾の写真は終わりです。
 柿の葉がまだ残っている時期ですが、晴れた日にも一度だけ撮影に行きましたので、晴れた日の写真も載せておきます。雨の苦手な人は、晴れた日に行っても楽しめます。
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   青みを帯びた山。遠くに見える京都市内。
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   朝早く行くとどんな様子か、行ったことがないので分かりません。
  では。 また。
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2013年11月22日 (金)

二十四節気「小雪」2013

 11月22日は、二十四節気の一つ「小雪」でした。江戸時代の暦便覧によれば、「冷ゆるが故に雨も雪となりてくだるがゆへ也」とあるそうです。冷え込みが厳しくなり、平地でも雪の便りが聞かれるようになります。近畿圏でも先日、寒冷渦の通過により、初雪となったところがあるようです。
 この節気の七十二候は次の通りです。
 ★初候: 11/22~ ; 虹かくれて見えず    にじ かくれてみえず
 ★次候: 11/27~ ; 朔風葉を払う      きたかぜ このはをはらう
 ★末候: 12/02~ : 橘始めて黄ばむ     たちばな はじめてきばむ
        12月7日が次の節気「大雪」です。
 この節気では、虹を見かけることは少なくなり、木枯らしで木の葉は吹き落とされ、橘の実が黄色く色づいてくるということです。橘は非時香果(ときじくのみ)とされ、非時香果とは、いつでも香りたかい果実という意味です。この実には尊い生命力が宿ると信じられていたようです。橘を詠んだ歌は、万葉集には72首もあるそうですよ。雑学です。

 22日は、朝からよく晴れています。早速、「小雪」当日の写真撮影に出かけましょう。目指すは、木津川の土手です。今日は、真っ直ぐに西へ進むコースです。私の家から西へ進むと、文化パルク城陽(市民文化会館みたいなもの)があります。ここの桂の木などが紅葉しています。(前回も紹介しましたが) 私は、この会館の窓に映った紅葉が油絵のようにみえるので大変気に入っています。出来れば美しい女性を入れて撮りたいですが・・・・。無理か・・・。
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   子供は良いですね。幼稚園の外遊びですかね?
 近鉄の踏切を渡ったところに児童公園があります。ここの桜も紅葉しています。少し被写体を捜しますね。まず、落ち葉です。次は、踏切を渡る人たちです。
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   公園の落ち葉と影、公園の傍を歩く人。紅葉。
 ここで、万葉集から一首。万葉集では、黄葉(もみち)を唄った歌は100首を越えているそうです。人気がありますね。  作者:長忌寸娘
 ~♪ めづらしと我が思ふ君は、秋山の初黄葉に、似てこそありけれ  ♪~
  意味:素敵だと思っていたあなたは、秋の初黄葉のような方だったのですね。気がつきませんでした。
 うーん。なかなか初々しく爽やかな感じですね。Shousetu303Shousetu302Shousetu301  

 

 

 

   公園で道草していないで、どんどん西へ進みましょう。
 寺田桜堤到着です。紅葉した桜並木の上を、白い雲が二つ流れていきます。今日は、「いい夫婦」の日ですね。関係ないか・・・?。
 土手下のハスは、もう完全に枯れています。
 ここで、土手の上に上がります。桜の紅葉がトンネル状態で続きます。
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   自転車で散歩する人がいます。
 土手の上から見ると、藁束を片付けている人がいます。藁束もどんどん片付けられて、数がへっていきます。
 午前中の撮影はこの辺で終わりにします。
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   午後は雲が出てきましたが、夕方から晴れて来ましたので、再び出かけましょう。今度は、家を出て真っ直ぐ南へ向かいます。目指すは、長谷川河口の大榎です。
 大榎に挨拶してから、次は近鉄富野鉄橋付近で夕日を狙います。
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   富野鉄橋付近のオギの河原です。桜の紅葉と夕日です。
 今日の夕日は、ちょっと失敗ですね。
 最後は、帰り道に撮った藁束です。 これで、本日の撮影終了です。
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   次は、先日写した写真です。城陽市の東側、鴻ノ巣山方面です。かなり紅葉は進んできました。
 参道の落ち葉。赤い実。
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   鴻ノ巣山の紅葉3枚。    
 次は「大雪」です。では。また。
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