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2013年12月23日 (月)

二十四節気「冬至」2013

 12月22日は、二十四節気の「冬至」でした。暦便覧によれば「日南の限りを行て日の短きの至りなれば也」とあります。一年中で最も昼が短く、この日より一日ごとに、日が伸び始めます。この日を一年の始まりとする暦が、昔はあったようです。
 冬至の日には、南瓜を食べたり、柚湯に入る習慣があるようです。我が家では、試しに柚風呂に入りました。柚の量をケチったせいか、あまり香りがしなかったです。
 この節気の七十二候です。
 ★初候 :12/22~ ;乃東生ず       なつかれくさ しょうず
 ★次候 :12/26~ ;さわしかの角おつる  さわしかのつの おつる
 ★末候 :12/31~ ;雪下りて麦のびる   ゆきわたりて むぎのびる
       2014年1月5日が次の節気「小寒」です。

 22日の冬至の日は、寒波襲来で、京都府南部は、北風の強い、寒い一日となりました。午前中は、鴻ノ巣山に散歩に出かけました。
 冬の散歩道で目を引くのは赤い実です。南天、千両、万両、クロガネモチ、ピラカンサス、ヒヨドリジョウゴ等々。
 ここで、三ヶ島葭子の南天を詠った一首を。苦労しながら生きた女性らしい一首です。赤い南天の実が、新鮮に心に残りますね。
  ~♪ 冬になりて いくたび霜のかかりけん 南天の実の 赤くなりたり ♪~
 2枚目は、水度参道のクロガネモチ。ダンススクールの壁がバックです。
 3枚目は、山茶花。私は、山茶花と言えば、「さざんかさざんか咲いた道~♪」を思い出しますが、人によっては、大川栄策の「さざんかの宿」かも・・・。
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   鴻ノ巣山も、すっかり落ち葉の世界になりました。頭上の蔦の葉も、色を変え落下寸前です。
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   散り残るクヌギの葉、もみじ。赤い実。陽が差して輝けば輝くほど、何故か冬の風景は静かで寂しいです。
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   林の中では、鳥の声が聞こえます。すぐ近くにメジロが来ましたが、私の標準ズームでは、大きく捕らえるのは無理です。
 鴻ノ巣山の最後は、光と影です。見た目は綺麗ですが、写真にするとイマイチうまくいきませんね。
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   昼食の後は、山とは反対の木津川土手方面へ向かいます。
 まず近所の文化パルク城陽に寄ります。冬の弱い陽ざしが、葉を落とした木々の枝を輝かせています。池の水が空と木の影を映し、水は紅葉の秋を追憶しているようです。
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   民家の庭先の木にモズですね。
 万葉集では、モズを詠った歌は2首あるそうです。作者: 不明の一首。
   ~♪  秋の野の 尾花が末に鳴くもずの 声聞きけむか 片聞け我妹 ♪~
  意味:秋の野の尾花の穂先に、鳴いているもずの声を聞きましたか。よくよく聞きなさい、君よ。
  万葉の人は、モズの声をどのように聞いたのでしょうか。縄張りを主張する力強い声?寂しく悲しい声? どうでしょうか? 当然、寂しい声ですね?
 田んぼのある地帯に出ると、雀の群れです。イチジク畑ににも群れています。冬の時期は、群翔する雀は特に目立ちます。
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   土手に上がります。土手の上は、さすがに風も強く寒いです。京都市内の西山方面は雪のようです。雪時雨が見えます。風で飛ばされてきた雪が顔に当たります。
 2枚目、比叡山に雪があるのが見えます。強い北風に、野焼きの煙が地を這うように流れています。
 土手を行く人も寒そうですね。
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   北風が強いので、南へと進みます。追い風になるので、進むのがじつに楽です。
 富野付近で野焼きする人。
 長谷川河口から釣り竿を持った三人の少年が、土手へ上がってきます。
 母と子が土手へ上がろうとしています。自転車を引き上げるのを手伝う子供の姿が微笑ましいですね。
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   夕日の時間が迫ってきました。傾きかけた日の光が、川面に乱反射して燦めいています。雲の隙間から、シャワーのように光が注いできています。
 お別れは、夕日の差す文化パルク城陽付近です。夕日を諦めて帰る途中、雲の切れ間から突然、夕日が差してきました。
 二十四節気、今年最後の更新でした。来年も良い年であることをお祈りします。
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コメント

あっちこっち散策されましたね。鴻巣山はすっかり冬の景色で寒々としているのに野焼きする里の景色はのどかに感じられます。人の営みの暖かさでしょうか。西山はホントに寒く、しぐれたり雪が舞うこともあります。

投稿: 光石 | 2013年12月24日 (火) 13時53分

光石さん、コメントありがとうございます。

寒くて、天気が悪い状態が続いていました。家に引きこもっていたので
今回は、ほとんど一日だけの撮影になりました。ちょっと時間的に忙しかったです。
目につくものを闇雲にという感じです。

投稿: 墓石 | 2013年12月24日 (火) 16時55分

墓石さん こんにちは。(*^_^*)

冬の侘しい風景、しんみりと見せて頂きました。
田んぼや土手のススキもちじんで、すっかり冬。
夕日を浴びたパルクや田んぼの人々。惹かれ
ます。また小鳥も沢山木に止まって、冬らしい
風物ですね。木津川の流れにススキ。見慣れた
風景でも「冬」です。

忙しい師走ですが、これもまた風物詩として
いいでしょうね。

投稿: 輝子 | 2013年12月26日 (木) 13時33分

輝子さん、こんにちは。コメントありがとうございます。

輝子さんは、クリスマスの行事楽しまれたことと思います。
次は、新年ですね。年の暮れは、なぜか気分が忙しいです。
私の場合、年賀状を書くぐらいで、何も忙しくはないんですが、
それでも何かソワソワします。不思議です。

投稿: 墓石 | 2013年12月26日 (木) 14時48分

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