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2013年10月23日 (水)

二十四節気「霜降」2013

 10月24日は、二十四節気の一つ「霜降」でした。江戸時代の暦便覧によれば「 つゆが陰気に結ばれて、霜となりて降るゆへ也」とあります。北国や山間部では、朝に白く霜が降り始める頃です。里では、虫の姿は消え、野の花の数も減り、しだいに紅葉が進み始める頃です。
 この節気の七十二候は、次の通りです。
 ★初候: 10/23~: 霜始めて降る      しもはじめてふる
 ★次候: 10/28~: 小雨ときどきふる    こさめときどきふる
 ★末候: 11/02~: 楓蔦黄ばむ       もみじつたきばむ
       11月7日が、次の節気「立冬」です。
 この節気では、霜が降り始め、冷たい雨が降り、紅葉がしだいに進んでいきます。

 季節はずれの台風がやって来て、今日も雨が降っています。霜が降りるなど、いつのことになるか分かりませんね。「霜降」にふさわしい写真は、撮れてないですが、まず、最初の3枚は落葉の写真です。後半の2枚は、今日の撮れたて写真です。
 「落葉」と言えば、ヴェルレーヌの詩ですね。上田敏の『海潮音』では、
~♪ 秋の日の ヰ゛オロンの  ためいきの ひたぶるに 身にしみて うら悲し。
   鐘のおとに 胸ふたぎ 色かへて 涙ぐむ 過ぎし日の おもひでや。     
  げにわれは うらぶれて ここかしこ さだめなく とび散らふ 落葉かな。♪~
と訳されています。私のような俗物は、美しい少女がヴァイオリンでも奏でているようなイメージを持ってしまいますが、「秋の日の ヰ゛オロンの  ためいき」とは、秋風のたとえのようです。堀口大學訳では、「 秋風の ヴィオロンの 節ながきすすり泣き」と訳されています。
 1枚目の写真、落ち葉が秋風に飛び散らっています。美しい少女は、ついに通らなかったですね。
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   次は、今の時期を代表する花、コスモスです。JR奈良線上狛駅の裏手の休耕田にコスモスが植えられています。三脚を持っていなかったので、地面の上にカメラを置いて、風を撮りましたので、ちょっと構図が・・・・。
 コスモスは秋桜とも呼ばれ、日本的な花ですが、歴史は意外と浅く、明治の始め渡来してきた花です。キバナコスモスは大正時代です。原産地はメキシコ周辺で、スペインに渡り、そこでコスモスという名が付き、世界中に広がったようです。コスモスは、ラテン語で調和、美しさを意味する言葉だそうです。英語では宇宙という意味もあるようです。休耕田に植えられ増えていく姿は、日本農業の衰退を象徴する花になるかもです。日本では、ひょっとすると、コスモスは悲しみという意味を持つようになるかもしれません。
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   今の時期、一番土手を彩っているのは、セイタカアワダチソウ(?)です。一時期、花粉症の原因と言われ一騒動ありました。荒れ地にしつこくはびこっているので、好きという人は少ないと思います。しかし、群生している姿は、あなどれない美しさです。この花は、虫媒花なので、花粉症を引き起こすリスクは少ないという指摘もあります。
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   次もセイタカアワダチソウです。この帰化植物も、ちゃっかり日本の風景にとけ込んでしまいました。
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   台風の来る前、良い天気が続きました。空高く雲雀が鳴いていました。雲雀と言えば、春ですが、季節を間違えたのでしょうか。
 稲刈りもかなり進みました。
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   稲刈りが終わると、田んぼには藁の束や、籾がらが残されています。籾を焼く白い煙があちこちで上がっています。
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   土手のススキも晩秋の雰囲気を盛り上げています。夕日の頃は、風に揺れる穂波が、金色に輝きます。
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   晩秋の土手は、ますます秋を深めています。秋も終盤です。
 では、この辺でお別れです。次は「立冬」、もう冬ですね。
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コメント

落ち葉と濡れた道の対照がキレイですね。車窓から見える上狛駅裏手のコスモス、今日も美しく咲いていました。季節を間違えたのは雲雀だけじゃありませんよ、桜も開花していました。写真の風景で秋が満喫できました。

投稿: 光石 | 2013年10月24日 (木) 03時30分

光石さん、コメントありがとうございます。

台風が来たり、天候が不順で、澄んだ秋空を楽しめる日が少ないです。
まもなく紅葉の季節です。青空を期待したいです。

投稿: 墓石 | 2013年10月24日 (木) 10時11分

墓石さん こんばんは。(*^_^*)

今頃台風が近づき、これって夏が長かった為で
しょうね。1か月づれてるのでしょうか?
被害が無い事を願ますね。

木津川土手の夕日。素晴らしいですね。特に
私はトラの尾が今の時期は好きです。
土手の上の二人の散歩が微笑ましいです。また
足だけとか。土手の下の3人は何を話してる
のでしょうね。

投稿: 輝子 | 2013年10月25日 (金) 17時04分

輝子さん、こんばんわ。

台風が来たり、雨が続いたりで、天候が不順です。
すっかり季節感が崩れてしまいます。

土手の下にいる人たちは、犬を散歩させている人たちです。
毎日、グループになって犬を遊ばせています。
土手は、注意していないと犬の糞が放置されていることが多いです。
困った問題です。

輝子さんの高原の写真拝見しました。
やはりいいですね。

投稿: 墓石 | 2013年10月25日 (金) 20時21分

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