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2013年9月

2013年9月26日 (木)

原発汚染水問題を考える

 安倍首相が、オリンピック招致スピーチの中で、「汚染水は完全にコントロールされている。」と言ったため、大きな問題になっています。ネットで検索してみると、賛否両論渦巻いています。かなり感情的な意見も見られます。自分の気に入った意見ばかりを読んでいると、感情的、感覚的に流されてしまいます。こんな時は、冷静さが必要ですね。確実な事実だけを収集して、後は、それに基づいて自分で考えることが大切です。
 原発問題や経済問題では、専門家と呼ばれる人やマスコミを丸ごと信用することは出来ません。私たち一般人は、騙されないように、単純な原理のみを使って、自分の頭で考えるしかありません。汚染水問題について考えてみました。 ★印が基本データです。

 まず、客観的データの収集です。経産省や東電のホームページなどから始めます。
★冷却水注入量=360~400t/1日  1基あたり毎時7t前後  
★流入地下水量=建屋の中へ400t/1日  (東電発表)
    地下水量=1000t/1日 という報道もあるが、地下水総量なのか建屋流入量なのか不明。建屋流入量 最低400t/1日 は確実らしいです。
★汚染水の総タンク数=1500基
★タンクにある総汚染水量 約35万t
★容量1000tのボルト締めタンク=350基  耐用年数5年   
★今回、ボルト締めタンクより400tの水漏れ。
 ・この水は、8000万ベクレル/1リットル(β線放出核種で)
 ・総量は32テラベクレル

 さて、いろいろな情報が確認できますが、それがどれほどの意味を持つのか、私のような一般人にはさっぱりピンと来ません。広島原子爆弾と比較すればイメージが湧くかも知れないですね。経済産業省公表(H23.8.26)資料に福島原発と広島原爆を比較した資料がありましたが、放出された核種の量が違うため、単純な比較は無理です。福島の事故では、事故の性質上、空気中をエアゾルとして移動したセシウムなどが中心だと思われます。β線放出核種=セシウム137と考えて、今回の漏れた汚染水と広島原爆とを、半減期の長いセシウム量のみで比較してみましょう。(セシウムの半減期は30年)

★広島原爆で放出されたセシウム137=89テラベクレル (経産省資料より)
  漏れた汚染水は、400tで32テラベクレル。これは、広島原爆の1/3強です。ほんのちょっとした汚染水漏れと思いきや、広島原爆に匹敵するとはすごいですね。
 1000tの汚染水タンクは、ほぼ原爆1個分弱に当たります。このタンク350基がすべて満水になると、原爆350個分が、耐用年数5年のボルト締めタンクの中にあることになります。タンクの設置間隔が狭く、タンクが1個でも大量水漏れを起こせば、タンク設置地域は、放射線量が高くなり入れないことになります。原爆350個分のセシウムが、手の施しようもなく放置されることになります。これは、かなり危うい状態です。タンクに亀裂が入るような地震が来れば、想像を絶する事態です。
 汚染水は、総量で35万tと発表されています。全汚染水の放射能総量を計算してみます。0が多くて間違えそうですが・・・・。
 
★全汚染水放射能量=35万t×8000万ベクレル/1リットル=28000テラベクレル
    セシウムで比較すると、広島原爆の311発分。凄いですね。

 しかし、もっと恐ろしいことがあります。東電が認めているだけでも、建屋の中に毎日400t以上の地下水が流れ込んでいます。1000tという報道もあります。東電は一日400tの冷却水を注水し、400tを回収しタンクに貯めています。では、流れ込んできた地下水は、汚染された後、どこへいくのでしょうか? 流れ込んだものは必ず流れ出ていきます。もし、その水が溜まり続けていたら、今頃、原発周辺は泥田のようになるはずです。素人が考えても、海へ流れ出ているしかないですね。一日400tの汚染水は、広島原爆の3分の1のセシウム量です。つまり、3日で原爆1個分のセシウムを海へ流していることになります。もし、地下水流入量が1000tであれば、ほぼ一日で原爆1個分を流していることになります。しかも、一旦建屋に流れ込んだ水には、ストロンチウムなどの核種もかなり含まれていると予想されます。
 私のような素人が考えても、汚染水問題は相当深刻です。安倍首相は嘘をついて、オリンピックを呼んできたと思えてきます。マスコミは、汚染水処理は国際公約になったと言っていますが、嘘つきに公約などありません。嘘つきが公然と首相の座に着いている国は、どんな国になっていくのでしょうか。原発輸出。TPP。消費税増税。法人税引き下げ。集団的自衛権。憲法改正。ちょっと変すぎる!!

 最後は、興奮してかなり感情的な発言になってしまいました。申し訳ないです。
 冷静になったところで・・・、秘密保護法、これも危ういです。   
                  では。また。

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2013年9月23日 (月)

二十四節気「秋分」2013

 9月23日は、二十四節気の一つ「秋分」でした。暦便覧によれば、「陰陽の中分となれば也」です。秋彼岸の中日です。昼と夜の長さが同じ。これからしだいに日が短くなり、秋が深まっていきます。さすがの猛暑も静まり、朝夕めっきり涼しくなりました。
 この節気の七十二候は次の通りです。
★初候: 9/23~ :雷乃ち声を収む         かみなりすなわち こえをおさむ
★次候: 9/28~ :虫かくれて戸をふさぐ   むしかくれて とをふさぐ
★末候:10/03~ :水始めて涸る           みず はじめてかるる
    10月8日が、次の節気「寒露」です。
 この節気は、暑さも収まり雷雲の発生はなくなり、すじ雲やうろこ雲の流れていきます。虫は鳴くのを止め冬ごもりへ入ります。田んぼの水は抜かれ、稲刈りが真っ盛りとなる頃です。秋本番という時期です。

 台風18号が通り過ぎた後、急に秋らしくなり晴天の日が続きました。今の時期の木津川土手を紹介しましょう。
 田んぼでは、稲穂が風に揺れています。一枚目の写真、いつも、定点観測のように写している場所です。左手に水主神社、正面に文化パルク城陽、右手に西城陽高校です。
 詩人前田夕暮の歌です。
     ~♪  稲を刈る 彼等野少女(のおとめ)稲を刈る 彼等若者 日に真向ひに~
 たくさんの若者たちが田んぼで仕事をしていた時代は、遙かに過ぎ去りました。野少女などと呼べる人は見たことがありません。今は老人ばかりが目立ちます。農業を潰して国の明日はありません。
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   土手の桜の木も黄色く変色し、少しずつ葉を落とし始めました。毎日のように、夕日が赤く落ちていきます。秋の夕暮れという感じです。
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   土手のエノコログサも、夕日に照らされると良い味が出てきます。エノコとは、犬の子のことです。
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   今の時期といえば彼岸花です。木津川土手にも少しだけ彼岸花があります。今年は雑草が多く、ほとんどが草に埋もれて、写真にするには無理です。周囲の草を足で踏みつけて、やっと撮影しました。一枚目は、流れ橋に下る坂道です。小学生が、台風で流れてしまった橋を見物に来ていました。二枚目と三枚目は寺田桜堤です。偶然、蝶とオジサンが撮れました。
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   次も桜堤の彼岸花ですが、この斜面はよく手入れがされているので、草刈りの必要はありませんでした。
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   古泉千樫の歌です。
     ~♪ 秋の風 土手をわたればあかあかと ひそかに揺るる 曼珠沙華の花~
 夕日を入れた逆光で彼岸花を撮ってみました。ストロボまたはレフ板が必要です。
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   木津川土手の彼岸花といえば、長谷川河口付近で、土手へ上がる坂道に立っている榎の根元に彼岸花が咲いています。毎年必ず撮っています。この木の左手に、生まれ口樋門の記念碑と淀姫の祠があります。静かで時の流れを感じる場所ですが、現実はヤブ蚊の大群で大変です。長居は出来ません。
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   散歩しながら撮った気になる写真です。
  ニラの花が道ばたに満開です。畑から逃げ出し野生化しているのか?
  カメラを向けると怒るザリガニ。性格は悪そう。
  変な顔の蓮の花托。
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   お別れは、エノコログサと電車。土手の夕暮れ。中秋の名月。 では。また。
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2013年9月17日 (火)

流れ橋流失2013

 木津川の流れ橋は、昨年の9月の台風17号で流されました。今年の4月26日に修復され開通したばかりなのに、再び昨日の台風18号で流されました。5ヶ月も経ってないのにです。また、当分流れ橋とはお別れです。

  昨日はかなりの大雨でしたので、流れ橋が流されたかもしれないと思い、雨の上がった午後から確かめに行ってきました。自転車で寺田桜堤から木津川の土手に上がりましたが、一目見て驚きました。堤の下にある茶畑まで水に浸かっていました。去年より、水量は遙かに多いです。先日写した茶畑の写真も比較のため載せておきます。
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   一枚目の写真、ここまで来ると、第ニ京阪の橋の手前に流れ橋が見えるはずですが、影も形もありません。見物に来た人が川に向かって石を投げていました。今日は、他にも石を投げる人をたくさん見ました。無意識に自然に抗おうとしているのでしょうか? 不思議です。三枚目の写真、流れ橋付近です。橋脚は全く見えませんが、ワイヤーでつながれた橋桁が長く伸びているのが4本見えます。
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   一枚目の写真、流されて長く伸びた橋桁。二枚目の写真は、流れ橋につながる坂道。途中で冠水して行き止まりです。第ニ京阪の橋が見えています。三枚目は、見物の人です。見物の人は、ものすごく多かったです。私もそのうちの一人ですが。 では。また。
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2013年9月15日 (日)

「マンガでわかるブラック企業」感想

  ブラック企業大賞実行委員会編、「マンガでわかるブラック企業-~人を使い捨てる会社に壊されないために」(合同出版)を読みましたので、お薦めの感想を書きます。

Mangablack  ブラック企業とは、暴力団と関係している企業のことではありません。また、労働者に過酷な労働を強制する一部の特別な企業のことでもありません。日本の名だたる大企業を含めて、日本の企業社会全体がブラック化してきているのです。
  「世界で一番企業が活動しやすい国」を掲げる安倍政権は、規制改革会議(議長・岡住友商事相談役)を設置して、労働者酷使の方向へと進んでいます。
 まず、労働者派遣法の改正です。派遣労働者に長期間任せてもよい仕事は規制されていましたが、この規制を緩和し、どんな仕事でも長期に派遣に任せられるようにするのです。これにより、正規社員を非正規社員に置き換える動きが進むことになります。
 また、安倍首相は以前からホワイトカラーエグゼンプションの導入を主張していました。いわゆるホワイトカラー労働者(主に事務に従事する労働者)に対する労働法上の規制を緩和・免除する政策です。これにより、長時間のサービス残業は普通のことになります。昨年10月に禁止されたばかりの「日雇い派遣」につていも、再び解禁する方向です。また、「限定正社員」も導入の方向です。限定正社員とは、正規社員と非正規社員の中間の位置づけで、条件付きで自由に解雇ができる社員のことで、正社員を限りなく非正規化していく政策です。労働者の代表が入っている労働政策審議会での論議を無視して、規制改革会議で派遣法改正の方向を決めるとは、ちょっと一方的過ぎます。
 また、安倍内閣は、成長戦略として「国家戦略特区」(地域限定の規制緩和)を募集していましたが、大阪市の橋下市長は、先日の11日、これに答えて「チャレンジ特区」を提案しました。これは、労働時間の上限や解雇の規制を取り払おうというものです。新自由主義的な規制緩和を主張する橋下市長は、ブラック応援団長という感じです。
 「世界で一番企業が活動しやすい国」とは、世界で一番過酷な労働環境を強いられる国です。非正規雇用のますますの拡大、平均給与の減少、健康保険や年金徴収額の減少、所得税徴収額の減少、貧富の格差拡大、低収入による未婚率上昇、少子化助長、可処分所得の減少により内需低迷、こんなことがワンセットになって進行していきます。まさに日本社会全体が、新自由主義的政策によりブラック化してきていると言えます。

 この本は、こうした今の情勢にピッタリの本です。マンガ入りで解りやすく書かれていて、労働基準法の簡単な理解もできます。自分の会社はブラック企業でないと思っている人にとっても、いかに自分が不当な働き方を強要されているかをチェックできる良い機会になると思います。お薦めします。

 それから、合同出版より同時発売されているブラック企業大賞実行委員会編「ブラック語録大全」もお薦めです。日本の経済界トップの恐るべき発言が並んでいます。その中から二三紹介してみます。
  ファーストリテイリング 柳井 正
「将来は年収一億円か100万円に別れて、中間層が減っていく。これは仕方がない。」
   エムグランドフードサービス 井戸 実
「倒れるのはそいつが悪いだけ。自己管理の問題だ。利益を出すにはそれしかない。」
  パソナ 南部 靖之
「正社員でいるとリストラや定年がある。フリーターのような立場なら一生涯の終身雇用 が可能だ。」
  ワタミグループ 渡邉 美樹
「365日 24時間 死ぬまで働け」(ワタミグループ理念集より)
          では。 また。

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2013年9月12日 (木)

本薬師寺跡の布袋葵

 奈良県橿原市の本薬師寺跡周辺では、休耕田を利用してホテイアオイが観光用に栽培されています。先日撮影に行ってきました。その時の写真です。
 ホテイアオイとは、葉柄の中央部が浮き袋になっていて、水に浮いて成長します。布袋葵の名前の由来は、この浮き袋を七福神の布袋様の腹に例えたものです。朝の日ざしにより花を咲かせ、夜になると萎んでしまいます。特に日ざしが強い日は開花が多いとのことです。ホテイアオイは、明治以以降に鑑賞用として持ち込まれた花で、繁殖力が強く、環境に影響を与える要注意外来生物です。青紫の美しい花ですが、万葉の花ではないので誤解のないよう。
 駐車場は、10数台のスペースがあります。平日は満車になることはなさそうですが、土日は混んでいるかもです。

 まず、全体像がよく分かる写真から、一枚目と二枚目は北の方を見た写真です。大和三山の一つ、三角形の耳成山が見えています。三枚目は南の方向、明日香の山々が見えています。
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   次は、前景に花を大きく入れて、ズームの広角側で撮ってみました。ありきたりですが・・・。
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   観光に来た人を入れてみました。出来れば若く美しい女性を希望します。男は何歳になっても若い女性に惹かれるようですが、これは少々無理な注文ですね。
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   次も人物入りです。観光している人のかなりの部分が、世の男どもが「おばさん」と呼んでいる年代層です。花を見に来たはずなのに、世間話に花を咲かせている人たちも居ます。ジャンボタニシの紅い卵を発見して騒いでいる人たちも居ました。良く言えば、無邪気ということですか・・・。
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   私も人にばかり関心を向けていないで、花の美しさを狙わねば・・・。と言うわけで花をアップしてみましたが、どうも苦手でうまくいきません。
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   水に映る風景と花の組み合わせを狙いました。水に映える白いパラソルと美しい女性は撮れないものかと、またしても悪い妄想が湧いてきます。そう言えば、宮崎駿監督の「風立ちぬ」にも白いパラソルの女性が出てきましたね。男の妄想の世界です。良く言えば、「憧憬」の世界ですか・・・。
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   では、お別れは本日のベストショットです。タイトルは「憧憬」。?「妄想」? ベストショット??。   では。また。
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2013年9月 8日 (日)

二十四節気「白露」2013

 9月7日は、二十四節気の一つ「白露」でした。江戸時代の暦便覧によれば、「陰気ようやく重なりて露こごりて白色となれば也」です。朝夕に涼しさを感じ、夜には虫の声が聞こえ、ようやく秋らしさが増してくる頃です。今年は猛暑でしたが、ここへ来てようやく秋がやって来たという感じです。
 この節気の七十二候は次の通りです。
  ★初候 ;9月7日~ : 草露白し  くさつゆ しろし
  ★次候 ;9月12日~: 鶺鴒鳴く  せきれい なく
  ★末候 ;9月18日~: 玄鳥去る  つばめ さる
       次の節気は、9月23日の「秋分」です。
 この節気は、朝の露がクッキリと白く光り、セキレイがチチィ、チチィと鳴き、ツバメは南へと旅立っていく頃です。セキレイの雑学です。日本神話に出てくるイザナミとイザナギは、セキレイから恋の仕方を習ったと言うから驚きです。

Hakuro001   8月の終わりから、急に天気が悪くなり雨の日が多くなりました。台風くずれもやって来て大雨を降らせました。各地で大雨の被害が出ました。関東では竜巻の被害も出たようです。私はと言えば、毎日引きこもり生活をしていました。左の写真は大雨の時の雲です。竜巻は起きませんでしたが、ゆっくりと渦を巻く巨大積乱雲でした。
 ようやく、「白露」の前日、散歩に出かけ秋らしい風景を目にすることができましました。7日の「白露」当日は、午前中散歩に出ましたが、雨に降られすぐに引き上げました。
 と言うわけで、6日の午後と7日午前の一日分の写真だけで、「白露」の木津川土手周辺を紹介してみます。
 まず、田んぼでは稲が実り始めました。6日は、田んぼの上に秋らしい雲が広がっていました。稲穂と空高く広がる層雲、日本の秋には欠かせないですね。
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   1枚目、遠く比叡山が見えています。3枚目は肥料を播く(?)人。
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   土手の上に広がる雲。秋らしい雲です。
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   6日は、薄雲が広がり夕焼けが期待できましたが、残念ながら少し雲が多すぎました。長く続く土手の柵。遠くに愛宕山、比叡山。サイクリングの人。仕事帰りの人。散歩の人。激しかった夏もようやく終わり、静かな土手の風景が広がっています。
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   城陽には蓮田が多いですが、夏の勢いはなくなり花は終了です。花托や破れた葉が、疲れた表情を見せています。
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   今の時期、何気なく道ばたに咲いている花です。マルバルコウソウ(?)。近鉄線路の柵にからみついていました。田んぼの畦道のヒレタゴボウ(?)。道ばたのニラ(?)の花。
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   では最後は、8月の終わり頃撮った流れ橋です。中学生が飛び込みをしていました。
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   流れ橋の夕焼けです。同じような写真で申し訳ない。
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   流れ橋で出会った家族です。母親がスマホで写真を撮っていました。覗かせてもらったところ、ものすごく綺麗に撮れていたので驚きました。スマホ写真、あなどれないですね。
 では、次は「秋分」です。
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2013年9月 6日 (金)

定期診察の日(64)・マスタードガス抗ガン剤

暑さが収まったと思ったら、台風が来て大雨が降りました。今日は、晴れて涼しい一日でしたが、風が強かったです。朝からKS病院へ定期診察に行ってきました。

 さて、診察の結果です。血小板数は、80万/μlに減少しました。抗ガン剤の量が増えているので当然の結果です。比例して、赤血球数とヘモグロビン値も減少しました。主治医は、60万/μl以下を目指して、今のままの投薬量を続けると言っていました。微熱が続いています。まだまだ続きそうです。
  中性脂肪、尿酸値、。カリウム、LDH、γGTPなどは異常値のままです。足の痺れや脇腹の違和感などの症状も相変わらずです。ちょっと息切れ感を感じることが多くなりました。ちょっと気になります。
 マブリン散の長期使用のリスクについて質問しましたが、質問と回答がうまくかみ合わなかったので、質問は空振りでした。うまくはぐらかされたのかも・・・?
 と言うわけで、大きな変化の無い診察でした。これは良いことですね。たぶん。

   ・・・『余談です』・・・
  【毒ガスから生まれた抗がん剤】
 私の使用している抗ガン剤は、ブスルファン(商品名:ブスルフェクス、マブリン)という薬です。この薬は、アルキル化剤という種類の抗ガン剤です。アルキル化剤は、アルキル基が細胞のDNAにからみつき、二本のDNAを異常な形で結合させて、DNAのコピーができないようにし、細胞分裂を阻害する働きがあります。したがって、ガン細胞の増殖を抑えることが出来るわけです。しかし、当然正常な細胞も傷つけてしまいます。傷ついた細胞はガン化する可能性があります。そのため、アルキル化剤は、それ自身が強力な発ガン性をもつ薬なのです。
 アルキル化剤は、第二次大戦中にマスタードガスの研究から生まれました。マスタードガスの構造に少し変化を加えたナイトロジェンマスタードという毒ガスが開発されました。この物質は細胞に細胞に突然変異を起こさせる作用がある毒物でしたが、偶然に白血球を減らす効果があることが分かりました。このナイトロジェンマスタードの構造に少し変化を加え、毒性を弱めたた物質「シクロホスファミド」がドイツで開発され、現在も白血病に使用されています。このように、アルキル化剤は毒ガスの研究から生まれた、二次性のガンを誘発する可能性のある薬なのです。同じ系列の抗ガン剤としては、ブスルファン以外にも、シクロホスファミド(商品名 エンドキサン)、 イホスファミド(商品名 イホマイド)、メルファラン(商品名 アルケラン)、 ベンダムスチン塩酸塩(商品名 トレアキシン)、エストラムスチン(商品名 エストラサイト)、 チオテパ(商品名 テスパミン)、カルボコン(商品名 エスキノン)などがあります。

 こういった話は、極めて気分の悪い話ですね。命と直結しているガン治療というのは、いろいろ気分の悪くなる話が多いです。
 10数年前、放射線科医の近藤誠氏が、「患者よ、がんと闘うな」という本を書きました。「抗がん剤は効かない」、「手術は最善の治療ではない」、「がん検診は無意味」、「人はがんで死ぬのではない、がん治療で死ぬのだ。」という説を展開し、大論争を巻き起こしました。その後も、様々の医療問題を提起する本が出版されています。「医者に殺されない心得」、「抗ガン剤は効かない」、「そんなに長生きしたいですか!」、「・・・医者とかかわるな」・・・・等々。かなりの量です。病院や製薬会社の儲け主義を告発する本も多いです。
 しかし、私たち患者は素人なので、何が本当なのか見極めることは出来ません。考えても、気分が悪くなるか、不信感が増すだけです。かって、結核が不治の病だった時代もありました。今は、ガンが不治の病の時代です。それぞれの時代で、人並みの治療を受けてそれでだめなら死ぬ、ということで良いのだと思います。患者にとっては、それ以上どうしようもないですから。
 結核がそうであったように、「昔はガンで死ぬ人がいたらしい。」と話される時代も、遠い将来にはやって来ると思います。

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