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2013年7月

2013年7月30日 (火)

ひまわり柚遊農園

  先日、丹波市春日町柚津(ゆず)の「ひまわり柚遊農園」へ行ってきました。ここでは、町興しのため、平成15年より、柚遊農園実行委員会により、ひまわり園が整備されてきました。
 その時の写真です。まず一枚目、ヒマワリ畑の全体像です。2枚目、単なるヒマワリ。3枚目は、ヒマワリ畑を俯瞰できる台です。
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   台の上に登るか、道路脇の斜面を登ると、俯瞰した写真が撮れます。畑の中は、迷路になっていて、スタンプ台が9カ所に隠されていて、スタンプ全部を集めると記念品がもらえる仕組みになっています。
 日傘の女性が進んで行きます。3枚目、はぐれた家族を呼んでいます。
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   迷路を進む子供。家族。3枚目、愛想を振りまくカップルですが、隣の女性カメラマンが声を掛けてモデルを依頼したものです。このカメラマン、かなりのベテランと思われます。依頼の仕方が自然です。しかし、厚かましい。
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   迷路を行く家族。ゴールで記念写真。集まったポイントを自慢する子供。
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   ヒマワリのアップとカップル。この二人に写真撮影を頼まれました。
 ヒマワリ園を見学したい人は、8月4日まで、開園しているようですよ。
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   帰り道、丹波竜が発掘されたという川代渓谷によりました。吊り橋がありました。
       では。 また。
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2013年7月27日 (土)

川村元気著「世界から猫が消えたなら」

 川村元気著「世界から猫が消えたなら」を読みました。著者は、1979年生まれの映画プロデューサーで、『電車男』『告白』『悪人』『モテキ』『おおかみこどもの雨と雪』などを製作された方だそうです。
 書店で、「本屋大賞ノミネート」という宣伝文句に釣られて買ってしまいました。
あり得ない設定の、喜劇マンガを読むような軽いタッチの作品です。しかし、考えさせられる内容でした。感想を書かせていただきます。

Nekogaz  この小説、余命宣告をうけた男の最後の一週間の不思議な話です。
 ではまず、あらすじを。
  ある月曜日。母親が残した一匹の愛猫と暮らす郵便配達員の主人公は、脳腫瘍により、余命が残りわずかだと医者に宣告されます。その日、アロハ姿の陽気な悪魔が登場し、明日死ぬ予定になっていることが告げられますが、この世からひとつだけものを消せば、そのかわりに1日だけ命が延びるという取引をもちかけられ、同意してしまいます。そして、まず電話がこの世から消されます。
 火曜日。電話が消された日。電話が消える前、一回だけ電話を使用することを許された主人公は、昔の恋人に電話を掛け、出会います。電話の消えたことにより、電話に振り回されながらも、電話と共にあった二人の恋が回想されます。
 水曜日。映画が消されます。消される前に、一本だけ映画を見ることを許された主人公は、古い友人からDVDを借り、昔の恋人が働く映画館で映画を見ようとしますが、パッケージの中身は空っぽ。そして、何も写されない白いスクリーンの中に、主人公は自分自身の人生を見ます。「ET」という映画が好きだった自分。父や母との想い出。死んだ猫のことなど。「ほとんどの大切なことは、失われた後に気づくものよ」という母の言葉と共に・・・・。
 木曜日。世界から時計が消されます。死んだ母が残した猫が突然しゃべり始め、その猫との対話を通じて、今は絶縁状態にある父や自分に愛情を注いでくれた母との生活をふり返ります。そして、ものは無意味に存在しているのではないこと、また、人間を人間たらしめている時間や色、温度、孤独、そして愛の存在などに気づいていきます。
 金曜日。悪魔から猫を消すことを告げられます。姿を消した猫を捜しているうち、昔の恋人に出会い、彼女が預かっていた母からの手紙を読み、母が死の最後まで自分を愛してくれていたこと、その愛によって自分は生かされてきたこと、それは自分にとってかけがえのない大切なものであることに気づきます。
 土曜日。物を消しながら生きながらえるよりも、自分の人生にとって、もっと大切なものがあることに気づいた主人公は、猫を消すことを断ります。そして、自分の葬儀の準備を済ませ、長らく絶縁状態にある父親へ長い手紙を書きます。
 日曜日。安息の日。愛猫と共に、父への手紙を携え、郵便配達人として最後の仕事を果たすため、自転車に乗り父の住む隣町へと走り出します。

 あらすじを書くのは大変難しいです。書いているうち、しだいに作者の考えがおぼろげに見えてきたり、作品の限界を感じたりもします。
 では、作者のメッセージを確認してみましょう。
 作者は、悪魔に次のように語らせます。
 「あなたは最後の最後で、大切な人や、かけがえのないものに気付き、この世界で生きていることの素晴らしさを知った。自分の生きている世界を一周まわってみて、あらためて見る世界は例え退屈な日常であったとしても、十二分に美しいということに気付いたんです。・・・」
  無意味に生きながらえるより、自分にとってかけがいのないものの存在に気づくこと、それこそが、その人の人生の価値を決めるということです。つまり、作者は、人生至上の価値は「愛」であり、その存在に気づくことこそが大切なことでである、と言っているようです。
 また、作者は、今の自分を、そして世界のすべてをあるがままに受け入れよ、とも言っています。主人公に、次のように語らせます。
 「無数の失敗や後悔、叶えられなかった夢、会いたかった人、食べたかったものや行きたかった場所。とにかくそんなものを無数に抱えながら僕は死んでいく。でもそれでいいんだ。僕はいまの自分でいいと思える。ここではないどこか、ではなく、ここにいてよかったといまは思える。」
 世界にあるすべてのものの価値やあるがままの自分を受け入れ、そのことにより自らも救われていく。すべてのもの、すべての命に意味がある。そんな愛の世界を作者は描き出しましました。「人は愛するために生まれてきた。・・・」。 そんな作者のメッセージが聞こえてきそうです。
 この小説は、喜劇マンガのようなタッチの作品です。優れた喜劇は、笑いの後に大切な笑えない何かを残してくれるものです。その意味で、この作品は優れた喜劇といえそうな気がします。小説のことには詳しくない私ですが、お薦めします。
 ただし、人の死をこのように軽いタッチで描くことに反発をいだく人には、お薦めできません。          では。また。

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2013年7月23日 (火)

二十四節気「大暑」2013

  7月23日は、二十四節気の一つ「大暑」でした。江戸時代の暦便覧によれば「暑気いたり つまりたるゆえんなれば也」です。夏の土用の頃。学校は夏休み。空には雲の峰。蝉の大合唱。最も暑い時期に突入です。
 この節気の七十二候は次の通りです。
 ★初候:7/23~ ;桐始めて花を結ぶ   きりはじめて はなをむすぶ
 ★次候:7/28~  ;土潤いてむし暑し   つちうるおいて むしあつし
 ★末候:8/02~  ;大雨時々に降る    だいう ときどきにふる
       8月7日が次の節気「立秋」です。

 「大暑」当日、京都府南部は、晴れて暑い一日となりました。午後からは雷雨の予報なので、午前中に散歩に出かけました。まずは近所の蓮田です。今の時期、もう蓮の花の出荷が始まっています。お盆の頃までが出荷の最盛期です。
 蓮田の写真は、朝早く行く必要があります。朝早ければ、蜜蜂や朝露を撮ることができますが、私のように遅く出かけたのでは撮るものは無いです。
 ドジな蜜蜂、一匹だけ見つけました。あとは、ただの蓮の写真です。
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   山や雲を入れて夏らしさを出してみましたが・・・。
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   もう暑さで汗まみれになってきました。写真だけでも涼しくと、葉の影を入れて涼しげに撮ってみました。
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   田んぼで作業する人。自然観察に来た幼稚園生。蓮田の隣にある睡蓮の栽培池。
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   この後、木津川土手に向かいました。今の時期、土手に咲いている花は、今までから咲いているアカツメクサ、ヒメジョオンなどに加え、ヤブカンゾウが咲き出しました。カンゾウは、万葉集にも詠まれている花で、わすれ草とも言うようです。この花を身につけていると、苦しいことが忘れられるようです。万葉集から2首紹介しましょう。まず柿本人麻呂です。
~♪ 我が宿の 軒にしだ草 生ひたれど 恋忘れ草 見れどいまだ生ひず ~
  意味: 私の家の軒にはシダ草は生えているけれど、恋を忘れさせてくれる忘れ草はまだ生えてはこない・・・
 柿本人麻呂さん、いい歳をして、好きな人のことが忘れられないようですね。次は詠み人知らずの歌です。
 ~♪ 忘れ草 我が紐に付く 時となく思ひわたれば 生けりともなし
  意味: 忘れ草を私の衣の紐に結び付けているけど、いつもあの人のことを思っているので、とても心が苦しいです。
 カンゾウも、恋を忘れるのには効果が無いようです。そんなことで忘れられられる恋なら、たいした恋でないということでしょうね。
  土手では今の時期、ヒルガオも咲いています。オニユリも見つけました。
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   以上で「大暑」当日の写真は終わりです。次は、数日前の写真です。
 城陽市は、「寺田芋」と呼ばれるサツマイモの産地です。今の時期、芋畑ではスプリンクラーが稼働しています。夕日が差すと水が金色に輝きます。
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   最近は暑い日が続いていますので、夕方涼しくなってから、流れ橋まで散歩に出かけています。19日の流れ橋の夕焼けです。
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   お別れは、20日の流れ橋です。この日は、日が沈み暗くなるまで粘りました。赤く、静かな、印象に残る夕焼けでした。「・・・・夕雲紅く夏の喜び」という歌を思い出しました。
 次は「立秋」ですね。   では。また。
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2013年7月19日 (金)

姜尚中著「心」

 姜尚中著「心」(集英社)を読みましたので、拙い感想を書かせていただきます。
 著者の姜尚中氏は、政治学・政治思想史の専攻ですが、夏目漱石の研究もされているようです。この小説も、夏目漱石の「こころ」をヒントに書かれたそうです。
Kokoro_2  夏目漱石の「こころ」は、「私」と「先生」との心の交流を通じ、西洋の個人主義がしだいに広がりを見せる近代という時代の中で、孤独、生と死、古い時代の精神と近代的個人主義との葛藤が描かれた作品です。
 姜尚中氏は、この「心」の中で、大震災後の現代という時代にあって、文明とは何か、生と死とは何かについて真摯に苦悩し、語っています。

 では、まず粗筋を紹介します。
 「わたし」=姜尚中(大学教授・「先生」)が、こ小説の語り手です。「わたし」は、サイン会の席上に突然現れた大学生・直広と出会います。この直広と「わたし」とのメールの交換により、すべての物語が語られていきます。
 直広は、親友の与次郎に誘われ演劇部で活動を始めます。二人は、演劇部の仲間である萌子を好きになります。しかし、与次郎は病気で急死します。直広は、親友の死を通じて生と死の意味について真剣に問いつめていきます。死の直前に与次郎から預かった萌子に宛てた手紙、それを渡せずにいる自分の心のありようについても悩み続けます。
 東日本大震災が起こり、ライフセーバーの資格を持つ直広は、遺体引き上げのボランティアとして東北の海に潜り、死者と向き合いながら生きる意味をしだいにつかみ取り、成長していきます。
 震災で中断していた演劇部の活動が再開され、ゲーテの「親和力」を下敷きにした演劇が、萌子の台本、直広の主演により作られていきます。
 この演劇は、東北のある町が舞台です。津波の後、夫婦と子供の三人の遺体が引き上げられます。夫は、高度成長から取り残された地方の町を再生させるため、議員となり原発を誘致します。しかし、町や家族のために頑張ってきたのに、津波ですべてが破壊され、「いったい、俺たちどこで間違ったんだ。」と語ります。日本が歩んできた道や自然から乖離していく文明のあり方が、死者の側から問いかけられます。また、幼い息子の言葉により、夫婦とは何か、幸福や愛とは何かが、問いかけられます。
 演劇の上演は成功し、生きることの意味を見いだした直広は、萌子と結ばれていきます。・・・・。
 ウーン、あらすじを書くのは難しいです。何を残し何を削るかによって、まるで違ったものになってしまいます。作品をどう読んだかが、もろに出てしまいますね。

 では、感想です。
 メールの交換だけで物語が進んでいくので、どうしても不自然な感じがしますが、それは、私にとってたいした問題ではありません。私は、小説の出来不出来を評価をする能力の無い単なる一読者です。著者の言おうとしているメッセージが何であり、それに共感できたかどうかが問題です。
  著者のメッセージは明確です。「死者を抱きしめ、すべてを受け入れ-生きよ!」です。最終章で、著者は、自分の息子が自死したことを明かします。自死した息子と大震災でなくなった2万人近くの人々、原発事故で絶望や流離の果てに亡くなった人々を重ね合わせ、複雑化し苦悩に満ちた今の時代を、死者を抱きしめ共に生きていこうと述べています。
 生と死を見つめ、近代という時代を生きた夏目漱石のように、大震災後の今の時代の中で、真摯に生と死の意味を問い続ける著者の姿に深く共感します。 この本お薦めします。

 お薦めした後に、いつものように無い物ねだりのワガママを言わせていただきます。
 原発を地域の発展につなげようと、善意で行動した人々がいるのは確かだと思います。しかし、その人は無知であったとも言えます。原発の安全神話をふりまき、経済的利潤のみを追求し、格差社会を広げ、地方を衰退させた勢力は今も健在です。原発再稼働、消費増税、社会保障の後退。非正規雇用の拡大。使い捨てにされる若者たち。憲法改正。直面する課題は山積みです。このような課題に、適切な科学的知見を持つことなしに、現代を「よりよく生きる」こととは出来ません。政治学とは、そのためにある学問ではないのでしょうか? この本、宗教者姜尚中の姿を見ることは出来ますが、政治学者姜尚中の姿を見ることは出来ません。 ワガママを言ってすみません。お許しください。
                では。また。

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2013年7月15日 (月)

箱館山ユリ園見物

 先週、滋賀県高島市今津町にある箱館山ユリ園を見物に行ってきました。再びTg氏にお世話になりました。
 箱館山ユリ園は、冬は箱館山スキー場です。夏場は、ユリ園にして人を呼ぼうというわけです。駐車料金は無料で、スキー場まではゴンドラで往復、料金は1800円(入園料込み)です。高い場所にあるので、少し涼しいかと思いきや、当日は天気が良く、暑くなり汗まみれになりました。
  ユリ園は、スキー場なだけに広大でした。ユリもよく咲いていました。種類も豊富です。では、まずユリ園の広大さを感じる3枚です。
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   スキー場なだけに、300円でリフトの上からも見物できます。私は歩きましたが。上に登ると、ゆり園と琵琶湖を望むことが出来ます。
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   ゆりトレインという列車もどきの連結バスもあり、ユリの間をのんびりと走っています。ちなみに、料金は500円です。
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   ゆり園の坂道を歩く人を入れて写してみました。どうせなら、百合のように美しい女性はいないかと捜しましたが、不謹慎な願いは叶わずです。
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   引き続き人物入りの写真です。Yurien602Yurien601Yurien603

 

 

   花の写真の得意な人なら、花のアップをじっくり狙うんでしょうが、なにしろ花の写真は得意ではないです。何枚かは撮りました。トンボもいました。アキアカネは、夏場はこんな高いところで過ごしているようです。
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   では、お別れの三枚です。十分楽しめました。9月の初めまで開園しているそうなので、花好きの方はどうぞ。     では。 また。
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2013年7月12日 (金)

定期診察の日(62)・新薬情報

今日は定期診察日でした。毎日蒸し暑い日が続いていますが、今日は外では風があって、割合と過ごしやすかったです。

 さて、診察の結果です。血小板数は、84万/μlに増加しました。抗ガン剤の量が増えているにも拘わらず、8万も増加とは、たいした増加量ではないですが、気分的にはちょっと好まない結果ですね。中性脂肪、尿酸値、。カリウム、LDH、γGTPなどは異常値のままです。
 最近、新たな自覚症状が出てきました。朝、起きあがろうとすると、必ずめまいが発生します。二度ばかり転倒しました。じりじりとヘモグロビン値が減少してきています。グラフにすると、変動しながらも、長期的傾向でみるとしだいに減少していることが、よく分かります。病気も、しだいにゆっくりと進んでいるようです。
 投薬量は変わらずで、様子を見ていくということです。

 【余談です】
 血小板増多症、骨髄線維症、真性多血症など、骨髄増殖生疾患と呼ばれるグループの病気は、今のところ不治の病ですが、徐々に研究が進み、JAK1やJAK2と呼ばれる遺伝子に変異が発生していることが分かってきています。遺伝子治療が進めば、将来的には完治する病気になることは確実だと思われます。私には、まったくまにあわないですけどね。
 JAK1とJAK2の両方に作用するJAK阻害薬なども、徐々に開発されてきているようです。まだ若い人は、希望を持てますね。
 日経メディカルオンラインというサイトのロキソリチニブ(Ruxolitinib)という新薬のニュースをリンクしておきます。
   
 ①2011年8月5日=骨髄線維症対象ruxolitinibの新薬申請を米食品医薬品局(FDA)が受理 →こちらから

 ②2012年8月30日=欧州でJAK阻害剤ruxolitinibが骨髄線維症の治療薬として承認
       →こちらから

  ③2013年6月6日=骨髄線維症患者に対するruxolitinib長期投与は骨髄線維化の進行を抑制 →こちらから

  ④2013年 6月19日=Ruxolitinibは骨髄線維症患者に生存利益をもたらす
       →こちらから

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2013年7月 8日 (月)

二十四節気「小暑」2013

 7月7日は、二十四節気の一つ「小暑」でした。江戸時代の暦便覧によれば、「大暑来れる前なれば也」とあります。まもなく梅雨が明け、本格的な暑さが始まり、蝉の大合唱団が歌い始めます。蓮の花のシーズンも始まります。梅雨末期の集中豪雨の頃でもあります。
 この節気の七十二候は、次の通りです。
   初候 :7/7~  ;温風至る      (あつかぜ いたる )
  次候 :7/12~ ;蓮始めて開く    (はす はじめてひらく)
  末候 :7/17~ ;鷹乃ちわざをならう (たかすなわち わざをならう)
         7月23日が次の節気「大暑」です。
 この節気は、温風が吹き、蓮の花が咲き始める時期です。「鷹すなわちわざをならう」は、鷹の幼鳥が成長し獲物を捕るのを覚える時期ということです。野生のオオタカは4月頃に産卵し、孵化するのに35日前後、巣立つまでに40~45日かかるので、ちょうど今頃の時期になるわけです。しかし、現代人の我々には、ちょっと馴染みがないですね。私は、オオタカも鷹匠の狩りも見たことはないです。チュウヒとノスリは見たことありますけど。現代の感覚では、「夏休み始まる」とか「子供プールに向かう」でしょう。

 「小暑」当日の7日、京都府南部は晴れ間が広がりました。関東地方は梅雨明けしたと発表がありました。近畿もこのまま梅雨明けしそうです。ちょっと早すぎます。
 では、最初は「小暑」当日の木津川土手周辺です。この日は暑かったので、夕方から散歩に出ました。蓮田に夕日が差していました。蓮田の遠く向こうに、夏雲が夕日に赤く染まっていました。土手の上に上がると、緑の田んぼが広がっています。この辺り、城陽市と久御山町の境界付近だと思います。
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   流れ橋で夕日を迎えました。どこかの写真教室の一行が撮影会のようなものをしていました。捕虫網を持った人物がモデルとして演技をしていました。わざとらしくて迷惑なだけです。だいたい橋の上には、トンボや蝶はいないです。一行が引き上げた後で撮った3枚です。
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   今の時期、土手の上で一番目立つ花は、ヒメジョオン(姫女苑)です。ヒメジョオン(姫女苑)は北アメリカ原産のキク科の花で、明治時代に入ってきて、鉄道と共に日本全国に広まり、テツドウソウ、テツドウバナなどとも呼ばれていたそうです。土手のあちこちに群生しています。
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   今の時期、植物ではヒメジョオンですが、鳥ではホオジロです。かなり近づいても啼くのに必死です。目立たないですが、畑の雑草として嫌われ者のワルナスビも花を付けています。棘が鋭いです。
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   6月の終わり、梅雨の合間によく晴れた日がありました。この日の土手です。夕日が美しかったです。
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   一転、雨の日、鴻ノ巣山へも行ってみました。
 家を出たすぐ近所で、茶道師匠の家の垣根に時計草を見つけました。時計草は、英名でPassion Flowerと言うそうです。Passionは「情熱」です。情熱の花かと思いきや、Passionには受難という意味もあるそうです。「キリストの受難を象徴する花」ということのようです。あまり見かけない美しい花です。ちなみに、私の家では、ヘクソカズラが取っても取っても生えてきます。これも一種の受難ですね。
 雨の歩道。切り株に取り憑いたキノコ。
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   したたり落ちる雫。山桃の実。
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   今の時期、蓮はまだ本格的に咲いていませんが、早いところでは咲いているところもあります。次の写真は、観音堂の鉢植えの蓮です。
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   万葉集から一首。作者は、長忌寸意吉麻呂(ながのいみき おきまろ)です。
 ~♪ 蓮葉は かくこそあるもの 意吉麻呂の家なるものは 芋の葉にあらし ♪~
  意味:蓮葉(はちすは)は、こういうのを言うのでしょう。これに比べたら、この意吉麻呂(おきまろ)の家のものなんかは、芋の葉みたいなもんですよ。

 私は、万葉集についてはよく知らないですが、作者の意吉麻呂は下級官吏だったのでしょう、酒宴を開いた上司にゴマをすっているようです。上司の妻と自分の妻を比較して、蓮に例えて言っていると思われます。日本人は、万葉の昔から悲しい性を持っていたようですね。
 お別れは、美しくもない蓮の葉の写真です。3枚目の写真は芋の葉です。
         では。 次は「大暑」です。
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2013年7月 2日 (火)

テーブル椎茸栽培中2

 以前の記事で、テーブル椎茸を栽培していることをお伝えしましたが、その後の経過報告です。
Shiitake02_01 その後、何回か収穫することができましたが、収穫の回数を重ねるごとに、収穫の本数はしだいに減っていきました。そして、ついに発芽しなくなりました。諦めて捨てようかと思いましたが、しかし、ここで一計を案じました。
 椎茸は、夜の寒さと昼の暖かさの刺激を繰り返すことにより成長するのですが、最低気温が20℃を越えると成長しなくなるそうです。そこで、夜寝る前に椎茸の傍に保冷剤を置いてみました。冷たい夜を人工的に作るわけです。
 
Shiitake01_01
 保冷剤作戦を初めて2週間、白い芽の元が出てきました。これを一晩水に漬け、さらに、冷蔵の野菜室で一晩、寒さを体験させます。これを取り出し、乾かないよう時々霧吹きで湿らせます。もちろん夜は保冷剤を傍に置いておきます。数日後、ついに椎茸が出てきました。成功です。
現在、4本が成長中です。白い芽の元のようなものが、まだ見えていますので、もう少し本数が増えると思います。
 小人閑居して椎茸栽培♪。・・・もう少し続けます。   では。 また。

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