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2013年7月 8日 (月)

二十四節気「小暑」2013

 7月7日は、二十四節気の一つ「小暑」でした。江戸時代の暦便覧によれば、「大暑来れる前なれば也」とあります。まもなく梅雨が明け、本格的な暑さが始まり、蝉の大合唱団が歌い始めます。蓮の花のシーズンも始まります。梅雨末期の集中豪雨の頃でもあります。
 この節気の七十二候は、次の通りです。
   初候 :7/7~  ;温風至る      (あつかぜ いたる )
  次候 :7/12~ ;蓮始めて開く    (はす はじめてひらく)
  末候 :7/17~ ;鷹乃ちわざをならう (たかすなわち わざをならう)
         7月23日が次の節気「大暑」です。
 この節気は、温風が吹き、蓮の花が咲き始める時期です。「鷹すなわちわざをならう」は、鷹の幼鳥が成長し獲物を捕るのを覚える時期ということです。野生のオオタカは4月頃に産卵し、孵化するのに35日前後、巣立つまでに40~45日かかるので、ちょうど今頃の時期になるわけです。しかし、現代人の我々には、ちょっと馴染みがないですね。私は、オオタカも鷹匠の狩りも見たことはないです。チュウヒとノスリは見たことありますけど。現代の感覚では、「夏休み始まる」とか「子供プールに向かう」でしょう。

 「小暑」当日の7日、京都府南部は晴れ間が広がりました。関東地方は梅雨明けしたと発表がありました。近畿もこのまま梅雨明けしそうです。ちょっと早すぎます。
 では、最初は「小暑」当日の木津川土手周辺です。この日は暑かったので、夕方から散歩に出ました。蓮田に夕日が差していました。蓮田の遠く向こうに、夏雲が夕日に赤く染まっていました。土手の上に上がると、緑の田んぼが広がっています。この辺り、城陽市と久御山町の境界付近だと思います。
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   流れ橋で夕日を迎えました。どこかの写真教室の一行が撮影会のようなものをしていました。捕虫網を持った人物がモデルとして演技をしていました。わざとらしくて迷惑なだけです。だいたい橋の上には、トンボや蝶はいないです。一行が引き上げた後で撮った3枚です。
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   今の時期、土手の上で一番目立つ花は、ヒメジョオン(姫女苑)です。ヒメジョオン(姫女苑)は北アメリカ原産のキク科の花で、明治時代に入ってきて、鉄道と共に日本全国に広まり、テツドウソウ、テツドウバナなどとも呼ばれていたそうです。土手のあちこちに群生しています。
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   今の時期、植物ではヒメジョオンですが、鳥ではホオジロです。かなり近づいても啼くのに必死です。目立たないですが、畑の雑草として嫌われ者のワルナスビも花を付けています。棘が鋭いです。
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   6月の終わり、梅雨の合間によく晴れた日がありました。この日の土手です。夕日が美しかったです。
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   一転、雨の日、鴻ノ巣山へも行ってみました。
 家を出たすぐ近所で、茶道師匠の家の垣根に時計草を見つけました。時計草は、英名でPassion Flowerと言うそうです。Passionは「情熱」です。情熱の花かと思いきや、Passionには受難という意味もあるそうです。「キリストの受難を象徴する花」ということのようです。あまり見かけない美しい花です。ちなみに、私の家では、ヘクソカズラが取っても取っても生えてきます。これも一種の受難ですね。
 雨の歩道。切り株に取り憑いたキノコ。
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   したたり落ちる雫。山桃の実。
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   今の時期、蓮はまだ本格的に咲いていませんが、早いところでは咲いているところもあります。次の写真は、観音堂の鉢植えの蓮です。
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   万葉集から一首。作者は、長忌寸意吉麻呂(ながのいみき おきまろ)です。
 ~♪ 蓮葉は かくこそあるもの 意吉麻呂の家なるものは 芋の葉にあらし ♪~
  意味:蓮葉(はちすは)は、こういうのを言うのでしょう。これに比べたら、この意吉麻呂(おきまろ)の家のものなんかは、芋の葉みたいなもんですよ。

 私は、万葉集についてはよく知らないですが、作者の意吉麻呂は下級官吏だったのでしょう、酒宴を開いた上司にゴマをすっているようです。上司の妻と自分の妻を比較して、蓮に例えて言っていると思われます。日本人は、万葉の昔から悲しい性を持っていたようですね。
 お別れは、美しくもない蓮の葉の写真です。3枚目の写真は芋の葉です。
         では。 次は「大暑」です。
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コメント

こんばんは。(*^_^*)

例年祇園祭頃から暑くなるのに早くから猛暑ですね。
土用という言葉も当たらない気候になりました。
33度位が最高気温だったのに、37度38度です
からね。堪ったものじゃないです。

今日は城陽へ行きました。蓮はまだ余り咲いてなく、
茎も張ってないですね。木津川は本当に雄大で
心が広々します。でも堤防の入り方が解らないの
ですよ。水主神社は走っていて、解りました。
大きな神社ですね。

畔道に綺麗な花!と思ったのですが、ヘクソカズラ
というのですか。生命力があって、邪魔者なんですね!
花は綺麗なのに!

投稿: 輝子 | 2013年7月11日 (木) 19時01分

輝子さん、こんばんは。

毎日暑いです。今日は、一日クーラーで過ごしました。
夕方、自転車で木津川周辺をウロウロしましたが、何も
撮すものが無く、すぐ引き上げました。
風があって少し涼しかったです。

木津川の土手は、平川の交差点を西へ進むと土手です。
他にも上がり口はたくさんあります。

城陽へ来られましたか。輝子さんは、朝早く活動されるので
うらやましいです。私は、朝起きられないので、朝の撮影は
できないです。一大決心をしないと。


投稿: 墓石 | 2013年7月11日 (木) 20時56分

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