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2013年3月20日 (水)

二十四節気「春分」2013

 3月20日は、二十四節季の一つ、「春分」です。江戸時代の暦便覧によれば、『日天の中を行て昼夜等分の時也』となっています。これから、一日一日ごとに日が長くなっていきます。七十二候は、次の通りです。
 初候:3月20日~  「雀始めて巣くう」  雀が巣を作り始める頃です
 次候:3月25日~  「桜始めて開く」    桜の花が咲き始めます
 末候:3月30日~  「雷乃ち声を発す」  雷が鳴り春の恵みの雨が降る頃です
              4月5日が次の節気「清明」です。

 今の時期は、七十二候で言うと「雀始めて巣くう」です。木津川土手周辺では、青い空にヒバリの声が響いています。俳句では、
            ~ 雲雀今揚りぬそこに巣やあらん~    正岡子規
と詠われていますが、私は巣は見たことがありません。万葉集では、雲雀の歌は3首あるようです。大伴家持の歌です。
      うらうらに 照れる春日に ひばり上がり 心悲しも ひとりし思へば
  意味:のどかに照る春の日に、ひばりが舞い上がり、独り思えば心が悲しい
  万葉集の頃は、春のヒバリに物悲しさを感じていたようです。私も全く同感です。青い空にヒバリが啼くのを見ると、なぜか涙が出そうになります。
 メンデルスゾーンの「おお、ヒバリ」では、春の喜びと神への賛歌が歌われます。
       ~♪ おお ひばり 高くまた / 軽くなにをか うたう / 天のめぐみ 地のさかえ/ そをたたえて うたう/ そをことほぎ うたう ~♪
 一枚目はカキツバタの芽生えと比叡山です。次は、木津川土手と愛宕山。三枚目は、古川の水路。ひばりの声は写真に写りませんが、いずれも雲雀が高く啼いています。
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   雲雀の声を聞きながら、木津川と並行して流れる古川を進みましょう。古川の歴史は古く万葉の時代から掘られた水路のようです。柳も芽を吹いてきました。
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   土手の梅も満開の時期を迎えました。一枚目と二枚目は、城陽市の名木長谷川河口の大榎です。
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   土手の上から見る梅です。畑や田んぼでの作業も忙しくなってきたようです。
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   富野の桜堤付近の梅です。
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   城陽市の鴻ノ巣公園にも梅の木があります。大きく成長して、桜と間違えそうです。駐車料は2時間まで無料、入場はもちろん無料。巨大滑り台もあり、子供を遊ばせるには絶好の場所です。半数以上が城陽市民以外の利用者だと思います。
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  公園ではサンシュユの花も咲き出しました。サンシュユは、江戸時代享保年間に、薬用植物として伝わってきたようです。強精薬、止血、解熱作用があるそうです。
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   長谷川河口に、「生まれ口樋門」という排水施設があります。その導水管にむかって子供たちが歌を歌っていました。よく響くので面白がっているようです。
 前回と同じように夕日の時間、長谷川河口で魚釣りの少年に出会いました。「今日は釣れたか?」と聞くと、巨大なナマズを釣ったと言っていました。
 お別れは、近鉄富野鉄橋の夕日です。新型特急が撮れました。 では。また。
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