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2013年1月

2013年1月30日 (水)

テレビはなぜおかしくなったのか

 「テレビはなぜおかしくなったのか」(高文研)を読みました。著者は四人です。TBS報道局ディレクター金平 茂樹。武蔵野大学教授(元NHKフロデューサー)永田 浩三。法政大学教授水島 宏明。法政大学教授五十嵐 仁の各氏です。

 『テレビがおかしい、見る気がしなくなった。お笑いタレントを交えて仲間内だけで楽しんでいるような安上がりの番組だけのことではありません。社会にとって大事な事が本当に伝えられているのか、という疑問です。・・・この国のテレビは、報道機関として衰弱し続けているように思えてなりません。それはなぜなのか? 何が問題なのか?』この高文研編集部の問いかけに、著者の4人が答えてくれます。
 まず、金平氏が、「日本のテレビはなぜ脱原発を報道しそこなったのか」というタイトルで、劣化するテレビ報道の背後にある「官尊民卑」の思想、責任の追及作業がうやむやにされる「慣性の法則」に迫ります。
 永田氏は、「NHKを覆う権威依存体質の呪縛」というタイトルで、原発・慰安婦問題・沖縄をめぐる報道について、NHKの持つ「権威」依存体質や政治介入に屈して沈黙を続ける姿勢を痛烈に批判します。
 水島氏は、「生活保護バッシング報道が露呈させたテレビの未熟」というタイトルで、最低限の倫理やルールを無視した生活保護報道のひどさを告発します。「報道ステーション」、「ワイド スクランブル」、「ひるおび」、「新報道21」など、具体的番組名を上げて、不正受給や受給者のネガティブなイメージを強調する手法など、詳しく問題点が指摘されています。
 五十嵐氏は、「領土紛争を引き起こした石原慎太郎の責任」というタイトルで、領土問題を引き起こした石原氏にする批判と、石原氏の責任をまったく報道できないマスメディアの問題点を指摘します。権力に対する監視と牽制という機能を低下させ、政府のみならず、石原氏や橋下氏に対しても十分な対峙姿勢をとることができないマスメディアを批判しています。

 原子力発電の安全神話、民意を反映できないインチキ選挙制度の小選挙区制導入、新自由主義政策を進めた小泉改革、民主党の政権交代など、国民はずっとだまされ続けています。一度に多数の国民をだます能力があるのは、マスコミ以外には無いです。マスコミがずっとだまし続けてきたのです。消費税増税やTPP推進を公然と主張し、「論憲」という「改憲」への道を準備してきたマスコミ。今もこれからも、国民をだまし続けるのでしょうか。もういい加減に目を覚ましたいものです。少々不満もありますが、この本、お薦めします。

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2013年1月25日 (金)

定期診察の日(56)・血栓症情報

  今日は定期診察日でした。冬型気圧配置で強風の一日でした。直接は影響を受けませんでしたが、JRの電車が強風のため、奈良線木津駅で一時運休になりました。
  今日は意外と待ち時間は少なく、ほぼ予約通りの時間で診察が始まりました。
  さて、診察の結果です。血小板数は、ほぼ80万/μlに増加しました。主治医から、できるだけ投薬量は抑えたいので、薬の増量は次回にします、ということでした。
 ヘモグロビン値は低めながらも横ばい、中性脂肪、尿酸値、。カリウム、LDH、γGTPなども異常値のままですが、特に尿酸値が8.4と一段と上昇しました。医師はなにも言いませんでしたので、大丈夫なんでしょうね。たぶん?
 帰り、強風で飛ばされてきた雪を見ました。北は雪のようです。 では。 また。
 
 ~余談です。~
 骨髄の繊維化が進行すると、血小板などの血球は急速に減少するそうですが、私の場合、今のところ血小板は増加傾向にあります。そのため、増殖する血小板を減らして、血栓症を予防するというのが治療の中心です。
 K沢大附属病院(血液内科)のHP、「お役立ち情報」というコーナーに、6回シリーズで 、慢性骨髄増殖性疾患(CMPD)の血栓症について説明が出ていましたので、内容を紹介してみます。気にしてもどうしようもないですが・・・。

  ★慢性骨髄増殖性疾患(CMPD)には、慢性骨髄性白血病(CML)、真性赤血球増加症(PV)、本態性血小板血症(ET)、原発性骨髄線維症(PMF)などがあります。
  ★真性赤血球増加症の95%以上、本態性血小板血症の約50%、原発性骨髄線維症の約50%ではJAK2に遺伝子変異が生じています。
 ★本態性血小板血症(ET)231例における血栓症は、診断時すでに、30%が血栓症を発症しています。(脳梗塞20例、心筋梗塞3例など)
  ★PVやETにおいては、赤血球膜成分や赤血球内容物の組成変化がみられるという検討結果があります。このことが赤血球凝集を形成させ血栓症、特に脳梗塞の発症に関連しているという報告があります。さらに赤血球凝集は、血小板や白血球と、血管壁との相互作用を亢進させることが知られています。
  ★血小板数の上昇も、血栓症発症の重要な要素になっていますが、血液学的所見としては、白血球数高値も動脈・静脈両者の血栓症の危険因子とする報告が多いです。
  ★PV、ETのいずれにおいても高齢、および血栓症の既往は血栓症の重要な危険因子と考えられています。
 ★アスピリン100mg/日の内服を行った場合に、出血の副作用なく有意に動・静脈血栓症の発症を抑制したと報告されています。

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2013年1月21日 (月)

二十四節気「大寒」2013

 1月20日は、二十四節気の一つ「大寒」でした。江戸時代の「暦便覧」には、「冷ゆることの至りて甚だしきときなれば也」とあるそうです。一年中で一番寒さが厳しい時期です。二十四節気の最後です。今は旧暦の十二月、まもなく正月です。次の節気は、いよいよ「立春」です。
 前回の「小寒」の記事で、日本気象協会が日本版新二十四節気を検討中と書きましたが、すでに昨年の9月に、中止?挫折?が発表されていました。やはり難しい問題だったようですね。考えてみれば、日本は南北に長く、南と北では気温の差が大きいです。夏は暑く、冬は寒いという気温だけの問題で四季を区分しようとしても無理があります。多くの日本人は、気温からだけではなく、多様な自然変化の中から四季を感じ取っているのだと思います。
 また、四季はグラデーションのように徐々に進行するものでもなく、ある日突然に変化するものでもないと思います。南のあたたかい空気と北の冷たい空気がせめぎ合い、交互に入れ替わりながら変化していくもののようです。昔、地学の時間に勉強しました。

 冬の寒さの中でも春の気配を感じることができます。日が少しずつ伸び始め、春は、まず光となってやってくるようです。最初の三枚は、私の感じた春の予感です。古川の水流が煌めいています。鴻ノ巣山の三つ葉ツツジも陽の光で、温かく光っています。ロウバイが咲き始めました。
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   大寒の日の前日、19日は良い天気なりましたので、田園地帯を散歩してみました。白い雲が流れ、散歩の人が歩いています。
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   城陽市特産のイチジクは、今が剪定の時期のようです。作業している人がいます。城陽市のハス田は、刈り取られ何もない状態か、水が抜かれひび割れた状態です。
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   今の時期、田園地帯はちょっと鳥天国といった感じです。電線の雀。鈴なりの雀。鳩の群れ。
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   大寒の日当日は、曇って風も強く寒い一日でした。夕方、木津の河原に行ってみました。雲の切れ間から陽が差し、ほんの一瞬、夕日も見えました。しかし、寒かったです。
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   最近、よく撮影に行くようになったのが、木津川の河原。夕日が土手に落ちます。夕陽の中に人を入れて撮りたいですが、超望遠レンズが要りそうです。200mmのレンズしか持ってないもので、無理ですね。
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   昨年に続き、連凧を揚げる人を撮りました。150枚くらい上がっていたようです。紐を引っ張らせて頂きましたが、ものすごい力がかかっていました。手袋無しでは危険です。富野付近にある柿の木。夕日の当たる枯れたオギ。
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   ではお別れは、何を写したか意味不明な写真です。1枚目は、大榎に取り憑いた寄生木だと思います。2枚目は、ただの水溜まりです。強風で波立っています。3枚目は、木に引っかかった凧です。持ち主は諦めたのか、放置されています。風を受けなおも飛び上がろうとしています。    では。また。
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2013年1月18日 (金)

生活保護基準引き下げ問題

 先日、社会保障審議会の答申を受けて、政府が生活保護基準を引き下げる方針であることが一斉に報道されました。この答申では、保護を受けていない低所得層と保護世帯とを比較し、非保護の低所得層の中で、保護世帯よりも収入が少ない層のあることが指摘されています。例えば、20歳~50歳の単身世帯や母と子一人の世帯では、生活保護世帯より低いことなどです。この理由により、生活保護基準を引き下げようというのです。この訳の分からない理屈に、腰が抜けるほど驚きました。まともに働いても生活保護基準以下でしか生活できない人が多数いることこそが、大問題なのです。保護基準の方を下げるというのはこじつけです。最低賃金を上げたり、労働者派遣法を改正したりすることこそが求められていると思います。自民党は、保護費10%カットを言っています。安倍自民党政権の正体が、一刻も早く見破られることを願って、この一文を書きます。

 【日本は生活保護後進国】
 まず、日本の生活保護はOECD加盟国の平均より、遙かに下であることをご存じでしょうか?
 ★人口に占める生活保護受給者の割合です。 
     日本0.7%、米国10.0%、イギリス15.9%、ドイツ5.2% 
                         OECD平均7.4%
  ★生活保護費のGDP比
   日本0.3% 、米国3.7%、イギリス4.1%、ドイツ2.0%
                         OECD平均2.4%
    (同志社大学埋橋孝文氏の「公的扶助制度の国際比較」より)

 日本は経済大国であるにもかかわらず、生活保護のための予算は少なく、保護世帯率も圧倒的に少ないのです。日本の貧困層は少ないのでしょうか?そんなことはないはずです。自由競争と自己責任の国であるアメリカの10分の1とは情けない限りです。
 日本の財政危機の原因を、生活保護費の増加と結びつけて考えるなどということは、とんでもない思い違いと言うべきです。

 【低すぎる日本の捕捉率】
 「生活保護の捕捉率」というのをご存じでしょうか? 「捕捉率」とは、生活保護基準以下で生活している人のうち、生活保護を受けている人の割合です。
 2010年4月に厚労省が、国民生活基礎調査に基づいて捕捉率の推計を32.1%と発表しました。研究者からは、高すぎるという異論も多く出ましたが、一応この数値が正しいとすると、現在の保護世帯は200万、したがって受給資格があるにもかかわらず受給できていない世帯が、400万世帯あることになります。
 生活保護問題対策全国会議が発表している世界の捕捉率を見てみます。
    日本18%、イギリス46~90%、フランス91.6%、ドイツ64.6%
  日本ではヨーロッパに比べると、保護が必要な人に行き渡っていないことが分かります。日本でしばしば起こる「餓死」や「孤独死」事件は、この辺に原因があるわけです。保護費を増やさないようにするため、役所が、受給を承認しない「水際作戦」をやっているのではないかという疑惑もあります。
 
 【不正受給に問題をそらすマスコミ】
 生活保護で必ず問題にされるのが不正受給の問題です。タレントの母親が生活保護を受給していたことを大々的に報道したり、不正受給こそが保護制度の大問題であるかのように報道するマスコミは、世論をミスリードしています。不正受給の金額は、全体の0.4%に過ぎません。不正受給は犯罪であり、調査を厳しくすべき問題です。保護基準を引き下げることとは関係はありません。数百万人の人が受給できていないことをこそ、問題にすべきです。

 【増加する非正規労働者】
 小泉構造改革で、それまで中間搾取制度として禁止されていた派遣労働が認められました。この結果、賃金コストの低い派遣労働者が激増しました。総務省の発表によると、2011年時点で、パート・アルバイト・派遣社員・契約社員などの非正規社員数は1733万人に達しました。
 年収100万円以下の人は400万人、年収200万円以下の人は1100万人に達しています。なんと、給与所得者4500万人の4分の1が、200万円以下の収入しかないのです。
 単身者で月収15万円程度の人(年収180万)は、保護基準にかかります。妻と子供が2人あれば、月収25万円(年収300万)の人はだいたい保護基準にかかります。では、年収が200万円以下の1100万人の人の中には、生活保護基準以下の人がどれぐらいいるのでしょうか? 考えただけでも恐ろしくなります。また、非正規社員の半数近くが、厚生年金に加入していないことも大問題です。この人たちが高齢化したとき、日本ではとんでもない事態か待ち受けているのです。
 日本の最低賃金の低さも先進国の中で最悪です。派遣労働の禁止、最低賃金の値上げ、雇用状態の改善は、待ったなしの状態です。
 消費税という逆進性の高い大衆課税を増税し、福祉を切り捨てる国を、誰が希望しているのでしょうか? 安い労働力を利用して多国籍企業が利益を追求する新自由主義路線の破綻は見えています。    では。また。

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2013年1月16日 (水)

テーブル椎茸栽培中

 「椎茸の栽培キット」なるものを1000円で買いました。おが屑を固めたブロック状の培地に、椎茸の菌が植え付けてあるというものです。乾燥しないように霧吹きで水を与えていれば、椎茸が生えてくると説明にはありました。
   
Shiitake_001_01   だまされたつもりで水をやり続けること一週間、ほんとに椎茸が出てきました。一日でみるみる成長するのには、ほんとに驚きです。大豊作でした。肉厚の大きな椎茸が、二十数個収穫できました。スーパーの椎茸の値段と比べると、どうやら1000円の元手を回収できたようです。
 水に浸した後、休養期間をとると、二回目の発芽が始まるそうです。この先、何回か収穫できるそうです。
 1000円の値打ちは十分に有ります。お薦めします。    では。また。

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2013年1月10日 (木)

湯屋谷残り柿と霧

 雨の日、宇治田原町湯屋谷の茶畑に撮影に行きました。雨の日は宇治田原町の高尾へ行くことが多いのですが、今回初めて湯屋谷へ行ってみました。高尾は高い位置にあるので、間違いなく霧が発生します。しかし湯屋谷はどうでしょうか? ちょっと心配ですが行ってみました。
  心配することはなかったです。よく霧が発生していました。まず、定番の農機具小屋の有る茶畑へ。霧が出て良い雰囲気です。山の上の高圧鉄塔が霧で隠されているので、引いて撮るのもいいですね。
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   茶畑の頂上へ出ると、湯屋谷の里のある谷に向かって霧が流れていました。
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   被写体を求めて茶畑を徘徊。雨霧の写真は、朝霧に比べて重い感じになります。朝霧が発生する日は、ほとんど太陽が差してきます。光もあり、霧も柔らかです。早起きしたいのですができません。雨の日の霧で我慢です。
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   国道307号線の東側にも行ってみました。
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   私が好きだった柿の木も、放置されて、しだいに蔦に覆われ弱ってきています。さらに湯屋谷の里を見下ろす地点にも行きましたが、良い場面は見つからずです。今日はここまでで終了です。
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2013年1月 6日 (日)

二十四節気「小寒」2013

 明けましておめでとうございます。今年最初の二十四節気は、1月5日の「小寒」です。江戸時代の暦便覧によれば、「冬至より一陽起るが故に陰気に逆らう故益々冷る也」とあります。春に向かって進んでいるにもかかわらず、寒さはますます厳しくなっていきます。今日から「寒の入り」です。
 さてここで、「二十四節気」とは何か、少し解説してみます。
  日本では、明治に新暦(太陽暦)が採用されました。それ以前に使われていた旧暦(天保暦)は、太陰太陽暦です。太陰太陽暦とは、太陰暦を太陽暦による季節で調整した暦です。この太陽暦による季節が二十四節気です。月の満ち欠けを基準にした太陰暦の一年は約355日、太陽暦の一年は約365日、11日もズレが生じます。このズレを補正するため、太陰暦では19年に7回の閏月を作る必要があります。どこに閏月を入れるかを二十四節気を利用して決め、ズレを修正するのです。決め方の詳細を説明すると長くなりますので、興味のある方は他のサイトで。 お薦めサイトは、「暦のページ」です。
 現行の二十四節気は、実際の季節感から少しずれています。8月のはじめ、立秋を過ぎて秋なのに、一番暑い時期だったりします。日本気象協会は、このズレを修正するため、2012年秋を目途に日本版二十四節気を提案すると発表しましたが、まだ発表されずです。作業が難航しているようです。日本人は、現行の二十四節気に十分慣れ親しんできたように思います。~♪春は名のみの風の寒さや~♪という歌にもあるように、このズレを微妙に楽しんで来たふしもあります。俳句をはじめとして、季節変化は日本文化に深く関わっています。難しい問題だと思います。

 さて、最近の木津川土手です。年末と元日の夕方散歩に行きました。河原に出ると、水量はグッと減り、浅瀬が波立っています。
     ~気が付けば 木津川土手に今日も立つ 夕雲映し川は流れる~
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   水の枯れた砂地に、水の記憶が残されていました。浅瀬にセキレイと思われる鳥が・・。対岸の上空を無数のムクドリが・・・。
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     対岸のサイクリングロードを行く人影は、影絵を見ているようです。
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   土手の枯れたオギも夕日に輝いています。冬らしい光景です。
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   次は城陽市の東側、鴻ノ巣山です。大晦日の夕方と元日の朝出かけてきました。
 旧暦では、今は十二月です。万葉集に十二月を詠ったものは無いかと捜しました。一首だけ有りました。紀少鹿女郎(きのおしかのいらつめ)です。
     ~十二月には 淡雪降ると知らねかも 梅の花咲くふふめらずして ~
 意味:師走に雪が降ると知らずに梅の花が咲いている、つぼみのままでいずに。
 作者は、何も知らずに咲いた無垢な梅の花をやさしくいたわっているように、私には思えます。鴻ノ巣山の梅の木に、花が咲いていないかと必死に捜しましたが、一輪も無かったです。鴻ノ巣山の梅は、世間をよく知っているのかも?・・・。
 山道には、夕日の斜光に照らされてクヌギの落ち葉が敷き詰められています。帰り道、水度神社では、深夜の初詣を迎える準備が進んでいました。
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   一枚目、元日の水度神社。二枚目、鴻ノ巣山の紅葉の残る三つ葉ツツジ。よく見ると、もう春の準備が・・・。
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   5日の「小寒」当日は、朝からどんよりとした曇り空。撮影はあきらめて近くの書店へ。夕方になると突然の晴。木津川土手に散歩に出かけました。かなり寒いです。手袋に穴が空いているせいか、冷たくて指が痛いです。明日は手袋を買う予定です。
 枯れ草を焼く人。工事現場の影。土手の上から見る八幡方面。今年も寒さの中で始まりました。    では。また。
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2013年1月 3日 (木)

集団的自衛権をめぐって

 昨年末、最期の勤務校の卒業生、S君と再び話す機会がありました。彼は、今回の総選挙で自民党に投票したと言っていました。中国や北朝鮮の脅威から国を守るためには、軍隊は必要であり、それが普通の国の姿であると言っていました。集団的自衛権を行使して、アメリカと協力し合うことは大切だとも言っていました。
 どうもS君のために、私は戦争や平和憲法についての一文を、再び書かねばならないようです。読んでもらえるかどうか分かりませんが・・・。

 【帝国主義の時代の戦争】
 他国を侵略し、植民地を拡大したり、併合したりする帝国主義の時代には、帝国主義国同士が、国を挙げて総力戦で激突しました。二つの世界大戦では、莫大な犠牲者が出て、世界の経済も大きな打撃を受けました。
 しかし、この大戦を通して、植民地だった国々では民族運動が高まり、次々と独立を果たし、植民地は姿を消しました。また、侵略戦争は違法とする平和勢力が、世界で力を持つようになりなりました。兵士や民間人の命の犠牲に対する意識も高まりました。
  その結果、植民地を奪い合い、大国と大国が総力戦で戦う戦争は、歴史から姿を消しました。他国を一方的に侵略し、武力で支配するというやり方は、国際化した経済の中では、国際社会から孤立し、経済発展が見込めないばかりか自国の経済も危機に陥ります。また、自国民を戦争に駆り立てることも容易なことではありません。
 つまり現在は、かってのような帝国主義戦争を想定して、どこかの国が一方的に侵略してくるかも知れないなどと心配する時代ではないのです。平和憲法を掲げて、平和のために国際政治をリードする、それが可能な状況が生まれてきているのです。

 【現代の戦争とアメリカ】
 では、現代の戦争はどのようなものなのでしょうか?  スウェーデンにあるウプサラ大学の平和・紛争研究所が、世界の戦争・紛争について報告しています。現在、世界で30ほどの戦争・紛争がありますが、これらはすべて内戦・地域紛争です。かってのような国と国が総力戦で戦う帝国主義戦争ではありません。
 現代の戦争の特徴は、テロや地域覇権国家の侵略、地域紛争などをきっかけに大国が介入して展開するという形をとっていることです。この大国とは、アメリカである場合がしばしばです。アメリカは、グローバル市場秩序の維持と安定、拡大のために紛争に介入していくのです。例えば、大量破壊兵器の所有を口実に行われたイラク攻撃では、中東の石油地帯の安定が、アメリカのグローバル企業にとっての重大課題だったのです。
 アメリカの経済は、軍事産業の割合が高くなっています。世界の武器輸出の6割は、アメリカです。世界へ自国に有利なグローバルスタンダードを押しつけるため、そして、軍需産業の利益確保のため、アメリカは好戦国家になっているのです。

 【集団的自衛権とは】
 集団的自衛権の行使とは、平たく言えば軍事同盟を結ぶことです。好戦国家アメリがが戦争を始めれば、同盟国である日本も参戦しなければなりません。イラク戦争を思い出してください。ドイツやフランスの反対にもかかわらず、大量破壊兵器の所有を口実に、アメリカ・イギリスなどは戦争を始めました。日本も小泉首相の下、自衛隊を非戦闘地域と称する場所に派遣しました。もし、集団自衛権の行使が認められていたなら、戦闘にも参加することになったはずです。そうなれば当然、死者も出ていたことでしょう。日本が戦争に参加する危険は、すぐ近くまで迫っているのです。
 まじめな多くの日本国民は、集団的自衛権の行使で、日本国が防衛できるかどうかを悩んでいると思います。しかし、日本の集団的自衛権行使を一番主張しているのはアメリカなのです。アメリカは、アフガンやイラクで莫大な戦費を使い、国家財政の危機に立たされています。軍事費の削減は緊急課題です。削減の結果、世界戦略の穴の空いた部分を日本に肩代わりさせようというわけです。
 日本は、毎年「思いやり予算」として、アメリカ軍のために莫大な税金(2000億円)を消費しています。海兵隊のグァム移転費用として支払う金額(60億ドル)も莫大です。こんな従属的国家は、世界に例が無いということもこの際考えてみる必要があります。(怒りを持って!)

 【進む有事法制】
 有事法制の整備も進んでいます。1999年には、「周辺事態法」が成立しました。2003年には、有事法制関連三法、2004年には、有事関連七法が成立しました。これらの法律により、「有事」(事後承認可)を宣言して、自衛隊の作戦行動やアメリカ軍の後方支援を円滑に行うため、地方自治体や個人に協力を強制できる体制もほぼ整いました。あと、罰則規定が入れば完成です。これにより、有事に戦争に協力しない国民は、犯罪者となるわけです。有事関連法が成立したのは、国民が小泉劇場に浮かれている間のことでした。小泉政権は、新自由主義的政策を進め国民生活を危機に陥れたばかりでなく、有事法制推進の立役者でもあったのです。マスコミも、成立に大きな役割を果たしました。
 集団自衛権行使の容認は、現憲法下での最期の総仕上げです。次は、いよいよ憲法改正へと進んでいくことになります。「憲法を改正して国防軍を!」と叫ぶ、とんでもないタカ派内閣も誕生しました。マスコミも中国や北朝鮮の危険を煽り立てています。今ここで、冷静な判断が必要です。
 最後に、ナチスドイツで戦争遂行にあたたった人物の一人、ゲーリングが、ニュルンベルク裁判で語った言葉を聞きましょう。
  「・・・・(国民を動員するのは簡単なことです。)・・・・ われわれは攻撃されかかっているのだと煽り、平和主義者に対しては、愛国心が欠けていると非難すればよいのです。このやりかたはどんな国でも有効です。・・・・・」

 S君。いろいろ言い足りないことが山ほどありますが、今回はここまでです。

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2013年1月 1日 (火)

謹賀新年

 明けましておめでとうございます。
 本年もよろしくお願いします。

 あまり読まれてはいないと分かりつつ、今年もブログを続けます。
  まず、カテゴリー「二十四節気写真」で、足の向くまま、風の吹くまま、うつろう季節を追いかけ、散歩写真を撮り続けます。
 カテゴリー「お薦めの映画・本」では、面白かった映画や本を紹介します。私は、昔から小説を読むのが苦手で、登場人物がゴチャゴチャになって、ストーリーが分からなくなります。文学的表現も、速く結論を言えと言いたくなってしまいます。今年は、小説も読むよう努力します。ちょっと無理かも・・・?。
 それから、ちょっと危ない安倍政権が誕生しました。憲法改正・国防軍などと言っています。原発の再稼働どころか、新設まで口にしています。今年の前半は、原発再稼働とTPPが山場を迎えると思います。カテゴリー「政治・経済」で、引き続き意見を書きたいと思います。素人の戯言と思って読み飛ばしてください。
             では。 また。

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