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2013年1月 6日 (日)

二十四節気「小寒」2013

 明けましておめでとうございます。今年最初の二十四節気は、1月5日の「小寒」です。江戸時代の暦便覧によれば、「冬至より一陽起るが故に陰気に逆らう故益々冷る也」とあります。春に向かって進んでいるにもかかわらず、寒さはますます厳しくなっていきます。今日から「寒の入り」です。
 さてここで、「二十四節気」とは何か、少し解説してみます。
  日本では、明治に新暦(太陽暦)が採用されました。それ以前に使われていた旧暦(天保暦)は、太陰太陽暦です。太陰太陽暦とは、太陰暦を太陽暦による季節で調整した暦です。この太陽暦による季節が二十四節気です。月の満ち欠けを基準にした太陰暦の一年は約355日、太陽暦の一年は約365日、11日もズレが生じます。このズレを補正するため、太陰暦では19年に7回の閏月を作る必要があります。どこに閏月を入れるかを二十四節気を利用して決め、ズレを修正するのです。決め方の詳細を説明すると長くなりますので、興味のある方は他のサイトで。 お薦めサイトは、「暦のページ」です。
 現行の二十四節気は、実際の季節感から少しずれています。8月のはじめ、立秋を過ぎて秋なのに、一番暑い時期だったりします。日本気象協会は、このズレを修正するため、2012年秋を目途に日本版二十四節気を提案すると発表しましたが、まだ発表されずです。作業が難航しているようです。日本人は、現行の二十四節気に十分慣れ親しんできたように思います。~♪春は名のみの風の寒さや~♪という歌にもあるように、このズレを微妙に楽しんで来たふしもあります。俳句をはじめとして、季節変化は日本文化に深く関わっています。難しい問題だと思います。

 さて、最近の木津川土手です。年末と元日の夕方散歩に行きました。河原に出ると、水量はグッと減り、浅瀬が波立っています。
     ~気が付けば 木津川土手に今日も立つ 夕雲映し川は流れる~
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   水の枯れた砂地に、水の記憶が残されていました。浅瀬にセキレイと思われる鳥が・・。対岸の上空を無数のムクドリが・・・。
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     対岸のサイクリングロードを行く人影は、影絵を見ているようです。
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   土手の枯れたオギも夕日に輝いています。冬らしい光景です。
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   次は城陽市の東側、鴻ノ巣山です。大晦日の夕方と元日の朝出かけてきました。
 旧暦では、今は十二月です。万葉集に十二月を詠ったものは無いかと捜しました。一首だけ有りました。紀少鹿女郎(きのおしかのいらつめ)です。
     ~十二月には 淡雪降ると知らねかも 梅の花咲くふふめらずして ~
 意味:師走に雪が降ると知らずに梅の花が咲いている、つぼみのままでいずに。
 作者は、何も知らずに咲いた無垢な梅の花をやさしくいたわっているように、私には思えます。鴻ノ巣山の梅の木に、花が咲いていないかと必死に捜しましたが、一輪も無かったです。鴻ノ巣山の梅は、世間をよく知っているのかも?・・・。
 山道には、夕日の斜光に照らされてクヌギの落ち葉が敷き詰められています。帰り道、水度神社では、深夜の初詣を迎える準備が進んでいました。
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   一枚目、元日の水度神社。二枚目、鴻ノ巣山の紅葉の残る三つ葉ツツジ。よく見ると、もう春の準備が・・・。
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   5日の「小寒」当日は、朝からどんよりとした曇り空。撮影はあきらめて近くの書店へ。夕方になると突然の晴。木津川土手に散歩に出かけました。かなり寒いです。手袋に穴が空いているせいか、冷たくて指が痛いです。明日は手袋を買う予定です。
 枯れ草を焼く人。工事現場の影。土手の上から見る八幡方面。今年も寒さの中で始まりました。    では。また。
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コメント

墓石さん こんにちは。(*^_^*)

先週の事を思えば少しばかり楽ですね。

大晦日に元日に撮影だなんて羨ましいです。
1度やってみたいです。(>_<)

暦も色んな解説があって面白いですね。
木津川縁も鴻巣山も夕日を浴びた風景は
素晴らしいですね!初めの3点。最後の
3点がお気に入りです。

宇治の恵心院に間もなく水仙が咲くでしょうか。

投稿: 輝子 | 2013年1月 8日 (火) 11時40分

輝子さん、こんにちは。
ご訪問ありがとうございます。
毎日、風任せで暮らしています。私にとっては、盆も正月も休日もなく、
すべて平日です。遠出をしたいと思っても、なかなか思い切れません。
いつも同じような写真で申し訳ないです。

輝子さんの「初冠雪」拝見しました。やっぱり雪はいいですね。
良い雰囲気出てますね。24番の写真が輝子流ですね。

投稿: 墓石 | 2013年1月 8日 (火) 18時17分

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