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2012年8月 7日 (火)

二十四節気「立秋」2012

 8月7日は、二十四節気の一つ「立秋」でした。江戸時代の暦便覧には、「初めて秋の気立つがゆへなれば也」とあるそうです。今日から秋の始まりですが、ここのところ毎日猛暑です。暦の季節と実際の季節感とが、最も離れた季節のように思います。しかし、暑ければ夏、寒ければ冬、涼しくなれば秋というのでは、「日本人は季節変化に敏感な感性を持っている」という自慢はできませんね。
  ~秋来ぬと目にはさやかに見えねども 風の音にぞおどろかれぬる~
  この藤原敏行の歌にもあるように、暑い中でもかすかな秋の兆しを予感するというのが、日本人流の繊細な季節感のようです。また、夏の終わりころ、夜の涼しさの中に秋の気配を感じたとき使う、「夜の秋」という言葉なども繊細な季節感の表現です。
 最初の写真は、秋を予感させる、流れる雲、田んぼの上を渡る風。2枚目、遠くに比叡山が見えています。
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  では次に、立秋の日の木津川土手に出かけましょう。今日は、午後から曇りの予報なので、午前中に出かけましょう。いつものように南へ進みます。T園芸の水性植物栽培の田んぼです。睡蓮。葉の陰で休憩する蕾といった感じで、少し涼しげに蓮を撮ってみました。
 今日も富野荘で土手に上がります。土手のヒルガオです。
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   土手を少し南へ進むと、木津川土手の大榎です。休憩中の人がいます。なぜか、大榎の下では、いつも涼しい風が吹いています。
 南へさらに進むとキョウチクトウの花です。キョウチクトウといえば、私はキョウチクトウの歌を思いだします。反戦・平和の歌です。
          夏に咲く花 夾竹桃     戦争終えた その日から
     母と子供の おもいをこめて  広島の 野にもえている
        空に太陽が 輝くかぎり       告げよう世界に 原爆反対を
 しかし、この歌、久しく聞いていないです。私の記憶の底では、確かに響いているのですが・・・。
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  近くに、サルスベリの花です。アララギ派の歌人、古泉千樫は百日紅が好きだったようで、百日紅を歌った歌をたくさん残しています。
       家いずれば すなはち見ゆる墓原に たかだかと咲く 百日紅の花
       さるすべり 花咲くかげに男ゐて ちひさき墓を 掘りにけるかも
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   土手には、オニユリも咲いています。
Risshu5_001   オニユリによく似たコオニユリというのがあるそうですが、オニユリは、3倍体のためムカゴを着けて増えるそうです。写真の花は、ムカゴが着いているので、オニユリに間違いなしです。オニユリの百合根は、漢方の百合(ひゃくごう)の名で滋養、強壮、解熱等に用いられる薬だそうです。茶碗蒸しの百合根は最高ですね。
 では、立秋の日の撮影はここまでです。

  
  次に、最近写した写真です。最初は、流れ橋で遊ぶ家族です。この家族は、中国の方です。日本に永住する予定と言っておられました。
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   7月31日の流れ橋です。この日は晴れすぎて、赤い雲の量が少なめでした。
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   8月3日の流れ橋です。水量がぐっと減りました。
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   お別れは、土手下の茶畑です。毎日、スプリンクラーが稼働しています。夕陽に照らされると、水が金色に光ります。  では。また。
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コメント

墓石さん こんばんは。(*^_^*)

心持涼しく感じるのは私だけでしょうか。
でも外へ出ると汗ダクです。

田んぼの稲が波打つのも良いものですね。
また流れ橋の夕日の美しい事!今まで何点も
名作が生まれてるのでは!
茶畑のスプリンクラーが稼働すると水が金色に
輝く様は木津川べりの特権でしょうか。

素敵な風景を見せて頂いて有難うございました。♪

投稿: 輝子 | 2012年8月 9日 (木) 19時45分

輝子さん、こんばんは。
写真を見ていただきありがとうございます。

毎日暑いですが、昨日は、夜、涼しかったですね。
今夜も涼しそうです。これからは、だんだんとこういう日が
多くなってくると期待しています。

今日も日中、木津川土手に散歩に行っていました。
日に焼けて、体が熱いです。 では。

投稿: 墓石 | 2012年8月 9日 (木) 20時41分

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