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2012年7月 7日 (土)

二十四節気「小暑」2012

 7月7日は、二十四節気「小暑」です。江戸時代の暦便覧には、「大暑来れる前なれば也」とあります。 梅雨明けが近く、集中豪雨の頃です。まもなく本格的な暑さが始まります。蓮の花が咲き始め、蝉の大合唱もまもなく始まります。
 今年の梅雨は、やたらと雷が多いように思います。雨も激しく一度にまとめて降るという感じです。積乱雲が発達しやすい状態になっていると思います。これも温暖化の影響なのでしょうか。 

 今日、7月7日、京都府南部は雨のち曇りです。雨の降っている間に、雨の蓮田の写真を撮るため、城陽市奈島の蓮田へ出かけました。奈島は、宇治丘陵から流れてくる青谷川が、木津川に合流する水田地帯です。
 山には霧。蓮の花も咲き始めです。花は一輪のみです。蓮が水田で稲と共同生活。昨年まで蓮田だった場所と思います。
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   雨も直ぐにあがってしまいました。今日の写真はここで撤退です。
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   先日、「小暑」にふさわしく、よく晴れて暑い日がありました。次は、この晴れた日の木津川土手にご案内しましょう。
 自宅を出発し、南へまっすぐ進みます。水田の上に白い夏の雲が盛り上がっています。富野荘という所で、土手に上がります。ここから、大榎はすぐ近くです。大榎の下を行く高校生の制服も白です。
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   大榎と高校生。長谷川河口から見る山城大橋。畑仕事の夫婦。
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   まだ、アカツメグサが咲いている場所もあります。今の時期、土手は、草刈りの真っ最中です。草刈りが済むと、土手はつまらなくなります。
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   次の一枚目の写真、私の好きな場所です。左手に見える鎮守の森は水主神社です。日本書紀に記された大溝開削(その遺構が現在の古川)を成し遂げたといわれる水主一族が、祖神を祀った神社です。二枚目の写真、神社の入り口には、水主神社の石碑が建っていますが、その隣に樺井月神社の石碑もあります。樺井月神社は、木津川対岸の田辺樺井にあった神社が、たびたびの洪水のため移されてきたものです。樺井神は農耕用の牛馬の守護神で、かって神社は、多くの参拝者で賑わっていたそうです。農耕に牛馬が使われなくなった今は、訪れる人もなく「狛牛」がひっそりと横たわっています。
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  Shousho5_001 今の時期、水主付近の土手には、ヤブカンゾウが咲いています。カンゾウ(萱草)は、「忘れ草」とも言って、万葉集に五首も詠まれているそうです。まず、大伴旅人の歌です。
     忘れ草 我が紐に付く 香具山の 古りにし里を 忘れむがため
 意味は分かりやすいですね。次は、大伴家持の歌です。
    忘れ草、我が下紐に 付けたれど 醜(しこ)の醜草 言にしありけり
   意味: 忘れ草を下着の紐につけたけれど、忘れ草とは名ばかりで、ひどい草です。(少しもあなたのことを忘れられないのです。)
 中国原産の史前帰化植物で日本中に広がり、今でも山菜として食べられていて、3倍体のため種子ができず根茎で増えるユリ科の花だそうです。私は食べたことはないです。
  次は蓮田です。順調に成長中です。花にはまだ早いです。
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   土手で遊んでいるうちに、夕陽の時間が迫ってきました。赤味を帯びた光の中を、近鉄電車がいきます。犬を散歩させている人の影も長くなってきました。
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   急いで流れ橋まで自転車を走らせましょう。・・・流れ橋の夕陽、ちょっと遅刻でした。これで、晴れた日の木津川土手は終了です。
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   最後は、別の日に撮影した夕陽の蓮田です。今の時期、蓮田に上がる謎の気泡。私は、かってに「蓮の息」と名付けています。泥の中でじっと耐えて生きる蓮の息だと思っています。メタンガスであれば笑いものですね。
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   お別れは、夕陽による蓮の影です。  では、次は大暑です。
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コメント

墓石さん こんばんは。(*^_^*)

蓮が気になりますが、良い時に行かれたのですね!
大雨こそチャンス。また夕日に輝く蓮が凄く素敵です。

私も行かなきゃ!行く所はいつも一緒なんですよ。
私は夕方は忙しいので朝なんです。蓮撮影も大変
ですね。(>_<)

投稿: 輝子 | 2012年7月 8日 (日) 19時14分

輝子さん、こんばんは。
写真を見ていただきありがとうございます。

城陽市の蓮もボチボチ咲き始めてきました。
まだ、咲いている数は少ないですが。
最近、私は散歩写真に徹しているという感じで
宇治田原も含めて他地域に撮影に行けていません。
運動も兼ねて、当てもなくふらふら自転車で走っています。

輝子さんの新作、「高原の風」拝見しました。
いいですね~。まだ雪もあったんですね。

投稿: | 2012年7月 8日 (日) 21時08分

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