写真2011.1~

2011年11月19日 (土)

和歌山県串柿の里

 一昨日、和歌山県かつらぎ町四郷の「串柿の里」へ行ってきました。以前から、一度は行きたい場所としてリストアップしていました。
 この日は、朝10時半に家を出発しました。ところが、高速に入ってから、かつらぎ町ホームページからダウンロードした四郷地区の案内図を忘れたことに、ハタと気づきましたが、もう遅いです。何とかなるだろうと前進です。
 第ニ京阪→近畿道→阪和道と乗り継いで、国道480号で和泉山地を越えました。国道480号は、対向車と離合できない箇所もあり、急カーブの連続。ようやく峠を越え下り坂に。ここまで、2時間弱の道のりです。
 おーっ! 眼下に串柿の里が見えてきました。柿の紅葉もすごいです。
 帰ってから案内図を見たところ、この集落は「平」地区だったと思われます。まずは、この場所から撮影です。
Shigou1_001_01_2 Shigou1_002 Shigou1_001
  

  

   
    
    とにかくすごい柿の量です。この感動をどうすれば写真に切り取れるか、下から見上げたり、アップで狙ったり、広角も使ったり、悪戦苦闘です。
Shigou2_001 Shigou2_002 Shigou2_003

  

  

   
    柿は、道路脇にも並んでいます。道路の曲線を活かしたり、いろいろ試して見ました。
Shigou3_002 Shigou3_001 Shigou3_001_01

  

  

   
    作業小屋ものぞきます。作業している人にモデルを依頼しようかと思いましたが、そこまでの戦闘力が無かったです。以前なら、絶対やっていたと思いますが・・・。
Shigou4_003 Shigou4_002 Shigou4_001_01 Shigou4_001 Shigou1_003 Shigou3_003

 

  

  

  

    
    

  さて、「平」地区での撮影も一段落です。地図も持たずに闇雲に移動です。道路脇に、「串柿の里」と書かれた矢印を発見しました。矢印に沿って進みます。どんどん山の上に上がっていきます。道はどんどん狭くなり、車は一台しか通れません。とんでもないところに入ってしまったようです。もちろんUターンするスペースもありません。堀越観音の標識も出ていましたので、どうやらこの上に観音堂があるらしいです。林道は走り慣れているものの、あまりの急斜面と細さに少し心配になってきます。
 やっと到着です。ここは、「中畑」という地区らしいです。谷を挟んだ向こうに、さっきまで居た「平」地区と国道480号も見えています。高いですね。
Shigou6_001_2 Shigou6_002Shigou6_003 

  

  

   
    時間も遅くなってきたので帰路につきましたが、地図を持たないため、山を下りたところで道を間違えました。国道に出る道とは逆方向に進んでしまいました。結果、幸運なことに別の柿の里に行き着きました。柿の作業をしておられた方に聞いたところ、ここは「大久保」という地区らしいです。茅葺きの民家もあり、最高の場所です。最初から、ここに来るべきでしたが、もう遅いです。日がだいぶ傾いてきています。急いで撮影です。撮影できた時間は、わずか15分くらいだったと思います。少し残念ですが本日、これで終了です。
 四郷地区は、和泉山地の急な斜面にあるため、水田はほとんど見かけません。この地の先人の方たちが、柿の木を植えて生活を成り立たせてきたのだと思います。深く頭の下がる思いで帰路につきました。
 これから初めて柿の撮影に行く人へ一言。まず大久保地区を目指すのがいいと思いますね。運転に自信のない人や、大きな車の人は、中畑地区には入らないことです。
    では。また。
Shigou7_001Shigou7_002Shigou7_003  Shigou7_005  Shigou7_004

| | コメント (10) | トラックバック (0)

2011年11月17日 (木)

背割り堤紅葉2011

 昨日、11月17日、良い天気に誘われて、自転車で木津川サイクリングロードをブラブラと、八幡市の背割り堤に紅葉の撮影に行きました。その情報をお知らせします。
 結論を先に言えば、17日時点では、ほとんど紅葉はしていません。今度の土曜、日曜もまだまだだと思います。どの程度の紅葉か、まずは3枚。ところどころ赤みを帯びている程度ですね。来週後半以降ですかね?
Sewari_001 Sewari_002 Sewari_001_01

   

  

   
    残念ですが撤退です・・・・・。
 帰ろうとしていると、猫が多数登場。10匹はいたと思います。この土手には、これだけの猫を養うだけの食料は無いと思います。誰かが餌を与えていると思われますね。結局、猫と遊んで時間を過ごしてしまいました。日も傾き始めました。
Sewari_001_02 Sewari_002_01 Sewari_003
   

  

   

    夕陽の当たる歩道の写真3枚です。紅葉していれば、もっと良い雰囲気に撮れたと思いますが・・・・。あっ、それから、猫についての予想、当たっていました。中年の男性から大量の餌をもらっていました。   では。また。
Sewari_003_01 Sewari_001_03 Sewari_002_02

| | コメント (4) | トラックバック (0)

2011年11月10日 (木)

雨の日の霧と柿

 先日の土、日は、久しぶりの雨となりました。雨は、土曜の午後から降り始めました。雨と柿の写真を撮ろうと、雨の日を待っていましたので、ただちに宇治田原に出動です。
 急いで出発したのですが、どこへ行こうかと迷いますね。まずは、禅定寺の3枚です。ウーン、雨の雰囲気がもう一つ足りないですね。霧もないし・・・・。
Kirikaki_a03 Kirikaki_a01 Kirikaki_a02

  

  

   

     
    
    禅定寺はすぐあきらめて、霧の写真が撮れるのではないかと、かねてより予想していた場所へ行ってみました。予想通りの霧が発生していました。雰囲気はいいですね。しかし、山が両脇から迫っているので少し暗い感じですね。柿の木も目立たないです。
Kirikaki_b01_01 Kirikaki_b03_01 Kirikaki_b02_01

  

  

   

    

     ここも直ぐあきらめて、今度は高尾へ。宇治田原町高尾は、宇治丘陵が隆起したときに、田原川が削りだしたV字谷の上にあり、田原川から供給される水分により、霧がよく発生します。ここなら霧の写真は間違いなしです。
 この日は霧が深く、周囲の山が見えないくらいに霧が出ていました。霧が深すぎるのも困ったものですね。贅沢言うようですが・・・。
Kirikaki_c01_07 Kirikaki_c03_02 Kirikaki_c01_06

  

  

   
    霧は動きが速く、周囲の山が何も見えなくなったかと思えば、また、くっきりと見えてきたりします。気長に待つ必要があります。イライラしますが・・・。
Kirikaki_d01_04 Kirikaki_d01_05 Kirikaki_d02_02

  

  

   
    この日は、写真家のTa氏が撮影に来ておられました。Ta氏は、京都南部を拠点とする、代表的写真家の一人です。雑誌「風景写真」組写真部門のトップを走っておられます。
 土曜日の撮影は、日が暮れてきたのでここで終了です。
Kirikaki_e02_03 Kirikaki_e02_04 Kirikaki_e01_02

  

  

   
    日曜日は引きこもり生活を決めていましたが、昨日の写真が不出来だったため、夕方になって再び高尾へ出掛けました。決断が遅かったため、辺りは暗くなり始めていました。それが幸いしました。高尾の集落の入り口から見ると、霧が雲海のように見えていました。京都市内の町の灯りが見えていますね。
Kirikaki_f01_09 Kirikaki_f02_05

  

   

   
      
    
 さらに集落の上に出て柿と霧と町の灯です。ストロボは、内蔵ストロボ一発だけです。フィルムで撮影していた頃は、長時間露光をして、その間に何発もストロボを発光させたり、自動車のヘッドライトで照らしたりして、露光に苦労していました。それが、内蔵ストロボ一発で、これだけ写せるとは驚きです。デジタルは撮りやすいですね。
    では。また。
Kirikaki_f03_03 Kirikaki_f04

| | コメント (8) | トラックバック (0)

2011年11月 4日 (金)

鷲峰山の朝

 宇治田原町と相楽郡和束町にまたがり、「鷲峰山」という山があります。「じゅうぶざん」、「じゅぶざん」、「じゅぶせん」などと読まれています。南山城地方の最高峰です。古くから山岳信仰の霊場として、長い歴史があるようです。役小角(役行者)によって開かれ、奈良時代に、、平城京の鬼門封じとして聖武天皇によって寺が建立され、かなり繁栄したようです。その後、後醍醐天皇が、この地を通って吉野に逃げたため、後を追ってきた鎌倉幕府軍により焼き討ちされたそうです。現在では、山頂付近に、国の史跡に指定された「金胎寺(こんたいじ)」という小さな寺があるだけです。

 さて、先日の早朝、この鷲峰山に撮影に行ってきました。鷲峰山では、雲海を見ることができる場所がいくつかあるようですが、私の行った場所は、車で簡単に行ける場所です。奥山田というところから林道へ入った直ぐのところです。
 朝、6時少し前に家を出発。6時半には、撮影ポイントに到着です。この日は、雲海は無しでした。次第に東の空は赤くなっていきます。間もなく日の出です。
Jubusen_001 Jubusen_003 Jubusen_002

  

  

   
    山の上から朝陽が差し込み、地面近くの朝霧が輝き始めます。山の樹にあたった光が、光芒を作っています。
Jubusen_004 Jubusen_005 Jubusen_006

  

  

  

   

    鷲峰山の朝写真は以上で終わりです。早起きして頑張ったのに、あっけなく終わりました。帰りに、禅定寺の柿のポイントに寄りました。ここは、まだ朝の雰囲気が少し残っていました。さらに、宇治川のダム湖へも回ってみました。ここも、谷が深いので、まだ朝の雰囲気が残っていました。朝早起きはいいものですが、なかなか起きられません。早起きすると、その日は一日中体調が良くないです。     では。また。
Jubusen_007Jubusen_009Jubusen_001_01 Jubusen_008 Jubusen_010   

| | コメント (8) | トラックバック (0)

2011年10月20日 (木)

竹田城雲海写真

 昨日、10月19日、兵庫県朝来町にある竹田城の雲海撮影に行ってきました。
 竹田城とは、全国屈指の山城遺構で、有名な雲海撮影ポイントです。ちょっと大げさですが、東洋のマチュピチュとも言われています。標高353メートルの山頂に位置し、本丸を中心に南北に両翼を広げたような構造をしています。但馬の守護大名・山名宗全が基礎を築いたとされ、太田垣氏が5代にわたって城主となり整備されていったそうです。

 朝3時前に起床。これが最大の難関ですが、なんとか、3時に出発できました。京滋バイパス、名神、中国道、播但道と高速を乗り継いで、5時に和田山ジャンクション到着です。名神と中国道では、大型トラックの洪水、生野辺りからは霧に悩まされました。
 和田山ジャンクションを出て、JR竹田駅の少し南から山へ入る予定でしたが、霧のため看板を見落として、少し迷いましたが、南登山道から駐車場に到着できました。この南登山道は、道が狭く車の離合は困難です。シーズンの土日は、下りの一方通行になっていて、「山城の郷」経由の西登山道からしか入れません。土日に行く人は注意です。西登山道の方が道が広く走りやすいです。駐車場はよく整備されていて、50台は止められます。第2駐車場も準備されています。
 駐車場からアスファルトの舗装道路を15分ほど歩くと山頂です。確かに雄大な雲海が広がっていました。城郭の石垣跡は南北に翼を広げたような形をしており、2枚目の写真は天守より見て北側(北千畳と言うらしい)、3枚目は南側(南千畳?)です。かなり空も赤みを増してきました。
Takedaj_003 Takedaj_001_02 Takedaj_002

  

  

   
    いよいよ日の出です。辺りが金色に輝き始めました。感動の瞬間の北千畳・・・・と書きたいところですが、無情にも太陽は雲の中に・・・。結果、落ち着いた静かな雰囲気の北千畳の写真になりました。定番の構図ですが・・・。
Takedaj_001_03 Takedaj_001_06 Takedaj_001_04

  

  

   
     到る所、石垣の上に立って記念写真を撮る人がいるので、風景写真にはちょっと邪魔ですね。石垣の上で踊っている女の人を3組も目撃しました。飛び上がって、雲海の上を飛んでいるような写真を狙っていたのだと思いますが・・・。
 この後、天守台を南千畳方面へ降りて撮影です。南千畳より見た北側の2枚です。3枚目、雲海の中に山が見えていますが、ここには、観音寺山城というのががあったそうです。
Takedaj_002_02 Takedaj_001_05 Takedaj_001_07

  

  

   
    空をたくさんのすじ雲が流れていきました。今日の撮影は、これで終了です。
 帰り道、藤和峠というところにある撮影ポイントにも寄ってみましたが、ここは撮影のパターンは一つしかなく、しかも超望遠が必要な気がします。 では。また。
Takedaj_001 Takedaj_001_01 Takedaj_001_08

| | コメント (12) | トラックバック (0)

2011年10月13日 (木)

広角レンズ購入

 先日、広角レンズを購入しました。{SIGMA 10-20mm F4~5.6 EX DC HSM }です。APSサイズに換算しても、15mmなので少しだけ広角だと思います。以前、フィルムカメラを使っていた頃は、20mm を持っていたのですが、実はあまり使いこなせていませんでした。標準ズームの広角側28mmで、十分広角だと思っていましたもので・・・・。今回が、実質、広角レンズ初体験ということになります。
 さて、いよいよ試し撮りです。フィルムカメラを購入した最初の頃、よく、「一本勝負」というのをやっていました。撮影に行くとき、フィルムは一本、レンズは単焦点の50mm一本しか持って行かないというものです。単焦点レンズ一本で、広角的表現や望遠的表現を工夫しようというわけです。これに習って、今回も、買ったレンズの一本勝負です。有名撮影地に出掛けるなら、こんなことはやらないですが、なんせ、出掛けるのは、いつもの木津川土手の散歩なもので、後悔する場面も無いと思います。何回か散歩撮影に出掛けてきました。その時の写真です。

 終わりかけの蓮田で花托を一枚。接近すると迫力がでますね。台風で壊れた流れ橋です。迫力を出すため、立ち入り禁止の場所に侵入。広角は、被写体に思い切り接近しないと迫力がでないです。いつもの案山子ですが、稲穂の方を主題にして、稲穂を強調して撮ることができました。
Koukaku_001_01_2 Koukaku_002 Koukaku_001_02

  

  

  
    田んぼに藁の束です。ウーン! これは難しいです。
Koukaku_002_01 Koukaku_001_03 Koukaku_004

  

  

  
    この田んぼは、第二名神城陽ジャンクション工事のため、今年が最後の収穫となりました。去りゆくものの寂寥感を出したいですが・・・・・。ローアングルで接近して一枚。夕陽を入れて寂しげな一枚。
Koukaku_001 Koukaku_005

   

  

   
    
  ススキの下から空を見上げてみました。空に向かって立ち上がる植物たち・・・・・。しかし、ススキの葉は、体に当たるとカユイ。
Koukaku_003 Koukaku_001_06 Koukaku_001_04

  

  

  
   桜の木が、毎日少しずつ葉を落としていきます。落ち葉を、散歩の人まで入れて撮影できました。こんな狭い場所が、広々とした空間に見えるのがすごい。土手に咲くハギ。土手下のコスモス。
 広角レンズ、なかなか楽しめますね。人がものを見て感じるイメージに、よりに近い気がします。しばらく、散歩のお供に連れて行きます。  では。また。
Koukaku_003_01_2 Koukaku_001_05 Koukaku_001_07

| | コメント (10) | トラックバック (0)

2011年10月 2日 (日)

加茂町の彼岸花

 先日、木津川市加茂町の恭仁京史跡に、彼岸花の撮影に行ってきました。
 新しいカメラ、ニコンD5100を購入しましたので、その試運転の意味もありました。レンズは、ニコン18-200VR F3.8-5.6です。カメラ本体よりも、レンズの方が高価でした。CCDがフルサイズなので、18mmという広角はうれしいです。

 天気は晴天。出発です。国道24号を南下、307号線に入ります。ここで、ちょっと寄り道をします。山城郷土資料館の近くに、国指定史跡「高麗(こま)寺跡」があります。7世紀初頭(飛鳥時代)に、高句麗からの渡来してきた狛(こま)氏により創建された国内最古の寺院跡のひとつです。ここにも彼岸花が咲いています。柿の木があって、彼岸花が咲いていました。ここは早々に切り上げます。
 今日の目的地、恭仁京史跡に到着です。車は、傍の空き地に駐車できました。恭仁京は、奈良時代、聖武天皇によって造られた都ですが、わずか4年あまりで廃都になり、その後、山城国分寺として再利用されました。
Higanb_001kamo Higanb_001kamo_01 Higanb_003kamo

 

  

   
    この史跡付近では、コスモスやソバが植えられています。ソバの花の白いバックに、彼岸花を入れてみました。
Higanb_001kamo_02 Higanb_002kamo_01 Higanb_003kamo_01

  

  

  
    この史跡の周囲は、黄金色の田んぼが広がっていて、田んぼの畦道に彼岸花が咲いています。のんびりと撮影です。カメラのボタン操作も、のんびりとした撮影では、特に問題は無しです。
Higanb_001kamo_03 Higanb_001kamo_06 Higanb_004kamo

  

  

   
    あてもなくウロウロするうち、ネギに肥料をまいている人がいました。ネギは茶色く変色していたので、私が、「ネギが枯れてしまいましたね。」と声を掛けたところ、「このネギは、今植えたばっかりだ~。」と笑われてしまいました。ネギの苗は、枯れたように見えるものですかね? 恥をかきました。
Higanb_005kamo  Higanb_002kamo_04 Higanb_006kamo
  

  

  
  
    この後、車を307号線と木津川との間の田んぼに移動させて、撮影を続けました。ここにも、大量の彼岸花です。
Higanb_002kamo_03 Higanb_001kamo_04_2 Higanb_004kamo_01Higanb_003kamo_02_2 Higanb_002kamo_02_2 Higanb_001kamo_07_2

   

  

   
  

   

   

     
    夕陽の時間が迫ってきたので、急いで恭仁京 史跡に戻ります。さっき、夕陽を狙おうと思っていた場所に直行です。
Higanb_001kamo_08 Higanb_003kamo_03 Higanb_004kamo_02
  

  

  
   
    陽が沈みました。ストロボで彼岸花を浮き立たせる作戦に出ましたが、ここで問題発生です。ストロボの露光補正のやり方が分かりません。補正せずに発光させます。ここで、また問題が。レンズフードで光がけられます。直ぐ、フードをはずして発光。それでもけられる部分がでました。手間取っている間に暗くなってしまいした。今日は、これで終了です。  では。また。
Higanb_005kamo_01 Higanb_006kamo_01 Higanb_007kamo_01

| | コメント (9) | トラックバック (0)

2011年9月22日 (木)

宇治田原高尾の彼岸花

9月21日から22日にかけて、台風15号が駆け抜けていきました。各地に大被害が出たようですが、私は、不謹慎にも雨の中を撮影に出掛けました。目指すは、宇治田原町高尾の彼岸花です。高尾は、田原川が削りだした深いV字谷の斜面にある小さな集落です。川面からの高さは200mくらいです。ここは、雨の時、よく霧が発生します。また、彼岸花も数が少ないですが咲いています。近くで、簡単に霧と彼岸花を合わせて撮れる格好の場所です。
 雨の中を出発です。曲がりくねった山道を進み、集落を抜けると視界が開けます。道ばたに、雨に濡れたチカラシバです。彼岸花は道ばたには一本だけでした。
Kounokiri0120_2 Kounokiri0220_2 Kounokiri0320b_2

  

  

   
    この道の下は、急な斜面になっていて、梅の木や柿の木が植えられています。この急な斜面を降りていきます。雨が降っているときは、足場が悪く滑りやすいので注意です。少し降りると彼岸花です。ひっそりと霧の中に咲いていました。静かな雰囲気です。
Kounokiri0120b_2 Kounokiri03_0120 Kounokiri0320

  

  

   
    斜面をあっちこっち移動しながら撮影です。雨の降る斜面で、傘をさしながらの撮影は、ちょっと大変。しかも、開放絞りF5.6の標準ズームでは、なかなかボケを出すのは難しいです。
Kounokiri02_0120 Kounokiri02_0220 Kounokiri01_0120

  

  

  
    斜面からはい上がって、今度は道の上側の斜面に突入です。ここは、ちょっとした杉林があります。ズボンはドロドロ。もうかなりやけくそ気味です。
Kounokiri01_0220 Kounokiri02_0320 Kounokiri03_0220
  

  

  
   
    ここで、頭を冷やして万葉集です。万葉集では、「彼岸花」は、「いちし」という名前で出てくるようです。一首のみのようです。
    ★道の辺の いちしの花の いちしろく 人皆知りぬ 我が恋妻は     柿本人麻呂
   意味::道端のいちしの花が目立つように、私の恋しい妻のことをみんなに知られて     しまいました。
 この地点より上には、彼岸花はありませんが、車で霧の中を進みます。道路の脇にはススキです。チカラシバも目立ちます。
Kounokiri03_0320 Kounokiri02_0420 Kounokiri01_0320

  

  

   

    栗の木や柿の木も霧の中です。
Kounokiri02_0520 Kounokiri01_0520 Kounokiri03_0420

  

  

  
    私の好きな柿の老木も霧の中。杉の木がシルエットになっています。
Kounokiri01_0620 Kounokiri03_0520 Kounokiri02_0620

  

  

  

   

    今年は天候と体調の不良のため、彼岸花の撮影は出遅れました。これが、が最初の彼岸花です。では。また。

| | コメント (6) | トラックバック (0)

2011年9月15日 (木)

犬打川のコヤブラン

 宇治田原町に、犬打川という小さな川が流れています。鷲峰山から流れ下り、田原川と合流し、宇治川とへと流れ込みます。鷲峰山の谷から出た辺りから、川沿いに狭い田んぼが続いていて、このあたりの水は澄んでいて、夏には蛍が飛び交います。この付近の田んぼで仕事をされていた方に伺った話によると、ここは、水が綺麗なので、穫れた米はかって、皇室に献上されていたということです。真偽のほどは分かりません・・・。このあたりは、私のよく行く撮影ポイントです。
 さて、この川の土手には、コヤブランが群生していて、今の時期、花をつけています。この花は、葉がランに似ていて、藪や林下に多いのでヤブランの名があるようですが、ラン科ではなくユリ科だそうです。別に珍しい花でもなく、特別綺麗な花でもないですが、草むらに、けなげに紫の花をつけていて、何となく引かれます。先日、撮影に行ってきました。
Oitak0125 Oitak0312b Oitak0112

 

  

   
    このようにけなげな花は、たぶん万葉集に登場すると予想して調べてみました。ありました。14首あるようです。ただし、山菅(やますげ)という花は、ヤブランという説やカヤツリグサ科の菅(すげ)という説もあるようです。
  ★妹がため 菅の実摘みに 行きし我れ 山道に惑ひ この日暮らしつ    柿本人麻呂
  意味:あの娘のために菅(すげ)の実を摘みに行った私は、山道に迷って、一日を過ごしてしまいました
   ★ ぬばたまの 黒髪山の 山菅に 小雨降りしき しくしく思ほゆ       柿本人麻呂
   意味:黒髪山の山菅(やますげ)に小雨が絶え間無く降るように、ずっーとあの人のことを思っています。
Oitak0122 Oitak0312 Oitak0212
  

  

  

  

   
    コヤブランの群生の近くに、ツユクサも咲いていました。ツユクサは、万葉集では、月草といわれ、9首があるそうです。
   ★朝咲き 夕は消ぬる月草の 消ぬべき恋も 我れはするかも  作者不詳
  ★月草の うつろひやすく思へかも 我が思ふ人の 言も告げ来ぬ   大伴坂上大嬢
  また、ツユクサは、色が水に溶けやすい性質を利用して、友禅染めの染色の下絵を描く染料として利用されるようになり、ツユクサの栽培変種であるオオボウシバナは江戸時代中期から滋賀県草津市を中心に栽培され、現代の草津市の市花でもあるそうです。
      では。また。
Oitak018 Oitak01_0312 Oitak028

| | コメント (4) | トラックバック (0)

2011年8月29日 (月)

宇治田原町キツネノカミソリ

 先日、久々に隣町の宇治田原町に撮影に行きました。最近は、少々気力が失せて、撮影といえば、木津川の土手を散歩がてらに撮るといった状態が続いていましたが、秋の花も咲き始めているのではないかと思い、出掛けました。
 高尾という所で、キツネノカミソリが咲いていました。キツネノカミソリは、今の時期、彼岸花よりも早い時期に咲きます。高尾の道路脇斜面のいつもの場所です。ヤブ蚊がすごかったです。
Kitune01_0125 Kitune0125_2 Kitune0222 

 

 

   
    キツネノカミソリは、彼岸花と同じ属の植物です。昔から、花が咲く時には葉がなく、葉の茂る季節には花がない植物の仲間をハミズハナミズと呼んだり、葉の形を剃刀にみたててカミソリグサなどと呼んで、ひとまとめにしてきたようです。そのため、ヤクビョーバナ、ジュズバナ、ジゴクバナなど、彼岸花と共通の名前で呼ばれる地方もあるようです。ヒガンバナのような派手さはないです。そのため、カミソリグサに、キツネ~とつけてキツネノカミソリと呼ばれているともいわれています。
Kitune0225Kitune0325 Kitune0625Kitune0425Kitune0525 

 

   

   

  

    
     

   この後、少し高い位置にある高尾から降りて、南というところの水田へ。ここは、鷲峰山から流れてくる犬打川が流れています。この辺りの水田の水路脇にもたくさんキツネノカミソリが咲いています。良い雰囲気です。
 今回は、久々の宇治田原でした。では。また。
Kitune0522 Kitune0422 Kitune0622

| | コメント (8) | トラックバック (0)