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2011年8月25日 (木)

二十四節気「処暑」2011

 8月23日は、二十四節気の一つ「処暑」でした。江戸時代の「暦便覧」には、~陽気とどまりて、初めて退きやまんとすれば也~ とあります。暑さが止み、萩の花が咲き始め、朝夕は心地よい涼風が吹く頃ということです。
 京都府南部では、18日の夜、激しい雨が降りました。それを機会に、処暑にふさわしく急に涼しくなりました。秋雨前線が南下してきて、早くも秋雨の頃の天気図となり、その後もよく雨がふりました。秋雨は、「秋霖」などという、風流で物静かな感じの言い方がありますが、しかし、実際に降ったのは、雷鳴とどろく豪雨で、各地で竜巻の被害も出たようです。全くの異常気象です。温暖化は確実に進んでいるようです。このままだと、二十四節気の表現もだいぶ書き直す必要がありそうです。

 さて、今日もまた、自転車で「処暑の秋」を探しに行きましょう。目指すは、いつものように木津川土手です。午後3時に家を出て、南へ進むコースを行きます。住宅街を抜け、田んぼ道へ出ます。田んぼでは今の時期、稲に穂が付いて花が咲いています。よく見るとハナムグリの仲間と思われる甲虫が花を食べています。今日は、気分を変え水主神社を通ります。神社の鳥居の前の田んぼを風が渡っていきました。
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    いつものように、富野で土手に上がります。土手へ上がる道で、いつものように坂の上の雲をチェックします。残念ながら、今日は良い雲は出ていません。写真は別の日のものです。土手の草むらでキノコ発見です。こんな場所で珍しいです。
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    草むらにはいると、驚いた虫たちが音を立てて跳びまわります。しばらく草むらで遊びます。
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    ススキの葉に、ヘクソカズラが巻き付いていました。ヘクソカズラとは、すさまじい名前ですが、花はかわいいです。まさか万葉集には詠まれていないと思いましたが、調べてみると意外にも一首ありました。 
  ~さう莢に、延ひおほとれる屎葛、絶ゆることなく宮仕へせむ~   高宮王
意味: さう莢(けふ)にまとわりついて生い茂っている屎葛(くそかずら)のように、強くたくましく、いつまでも宮仕えをしたいものです。
 富野荘の田んぼに案山子です。土手から降りて撮影です。
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  今度は、Uターンして土手を北へ進みます。葦の仲間の西播モロコシ(?)という草の向こうに比叡山が見えています。さしたる被写体にも出会えず、寺田付近で田んぼ道を進みます。寺田芋の畑で、サツマイモの花を見つけました。以前、私は、中学一年の理科の試験問題に、「花の咲く植物を次から選びなさい」という問題を出したことがあります。この中にサツマイモが入っていました。サツマイモは、種子植物なので当然花が咲きますが、生徒のかなり多数が間違えていました。芋で殖えるから花が咲かないと思ったのです。教師の陰謀成功です。しかし、今だから言いますが、花を実際に見たのは、今が初めてです。恥ずかしい話しですが・・・。
 蓮もそろそろ終わりです。枯れた葉も目立ち始めました。
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    日もだいぶ傾いてきました。雲間から光が漏れています。
 田んぼでは、夕陽の中で蜘蛛が巣作りに励んでいました。
  土手の下のたんぼ道で、お爺さんとその孫と思われる人とすれ違いました。「こんにちは!」とにこやかに挨拶をされました。私は、少し驚いて、チョツト間の抜けた挨拶をしてしまいました。知らない人ににこやかに挨拶をする、この人は、そんなふうに年月を送ってこられたのでしょうか。姉が妹をおんぶしています。野焼きの煙の中に、よく響く笑い声が響いていました。写真的にはどうということはありませんが、心に残る一枚です。
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    処暑の日の撮影は、以上で終わりです。あとは、立秋以後に撮影した夏の写真です。
   では。また。
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コメント

墓石さん!

蓮葉の透けたのは、見事ですね。
見たこと無いですよ。

流れ橋の光景は、とっても懐かしいです。
ではでは・・・

投稿: 花岡(夢花) | 2011年8月25日 (木) 13時14分

どのお写真も生き生きとしてて
 感動的です!shine
素晴らしいお写真をありがとうございますgood

投稿: YAMAchan | 2011年8月25日 (木) 20時37分

夢花さん、ご訪問ありがとうございます。
確かに、このように枯れた蓮の葉は珍しいです。
もっと丁寧に、いろいろな場面を撮影すれば良か
ったと、後悔しています。なにしろ先を急いでい
たもので。

YAMAchanさん、写真を見ていただきありがとう
ございます。近所をウロウロするだけの写真で
申し訳ないです。  では。

投稿: 墓石 | 2011年8月25日 (木) 22時33分

墓石さんこんばんは(^^)v

丹後半島も木津川の土手も初秋の薫りがかすかに漂う頃になりましたでしょう。
私も涼しくなってきたのでカメラを持って歩くのも楽になりました。ただ感性に乏しいもので被写体探しには苦労しています。

散歩コースに「ヘクソカズラ」が咲いています。可愛い花なのになんてかわいそうな名をつけるのでしょう。葉や茎にキズをつけるとすごく悪臭がするのだそうですね。「早乙女花」とも言うそうですがその名は綺麗すぎるかも?

投稿: 徒然草 | 2011年8月25日 (木) 23時05分

徒然草さん、こんばんは。ご訪問ありがとうございます。
ヘクソカズラは、確かにものすごく臭いです。
「ヤイトバナ」という言い方もあるようですよ。
このあたりが適当な名前かもです。

投稿: 墓石 | 2011年8月25日 (木) 23時23分

先日まで少し涼しかったですが、今日は真夏日。
流れ橋へ行こうか、と思ってましたが、気力ナシ
です。
水主神社はよく聞く名で調べたらアルプラに近い
ですね。そこから流橋まで自転車の散歩は案外
距離がありそうですね。
木津川堤防にキノコがあるとは!流橋に行き交う
人々、夕焼けの空。素晴らしい風景を堪能しました。
有難うございます。

投稿: T子 | 2011年8月26日 (金) 15時11分

T子さん、こんにちは。
土手は、草が茂っているので、普通はキノコは見つかりませんが、
ここは、土手を修理した場所なので、まだ、他の植物が
侵入していなかったと思います。
自転車の休憩中に撮るといった感じの、近所の散歩写真ば
かりですみません。ありがとうございます。

投稿: 墓石 | 2011年8月26日 (金) 15時28分

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