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2011年5月22日 (日)

二十四節気「小満」2011

 五月二十一日は、二十四節気の一つ「小満」でした。太陽の位置を基に二十四節気を配置する定気法では、太陽黄経が60度のときで、5月21日頃です。一年を均等に分割する恒気法では、冬至から5/12年(約152.18日)後で、5月23日ごろになります。
  国立国会図書館及び東京大学が収蔵している江戸時代の稀少本「暦便覧」には、「万物盈満(えいまん)すれば草木枝葉繁る」とあるそうです。陽気がよくなり、草木などの生物が次第に生長して生い茂る頃という意味だそうです。

 さて、私の住む城陽市では、「荒州」と呼ばれている木津川沿いの砂地地帯に、特産の寺田芋(サツマイモ)の植え付けがほぼ終わり、スプリンクラーの稼働も始まりました。夕陽に照らされる水しぶきは力強く美しいです。手で水をまいている婦人に声を掛けて、写真を写させていただきました。ミレーの絵の題材にもなりそうな情景です。ただし、モデルの婦人は、少し嫌そうに見えましたが・・・。
 この地で栽培されている「寺田芋」は、江戸の青木昆陽が甘藷を広めたと同じ頃、嶋利平という人が、島流しで送られていた琉球鬼界ヶ島より、髪の毛の中に隠し持ち帰り、栽培を広めたといわれています。税収アップのため、この「荒州」を工場団地として開発する計画が進められ、市議会で問題になっているようです。わずかな経済効果のために、長い伝統が危機に立っているようです。いや、日本の農業全体がですが・・・。
 この婦人と少し話しをしました。「この土地から芋をとれば何も残らない。」という言葉が耳に残りました。
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    五月は、低気圧と高気圧が交互にやってきて、雨の日、風の強い日、好天の日と天気が変わります。風の強い日、城陽特産のカキツバタが風に揺れていました。雨の日、宇治川沿いの藤の花に霧が立ちこめていました。
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     晴れた日。宇治川の支流、田原川で藤の花を撮りました。田原川は、宇治丘陵の山を深くV字にえぐりながら、宇治川に合流します。この付近、昔は「出合」と呼ばれ、交通の難所だったようです。今は道路が整備され、昔をしのばせる渓谷の風景はわずかしか残されていません。
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    山城地方は宇治茶の産地です。今の時期、どこでも茶摘みの真っ最中です。宇治田原町、和束町などで撮影した茶畑です。
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    お別れは、和束町の水田。城陽市名木指定番号26の荒見神社参道のエノキ。指定番号27の長谷川河口のエノキです。では。また。
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