高取~壺坂ハイキング
3月26日。即席で作られた「万葉を歩く会」の二回目の行事で、高取~壺坂のハイキングに行ってきました。今回の参加者は、私とT.T子先生、Y.Y子先生の三人だけでした。両手に花といったところです。
近鉄壺坂山駅を出発。まずは、駅前から続く土佐町通りで行われている高取町「町家の雛めぐり」を見学しました。この町では、自分の家の雛人形を、誰でも見学できるように、玄関や縁側、店先などに飾り付け、公開しているのです。約百軒のお宅が協力しているそうです。高取町は、古くから日本一の山城「高取城」の城下町として栄え、昔からの町家が多く現存しています。古い佇まいを残した町並みと、雛飾りがマッチして大変良かったです。では、まず、町の雰囲気を伝える3枚です。古い石畳の通りに菜の花が飾られていました。(似合わない雰囲気の二人は気にせずに。)下屋敷の門を移築した「石川医院」。(診察中でした。) 古い薬局の看板。
立派な雛飾り多数。「いらっしゃいませ」と言っているような増本家の雛飾り。娘さんは50年ぶりの女の子だそうです。メイン会場の雛。
山道を登り次の目的地壺阪寺へ。壺阪寺の巨大仏像。寺からの眺望。
次は、本日のメインの目的地、「五百羅漢石仏群」。山の岩という岩に、無数の石仏が彫られています。悟りを求め一体一体心を込めて彫られたのでしょう。何故か、震災で亡くなった多くの人々のことが頭をよぎりました。
本日の最終目的地は高取城。高取城は、国内最大規模の山城です。備中松山城(岡山県)・岩村城(岐阜県)とともに日本三大山城の一つに数えられています。南北朝時代、南朝方であった越智邦澄が元弘2年(正慶元年、1332年)に築城したのが始まりと伝えられています。。江戸時代は高取藩の藩庁であったとのことです。
高取城址の石碑。石垣の最上部。下山の途中にあった猿石。 では。また。
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コメント
こんばんは(^^)
賀名生梅林の写真と一緒にひな祭りの写真も楽しませていただきました。
昨年我が家に娘も生まれたので、今年はひな祭りに行ってみたかったのですが、震災で気持ち的に行くことができませんでした。
来年はぜひたくさんのお雛様を見に行きたいものです!
投稿: Takapyon | 2011年3月31日 (木) 22時44分
ご訪問ありがとうございます。
原発と震災は、ほんとに気が重いです。
まもなく桜の時期が始まります。
楽しみたいものです。
投稿: 墓石 | 2011年4月 1日 (金) 22時32分