山の辺の道ハイキング
先日の日曜日、山の辺の道をハイキングしてきました。以前、カニすき飲み会に集ったT中学の同僚により、「万葉歩こう会」なるものが、思いつき的に結成されました。当日は6人の参加で、山の辺の道南半分(近鉄桜井駅→柳本バス停 )を歩きました。
コースの案内役は、Y.Y子先生でした。Y.Y子先生は、退職後、ネイチャーガイドの資格を取られ、奈良県の自然観光ガイドとして活躍されています。万葉集の解説を担当したのは、国語を教えていたS氏でした。S氏は、万葉集の熱心な研究家で、この日のために、山の辺の道に関係する歌をすべて抜き出して、プリントにして持ってきていただけました。
天気も良く、また、二人の解説のおかげで、楽しい一日を過ごすことができました。では、その時の写真をお届けします。
コースには、たくさんの万葉歌碑が建てられています。筆者も有名人ばかりです。すべては紹介できませんが、三つばかり掲載します。
一枚目の写真: 痛足河 河波立ちぬ巻目の 由槻が嶽に 雲居立てるらし
作者;柿本人麿 筆者;棟方志功
二枚目の写真: 山吹の 立ちしげみたる 山清水 酌みに行かめど 道の知らなく
作者;高市皇子 筆者;安田靱彦
三枚目の写真: うま酒三輪の 山青丹・・・・・・・
作者;額田王 筆者;中河興一
大美和の社展望台より。右が耳成山、左が畝傍山。山清水碑の水。桧原神社鳥居。
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